Phase044 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅣ

『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」で、ヒャクメルゲは女性客(演/藤井まゆみ)に化け、木戸松五郎(演/砂川啓介)が運転するタクシーに乗り込む。
今回は、そのフロントガラスに映し出された細山2丁目の街並みを追ってみたい。

044001 S044005
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
まず映し出される建物は、「そば丸花」。
電信柱の広告は、『透明ドリちゃん』において、「青山動物病院」という設定でレギュラー使用された「嶋田医院」。

S044007 S044006
左:2013年12月
右:2017年5月
残念ながら、現在は営業をされていない。
但し、改修個所は多々あるものの、建物は往時のままのよう。
角度を変えて見てみると、二階の窓が塞がれているのが分かる。

044003 S044008
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
次に映し出されるのは、「そば丸花」脇で遊ぶ子供たちと、ブロック塀の下部に腰掛ける小父さん二人。

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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
5月の暦、緑に覆われ分かり難いが、小父さん二人が腰掛けていたブロック塀は現存する。

S044010
上:2013年12月
冬場に撮った写真だと、お二人が腰掛けていた部分もよく分かる。

044006 S044011
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
044007 S044012
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
このブロック塀のある個人邸宅、北側の電信柱、共に健在である。

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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
次に映し出されるのは、「秀月荘」のブロック塀と階段。
現在、「秀月荘」は既に存在せず、新たな集合住宅となっている。

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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
当時、「秀月荘」の西隣は、プレハブ小屋が建つ空き地だった。
現在は、保育園となっている。

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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2017年5月
そして、最後にに映し出されるのは、今も現役で営業をされている「進藤豆腐店」。

S044021
上:2013年12月
個人商店が少なくなるこのご時世、昭和の香り漂うお店をいつまでも続けて欲しいと願う・・・。

『超人バロム・1』第22話では、「平山眼科」前(Phase040参照)を始め、小田急タクシーを用いた数シーンが『細山界隈』で撮影されている。


(映画像掲載作品)
『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」(1972/8/27放送)


Phase044 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase043 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山神明社

『細山神明社』
川崎市麻生区細山2-6-1

S042024
上:2017年5月
『細山神明社』は、鎌倉時代に祀り始められたと云われており、関東に三社ある〝逆さ大門〟の一つとして知られている。
「新編武蔵風土記稿」には、「社前一丁余を隔てて鳥居をたつ ここより社前までは下り坂なる 故土人これを逆大門とよぶ。尋常の大門は皆坂下より上へ登れるにここのみはかへりて下る故なり」という記述がある。
つまり、神社は鳥居を潜って石段を上り、社殿に到るように建てられているのが一般的だが、『細山神明社』の場合は、鳥居が丘の上にあって、坂の下に社殿が位置しているため、〝逆さ大門〟と呼ばれるという。

当神明社では、『仮面ライダー』第89話「恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!」において、少年仮面ライダー隊のナオキ(演/矢崎智紀)とミツル(演/山田芳一)がゲルショッカー戦闘員に襲われ、やがて本郷に救われるシークエンスが描かれた。

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左:『仮面ライダー』第89話より
右:2017年5月
社殿よりも鳥居が上にある、これが〝逆さ大門〟と呼ばれる所以。
狛犬の位置、手摺りの設置など、近年になり多少の変化は見られるが、漂う雰囲気は往時のまま。

042001 S042004
左:『仮面ライダー』第89話より
右:2014年9月
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左:『仮面ライダー』第89話より
右:2014年9月
042004 S042007
左:『仮面ライダー』第89話より
右:2010年9月
石段下部の様子。
現在、その両脇には石垣が築かれている。

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左:『仮面ライダー』第89話より
右:2010年9月(写①)
石段を駆け下りたナオキとミツルは、まずは右方向へ逃げるが、そこでUターンした大木が現存する。
但し、その両脇には石碑が建てられ、背後の傾斜部分も、庭園風に整備されている。

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左:『仮面ライダー』第89話より
右:2010年9月
次に、ナオキとミツルは、石段前に戻り、手水舎へと向かう。
台座を始め、既に改修されているものの、その位置は往時のまま。

042008 S042011
左:『仮面ライダー』第89話より(映①)
右:2010年9月
手水舎の次に向かったのは、その東側にあった大小二つの石碑。
現在、この場所には、神楽殿が建立されている。

S042014 S042015
上2枚:2006年5月
この二つの石碑は、石段南側に立つ大木の両脇に移設されている(写真①参照)。

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左:『仮面ライダー』第89話より(映②)
右:2010年9月
パン映像で映し出される、東側のスロープ。
背後に見える住宅もすっかり様変わりしている。

042010 S042018
左:『仮面ライダー』第89話より
右:2013年12月
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左:『仮面ライダー』第89話より
右:2010年9月
そして、ナオキとミツルは、拝殿下へと逃げ込む。
この一連のシーンは、ハイスピードで描かれており、比較的シリアスなストーリーが多いゲルショッカー編においては、珍しくコミカルな演出がなされている。

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S042036
上2枚:『仮面ライダー』第89話より
下:2014年9月
本郷(演/藤岡弘)が、ナオキとミツルの救出に駆けつけたカット。
これが、〝逆さ大門〟と言われる所以である。

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左:『仮面ライダー』第89話より(映③)
右:2010年9月
042022 S042040
左:『仮面ライダー』第89話より
右:2010年9月
ゲルショッカー戦闘員と対峙する本郷。
石段下から拝殿を望む。
境内は、いつも厳かな空気と静寂に包まれている。


以上、おおよその位置関係を明確にするために、『仮面ライダー』第89話の一連のみを掲載した。
次に、他の『東映生田スタジオ』作品で映し出された箇所も含めて考証を行いたいと思う。


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左:『透明ドリちゃん』第3話より
右:2014年9月
『透明ドリちゃん』第3話「涙のラーメン勝負」で映し出された、石段下より鳥居を捉えたアングル。

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左:『透明ドリちゃん』第3話より
右:2017年5月
042013 S042022
左:『透明ドリちゃん』第11話より
右:2017年5月
『透明ドリちゃん』では、2エピソードで使用され、共に手水舎を手前に拝殿を捉えたナメ構図が確認出来る。

042014 S042023
左:『仮面ライダーストロンガー』第6話より
右:2010年9月
『仮面ライダーストロンガー』第6話「先生に化けた クラゲ奇械人!」で映し出されたのは、映画像①に写る背丈の高い方の石碑。

042016 S042032
左:『仮面ライダーストロンガー』第6話より
右:2013年12月
掲載した映画像は、映画像②に写るスロープ。
『仮面ライダーストロンガー』第6話では、天才少年・堀文夫(演/長谷川誉)の実家として使用された。

042017 S042033
左:『仮面ライダーストロンガー』第6話より
右:2013年12月
スロープを登り切った場所。
現在、整備された階段脇には、焼却炉が設置されている。

042018 S042035
左:『仮面ライダーストロンガー』第6話より
右:2013年12月
拝殿に向かって左側の様子。
現在、スロープより境内へ車が容易に進入出来ないよう、柵が設けられている。

042023 S042042
左:『透明ドリちゃん』第3話より
右:2014年9月
映画像③とほぼ同様のアングル。

042024 S042043
左:『仮面ライダーストロンガー』第6話より
右:2013年12月
拝殿向かって右側にある管理事務所らしき建物。
『仮面ライダーストロンガー』第6話では、文夫の母親(演/中真千子)が玄関から出てくるカットが撮影された。
往時の雰囲気が、そのまま残されているのが分かる。

042025 S042044
左:『透明ドリちゃん』第3話より
右:2014年9月
場所は鳥居の西側。
『透明ドリちゃん』第3話において、出前中のシンヤ(演/真夏竜)の姿が描かれた。



(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第89話「恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!」(1972/12/9放送)
『仮面ライダーストロンガー』第6話「先生に化けた クラゲ奇械人!」(1975/5/10放送)
『透明ドリちゃん』第3話「涙のラーメン勝負」(1978/1/21放送)
『透明ドリちゃん』第11話「仮面の優等生」(1978/3/18放送)


Phase043 End


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Phase042 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅢ

(編集前記)
Phase040で取り上げました、『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」で、「平山眼科」として使用された個人邸宅につきまして、複数の方から、プロデューサー・平山亨氏(故人)の邸宅が使用されたのか?といった旨のご質問を受けました。
過去に作成されたある同人誌にそのような記載があったとのことで・・・。
愚生がお答えするのも何か変な話ですが、敢えて申し上げますと、事実ではないようです。
当時の住宅地図も調べましたが、全く別のお方がお住いでした。
同人誌に記載された方が、何か確証をお持ちでしたら、話は別ですが・・・。
個人的には、違うと思います。
ご報告まで。

今回は、『細山界隈』の二箇所を取り上げたいと思います。


041001 S041014
左:『ロボット刑事』第9話より
右:2009年11月
日本航空機研究所の葉山博士(演/田畑孝)とそのグループは、超音速旅客機・アスカ号の設計図を完成させた。
掲載した映画像は、『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」に登場するその葉山邸。
当住宅は、数年前まで細山某所に現存していたが、「平山眼科」として使用された邸宅同様、残念ながら既に解体されて久しい。
外壁は白色に再塗装されてはいたが、見事なまでに往時の佇まいを留めていた。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2013年12月
掲載した映画像は、アスカ号の設計図奪取を企み、バドーと手を組んだ小田物産株式会社の経営者・小田(演/北真知史郎)の襲撃を警戒する芝刑事(演/高品格)、新條刑事(演/千葉治郎)ら。

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左::『ロボット刑事』第9話より
右:2013年12月
葉山邸の前に停車するロボット刑事Kの愛車・ジョーカー。
道路に面したブロック塀は、既に改修されていた。

041004 S041010
左::『ロボット刑事』第9話より
右:2013年12月
新條刑事らが立っていた門柱脇。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2013年12月
隣の邸宅前の様子。
木々の成長が、時の流れを忠実に物語っている。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2009年11月
葉山邸の様子を探る情報屋・地獄耳平(演/三上左京)。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2013年12月
掲載したのは、その地獄耳平が隠れていた、葉山邸北西に設けられた擁壁中程の階段。
現在も、この近くには同様の階段が存在するが、大谷石の凹凸が明らかに異なり、撮影に使われたのは、今は立派な住宅が建つ門部分だと思われる。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2010年9月
041009 S041015
左:『ロボット刑事』第9話より
右:2017年5月
葉山博士を狙い、突如現れた小田とその部下(演/鹿島信哉)。

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上2枚:2010年9月
数年前までは、残っていたのだが・・・。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2010年9月
襲撃後、小田らが逃走した、葉山邸前から東側へ延びる道路。
この段階では現存していた三角屋根の住宅も、残念ながら今は姿を消している。


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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2010年9月
ドルゲ魔人キバゲルゲは、大野オサム(演/沢村正一)ら子供達を牙人間にして美しい物を次々と破壊しようと企む。
オサムの様子に疑惑を抱いた猛(演/飯塚仁樹)と健太郎(演/高野治幸)は、彼の実家へと向かった。
掲載した映画像は、そんな猛らに対し、クラスメイトのカオル(演/斎藤浩子)がオサムの潔白を訴えるシーン。
『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」で、大野オサムの実家として使用された個人邸宅は、今も細山某所に現存する。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2013年12月
オサムの家へと向かう猛と健太郎。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2013年12月
件の邸宅南東側は階段となっており、手摺りは既に改修されている。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2013年12月
キバゲルゲの攻撃を受けるバロム・1.
色だけでなく、転落防止の支柱そのものも改修されている。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2013年12月
階段西側の洒落たフェンスも健在。

041017 041018
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上2枚:『超人バロム・1』第27話より
下:2010年9月
キバゲルゲと対峙するバロム・1
往時の雰囲気がほぼそのままに残されているのが分かるアングル。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2013年12月
当時、階段下は、未だ砂利道だったことが分かる。


(映画像掲載作品)放映順
『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」(1972/10/1放送)
『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」(1973/5/31放送)


Phase042 End


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Phase041 『東映生田スタジオ』⑦ 【(C)第1ステージ】PartⅠ

(編集前記)
今回は、『東映生田スタジオ』の第1ステージについて考証を行いたいと思います。
尚、各作品、各シーンのうち、セット内で撮られたものが、具体的に第1ステージ、第2ステージ、若しくは第3ステージの何れのスタジオで撮影されたのか、その全容解明には至っておらず、おそらく今後も前進は難しいと思われます。
また、当Phaseは、第1ステージ全体の把握・考証を目的としておりますので、美術面での考証は最低限の記載に留め、その詳細(三上陸男(当時、「エキス・プロダクション」所属)が手掛けたショッカーのアジト側壁のデザインなど)については、別の機会に譲りたいと考えております。
ご了承ください。


【(C)第1ステージ】PartⅠ
時期によって異なるが、『仮面ライダー』におけるショッカー、及びゲルショッカーのアジト、更にはアミーゴ、立花レーシングクラブ、少年仮面ライダー隊本部といった所謂パーマネント・セット(レギュラー・セット)は、第1ステージに組まれていたと云われている。

「週刊少年マガジン」(1972年49号)では、「漫画家 石森章太郎 テレビ映画監督に変身!」と題して、巻頭カラーグラビア15ページに渡り、第84話「危うしライダー!イソギンジャガーの地獄罠」のビハインド特集が組まれている。
その中には、第1ステージに組まれていた少年仮面ライダー隊本部でのメイキング・スチールも掲載されており、大変興味深い。


最初に、アジトの変遷を簡単に振り返ってみたいと思う。

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上2枚:『仮面ライダー』第1話より(左:映①)
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第1話「怪奇蜘蛛男」における本郷猛(演/藤岡弘)の改造手術シーン。
1971年2月7日、『仮面ライダー』の撮影は、このシーンから開始された。
つまり、『東映生田スタジオ』そのもののクランク・インである。

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上:『仮面ライダー』第5話より
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」において、ショッカー首領の前に平伏すかまきり男のシークエンス。
基本的には、上下二つのフロアで構成されており、上部フロアには、ショッカー首領のレリーフが、出入り口でもある地球を描いたドアの上部に設置されていた。
一方、下部フロアでは、戦闘シーン(立ち回り)が描かれることも多かったが、「テレビで見るよりも、随分と狭かった」とは、当時、実際にこのセットを目撃された𡈽方進一氏の弁。

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上:6連カード(天田印刷加工)
掲載したのは、当時、天田印刷加工から発売されていた、所謂6連カードの一枚。
セットの上部が記録されたスチールで、ライトとそれを吊るす二重が確認出来る。
僅かに階段部分が変更されているが、2号編になっても基本的なレイアウトに変更はない。

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左:『仮面ライダー』第46話より
右:『仮面ライダー』第53話より
これは、主に第5クールから第6クール(厳密には第7クール第79話まで)にかけて使用されたショッカー・アジトの二階建てセット。
但し、第4クールの第46話のみ、このセットが使用されている(第4クール第47話から第52話までは、旧セット)。

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左:『仮面ライダー』第83話より
右:『仮面ライダー』第98話より
ショッカーからゲルショッカーへの組織再編劇に伴い、アジトのセットも一新された。
レリーフ下の刳り貫きが、あたかも骸骨を彷彿させる。

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左:『仮面ライダーV3』第23話より
右:『イナズマンF』第11話より
また、『仮面ライダーV3』のデストロン、『イナズマンF』のデスパー軍団など、他の『東映生田スタジオ』作品に登場した敵側組織のアジト(本部)も、概ね第1ステージにパーマネント・セットとして組まれていたと思われる(但し、広さを要した『仮面ライダーX』のキングダーク、『仮面ライダーアマゾン』のゲドンのセットは、他のパーマネント・セットとの兼ね合いから、第2ステージに常設されていた)。

しかし、Phase025に掲載した『東映生田スタジオ』作品一覧表をご覧頂ければ一目瞭然、一時期例外はあるものの、『東映生田スタジオ』では、ほぼ二作、三作と数作品の制作が並行して行われていた。
例えば、1972年の3月には、放映中の『仮面ライダー』の他、4月からの放送が決定していた『変身忍者 嵐』、『超人バロム・1』の制作も始まっており、少なくともショッカー、血車党、ドルゲのアジトがパーマネントとして存在していたはず(『好き!すき!!魔女先生』の制作は終了していたと思われる)。
他にも、『仮面ライダー』で言えば、立花レーシングクラブのパーマネント・セットもあり、仮に全てが第1ステージに組まれていたとすれば、解体・復元があったにせよ、時間、配置と、かなり切迫していたのではないだろうか。

尚、「仮面ライダーSPIRITS~受け継がれる魂Ⅱ~」(2003年/講談社)に掲載された「完全図解これが生田スタジオだ!」(監修/内田有作)には、ドルゲ洞、マンション、研究所のセットは、第3ステージに組まれていたように記されているが、少なくとも1972年3月の段階では未だ第3ステージは建っておらず(詳細は、(J)第3ステージの項で考証予定)、これは残念ながら事実ではない。
ドルゲ洞は別として、そうした準パーマネント・セット、或いは単発のセットの中には、第2ステージに求められた部分も少なからずあったと思われるが、詳細は不明である。

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左:『仮面ライダー』第40話より
右:『仮面ライダー』第41話より
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上:ショッカー・レリーフ(所蔵:𡈽方氏)
1972年1月1日に放映された第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」は、『仮面ライダー』史上、初のダブルライダー競演となった記念碑的エピソード。
上左に掲載した映画像は、その冒頭、ショッカー・スイス支部(第1ステージに組まれた旧セットの流用)において、死神博士(演/天本英世)が「日本列島征服作戦」を説明するシーンである。
ここに写るショッカーのレリーフは、当エピソードと翌週に放送された第41話「マグマ怪人ゴースター 桜島大決戦」の二話のみに使用されたもので、下に掲載したのは、現存するその実物。
よく見ると、二階建てセット時に掲げられたショッカーのレリーフにも似ており、このデザインが踏襲されたのかもしれない。

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上4枚:ショッカー・レリーフ(所蔵:𡈽方氏)
𡈽方氏によると、偶さかスタジオを訪れた時だったという。
「捨てるなら、これ、貰っていっていいか?」
近くにいたスタッフから、廃棄されようとしていたこのレリーフを受け取られたとのこと。

映像では分かり辛いが、実際には細部まで非常に丁寧に作り込まれており、「エキス・プロダクション」が、卓越したセンスと職人技を以って如何に仕事に取り組んでいたのかが分かるプロップと言えよう。
既に一部欠落している箇所や、ボンドで補修されている部分もあるが、よく見ると、両翼にはボードに打ち込まれていた釘穴の痕跡も確認出来る。
尚、材質は木で、𡈽方氏によると、『東映生田スタジオ』で使われていた木材料は、近くにある「白井材木」から取り寄せていたとのこと。


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左:2011年7月
右:『仮面ライダー生誕40周年記念 ライダー大集合!』パンフレット
ここで余談。
2011年7月16日(土)から18日(月)の三日間に渡り、新文芸坐において、『仮面ライダー生誕40周年記念 ライダー大集合!』という歴史的一大イベントが行われた。
各日三回構成・各回入れ替え制で、最終日の第三回を除く他の八回は、それぞれ過去の劇場用作品の中から三作品の上映、ゲストによるトークショー、抽選会という内容であった。
その二日目、17日(日)の第2回トークショーは、阿部征司(元・東映プロデューサー)司会のもと、『仮面ライダーX』で仮面ライダーX/神敬介を演じた速水亮、そして、『仮面ライダー』最初期から撮影、照明を担当した川崎龍治、太田耕治によって行われた。
掲載した写真は、その第2回目と第3回目の合い間、喫煙室で偶然にも三人きり(?)となった際の川崎(左)、太田(右)の両氏。
この直前に行われたトークショーで、お二人は映画像①のシーンについて、次のような逸話を披露されている。

太田:
あの話して良い?最初の『仮面ライダー』の冒頭で、藤岡弘が丸い台の上で改造されるシーンがあったじゃないですか。その時、電気を流される描写があって、私の頭の中ではフレアみたいに強い光が下から当たって、人物はシルエットで真っ黒にしか見えないというイメージがあったんですよ。改造とか言っても、所詮ウソだから。あまりはっきり見せない方が良いと思ったんです。その時のキャメラマン、川崎さんの前任者(編注:山本修右)に、「トばして(編注:光で映像が白く見えなくなる状態)くれよ」って言ったら、向こうも「OK!」と。でも、上がってきたフィルムを見ると、全然トんでない。「一体どういうことだよ」って思ったんですけど、あれは何でなの?
川崎:
実は撮影部にとって、「トばす」っていうのは非常に怖いことなんですよ。要するに何も映っていない状態ですから。それでちょっと絞ったんですが、そのことを太田さんには言わなかった。今、考えれば、確かに太田さんの言う通りなんですけどね。

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上2枚:『仮面ライダー』第1話より
これが、問題のシーン・・・、確かに〝トんで〟いない。

また、同トークショーでは、このようなやり取りも・・・。

速水:
お二人が大映の先輩だった(編注:速水は大映ニューフェイス第20期生)ってことは、僕も去年分かったんですよ。ファンの皆さんはご存知でしょうけど、僕がよくインタビューとかで話している「第1話の改造手術シーンで酷いことを言った照明のチーフ」ってのは、実はここにいる太田さんですから(笑)。太田さんは憶えてないでしょ?
太田:
いつも無責任なことを言ってるから憶えてません(笑)。
速水:
1月の寒い時期、僕が冷たい鉄板の上に裸同然で寝かされているのに、そこに暖房も何もつけてくれないんですからね。そうしたら、いつも来ている雑誌社のカメラマンの人(編注:大島康嗣と思われる)が、「寒いだろうから」って俺の傍にストーブ持ってきてくれたんです。そしたら太田さんが「甘やかすな!」って。ホント、腹が立ちましたよ、あの時は。
太田:
(笑)。でも役者ってのはさ、スタッフが厳しくやらないと駄目なんですよ。
速水:
まあ、確かに。歴代のライダーも、そうやって鍛えられてきたんでしょう。

因みに、映画像①が撮影された際のメイキング・スチール(『仮面ライダー 1971~1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』(2014年/講談社)29㌻掲載写真など)をよく見ると、藤岡弘の背後にストーブが置かれているのが分かる・・・。


閑話休題。
次に、『東映生田スタジオ』作品の中で、第1ステージの外観が映し出されているものを取り上げたいと思う。

033015 S033017
左:『仮面ライダー』第10話より(映②)
右:2009年11月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第10話「よみがえるコブラ男」において、再生コブラ男らが能力実験場へと向かうシーン。
このカットは、第1ステージ北側の外壁を西側から捉えたもの。
この後、この北側に、第3ステージが増築されることとなる。
掲載した写真に写るのは、「手打ちそば 櫟」(但し、2011年5月を以って閉店。詳細はPartⅡで記載予定)。

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上:『仮面ライダーアマゾン』第16話より
『仮面ライダーアマゾン』第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」では、「市山火薬工場」という設定で使用された。

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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第6話より
右:2017年5月
『秘密戦隊ゴレンジャー』第6話「赤い謎!スパイルートを海に追え」では、鉄輪仮面が取引を行う倉庫街の設定で、「田口海運」の看板が掲げられたスタッフルームの背後に映し出されている。
因みに、当エピソードの演出を手掛けたのは、田口勝彦監督。

その他、『仮面ライダー』第39話「怪人狼男の殺人大パーティー」など、スタッフルームの背後に僅かに映り込んでいるシーンもあるが、そちらは(F)スタッフルームの項で改めて取り上げる予定。
また、ご存知のとおり、現在の『多摩美公園』で撮影されたシーンの中には、第1ステージが映り込んでいるものも少なくないが、そちらについても、別途、『多摩美公園』の項で考証を行いたいと思う。。

次に、「C.A.L」期に撮られた写真を紹介したいと思う。

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左:MGG様ご提供写真より
右:2017年5月
これは、「Looking for locations.」を開設されているMGG様よりご提供頂いた、大変貴重なスチール(厳密には、その読者でいらっしゃる匿名の方からご提供されたもので、1991~92年頃に撮影されたとのこと)で、奥に見えるのが第1ステージ。

S033012 S033027
左:MGG様ご提供写真より
右:2017年5月
手前に写るのが第1ステージ。
尚、「C.A.L」期には、第1ステージはBステージと呼称されていた。
因みに、「C.A.L」期の1982年6月25日から7月31日まで、スタジオでは大規模な改修工事が行われているが、第1ステージ(Bステージ)については、床コンクリート打設改修、及び水道引込修理だけでに留まっている。
また、それ以前、第1ステージ西側出入り口の北側に、倉庫が増設されている。

では、実際どのような構造、規模を有していたのだろうか。

S033028
上:第1ステージ平面図、及び立面図(所蔵:𡈽方氏)
これは、1969年1月27日に作成された第1ステージの平面図、及び立面図である。
以前、記したように、『東映生田スタジオ』における第1ステージ、及び第2ステージは、「細山スタジオ」では、第2ステージ、第1ステージと呼称されていた。
右上に〝第二スタジオ〟と記されているのは、そのためである。
左の図を反時計回りに90度回転させたのが、右上図となり、右下図は、水路側(ほぼ西側)から捉えた立面図。
建築面積は、393.64㎡(120.8坪)とあり、詳細は改めて記すが、第2ステージよりも僅かに小さかったようである。
建物は、鉄骨外製モルタル塗で、屋根は波型スレートであった。
また南側には、器具倉庫(45.9㎡(記載は約13坪))の文字が見受けられるが、これは、後に、小道具、及び「生田美術」の倉庫として使用された建物で、特写などでは今一つはっきりしなかったが、第1ステージに密接して建っていたことが分かる(後に、第1ステージ東側にも拡張されることとなるが、その具体的な年月は不明)。
尚、出入り口となる扉は、二重構造となっており、西側中央やや南寄りに一つと、北側の合計二箇所に設けられていた。
映画像②に写るのは、北側の出入り口で、上部に見えるのは、ステージ全体の屋根ではなく、その出入り口の霧除け屋根である。
尚、第2ステージについては、高さが示されたもの、更には天井トラス部分の詳細図も現存するが、残念ながら第1ステージについて記されたものは、現段階では発見されていない。
いずれにせよ、第1ステージの概要を知る上では、大変貴重な資料である。

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S033029
上:第1ステージ屋根の一部(寄贈:箕輪氏)
前述したように、第1ステージは、鉄骨外製モルタル塗で、屋根は波型スレートであった。
掲載した写真は、現存するそのスレート屋根の一片で、「畑の囲いや納屋を作るのに、もしかしたら利用出来るかもしれない」とのことから、「細山スタジオ」解体時、箕輪正治氏によって保存されたもの。
大変貴重な、まさに一級品の史料と言えよう。
長年、陽の光を浴び、風雨に晒され、時には雪に白く染められたこともあったであろう。
そのため、保存状態は決して良いとは言えない。
しかし、その色褪せ、痛みは、当時、内田有作らが抱いた喜怒哀楽をそのまま反映しているようでもあり、個人的には非常に感慨深いものがある・・・。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第1話「怪奇蜘蛛男」(1971/4/3放送)
『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」(1971/5/1放送)
『仮面ライダー』第10話「よみがえるコブラ男」(1971/6/5放送)
『仮面ライダー』第40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」(1972/1/1放送)
『仮面ライダー』第41話「マグマ怪人ゴースター 桜島大決戦」(1972/1/8放送)
『仮面ライダー』第46話「対決!! 雪山怪人ベアーコンガー」(1972/2/12放送)
『仮面ライダー』第53話「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」(1972/4/1放送)
『仮面ライダー』第83話「怪人イノカブトン 発狂ガスでライダーを倒せ」(1972/10/28放送)
『仮面ライダー』第98話「ゲルショッカー全滅!首領の最後!!」(1973/2/10放送)
『仮面ライダーV3』第23話「恐怖!墓場から来た吸血男」(1973/7/21放送)
『イナズマンF』第11話「美しいサイボーグ!暁に分身す!!」(1974/6/25放送)
『仮面ライダーアマゾン』第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」(1975/2/1放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第6話「赤い謎!スパイルートを海に追え」(1975/5/10放送)


Phase041 End


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Phase040 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅡ


040001 S040001
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2009年11月
木戸猛(演/飯塚仁樹)の叔父・木戸松五郎(演/砂川啓介)は、就職浪人中でアルバイト生活を送っている。
今回はのアルバイトは、タクシーの運転手(!?)で、よく見ると、小田急!
場所は、『西生田遊園地』脇のT字路。

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左:『ロボット刑事』第4話より
右:『ロボット刑事』第9話より
040007 040008
上2枚:『どっこい大作』第18話より
040009 040010
上2枚:『イナズマン』第3話より
S040002
上:2010年9月
掲載した映画像は、何れも『西生田遊園地』南東に建っていた個人邸宅(Phase039概略図のA)。
角度のある煙突、金色の格子門、デザイン性に優れた二棟の邸宅など、非常に特徴があったが、残念ながら現存せず。
現在は、「Share Place Yomiuri-Land」という集合住宅に姿を変えている。
『どっこい大作』第18話「自分が敵だ!!」では、昌夫(演/住田知仁)の自宅として、『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」では、藤波博士(演/加藤和夫)邸として使用された。
尚、住田知仁とは、風間杜夫の旧芸名である。

040011 S040006
左:『ロボット刑事』第9話より
上:2009年11月
宅地化当初の擁壁は、ほぼ残されていない。

040012 S040012
左:『どっこい大作』第14話より
右:2016年9月
こちらは、坂道中程からの俯瞰アングル。
突き当りが、『西生田遊園地』となる。

040013 S040013
左:『どっこい大作』第14話より
右:2009年11月
坂道頂上付近を走る大作(演/金子吉延)。

040014 S040010
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2009年11月
『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」で、「平山眼科」として使用された個人邸宅。
前掲した映画像で、ここに写る門柱が、大作の左側に確認することが出来る。

040015 040016
左:『超人バロム・1』第22話より
右:『イナズマン』第11話より
040017 040018
左:『仮面ライダーX』第21話より
右:『秘密戦隊ゴレンジャー』第2話より
S040011
上:2009年11月
『超人バロム・1』第22話以外にも、他の『東映生田スタジオ』作品で繁用された個人邸宅。
何れも共通して博士の邸宅として使用されているのが興味深い。
『イナズマン』第11話「バラバンバラはイナズマンの母」では、バラバンバラに襲撃を受けた石川博士(演/細川俊夫)邸として、『仮面ライダーX』第21話「アポロガイスト 最後の総攻撃!!」では、アポロガイストを再生手術した宮本博士(演/灰地順)邸として、また『秘密戦隊ゴレンジャー』第2話「青い地球!死の砂漠化計画」では、あらゆる物体を砂に変えてしまう物質変転光線サンドビーム砲を開発した工藤博士(演/山本廉)邸として使用された。

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左:『超人バロム・1』第22話より
右:2009年11月
特徴的な屋根、門柱を有していた個人邸宅だったが、数年前に解体され、既に現存しない。

040020 S040015
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第2話より
右:2009年11月
件の邸宅の東側を捉えたアングル。


(映画像掲載作品)放映順
『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」(1972/8/27放送)
『どっこい大作』第14話「すごい奴がまっていた!!」(1973/4/9放送)
『ロボット刑事』第4話「壁に消えた殺人者」(1973/4/26放送)
『どっこい大作』第18話「自分が敵だ!!」(1973/5/14放送)
『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」(1973/5/31放送)
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」(1973/10/16放送)
『イナズマン』第11話「バラバンバラはイナズマンの母」(1973/12/11放送)
『仮面ライダーX』第21話「アポロガイスト最後の総攻撃!!」(1974/7/6放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第2話「青い地球!死の砂漠化計画」(1975/4/12放送)


Phase040 End


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