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Phase209 【ロケ地】川崎市多摩区西生田/小田急小田原線読売ランド前駅周辺⑮

【ZoneH&G】

209001 S209001
左:『どっこい大作』第2話より
右:2011年7月
Phase208で【ZoneE】を再度取り上げたが、今回、改めて【ZoneG】、そして【ZoneH】を取り上げたいと思う。
これは、Phese157でも触れた、『どっこい大作』第2話「お米は1万3千粒」で、姿を消した二階堂甚平(演/志村喬)を大作(演/金子吉延)が探し求めるシーン。
よく見ると、右に写る看板には、旧町名〝多摩美台〟の文字が確認出来る。

209002 S209003
左:『どっこい大作』第2話より
右:2011年7月
「先輩、ちょっとお借りします!・・・あぁ~、俺、乗れないんだっけ!」
「んっ~、馬鹿!」
上掲シーンの一連で、仕事をさぼり、本屋で立ち読みをしていた松川(演/中村俊男)の前を、大作が駆けて行った直後のカット。
背後に見えるのは、今は無き「新光書房」。
撮影時、「主婦と生活」新年号(1973年)の予約受け中であったことが分かる。

S209004 S209005
左:2015年4月
右:2016年4月
「新光書房」は、90年代初頭までは営業されていたというが、やがて閉店。
その後は、緑に包まれた「トランサイド珈琲焙煎工場」というお店となっていたが、現在は更地となっている。

S209006
上:2012年11月
『どっこい大作』制作時、ここには「新光書房」以西に、「不動産KKハウスランド」「小林テレビセンター」「森永牛乳 読売ランド駅前配給所」「角鳳建設川崎出張所」「丸栄テレビ電化生田営業所」「やきとり忠ちゃん」が存在した。
「やきとり忠ちゃん」のように場所を変えて営業をされているお店もあるが、残念ながらその多くが既に姿を消している・・・。

209003 S209007
左:『どっこい大作』第11話より
右:2012年11月
「珍竜軒」が炎に包まれる中、試行錯誤を繰り返し、見事、納得のいくタレを完成させた大作。
しかし、突如現れた僧侶・丸山孔明(演/見明凡太朗)に、「確かに美味い。しかし、何かが足らん!」と味見もしないうちに言い放たれてしまう・・・。
掲載した映画像は、『どっこい大作』第11話「呪いの味をうち砕け!!」で、納得のいかない大作が、ラーメン太郎(演/山田太郎)にタレの味見をしてもらうため、彼の住むアパートへ向かうシーン。
夜間撮影のため分かり難いが、背後に見えるのは、前述した「不動産KKハウスランド」。

209004 S209008
左:『どっこい大作』第11話より
右:2012年11月
209005 S209009
左:『どっこい大作』第11話より(映①)
右:2012年11月
そして、大作は「新光書房」前を通過する。
映画像①に写るのは、同店東側に掲げられていた「原田工作所」の看板(Phase158参照)。

209006 S209010
左:『どっこい大作』第2話より(映②)
右:2016年4月
『どっこい大作』第2話で、出前先の光荘の場所が分からず、途方に暮れる大作。
アングルは、「原田工作所」北側出入り口の小橋上から西側を捉えており、右端に見えるのが「不動産KKハウスランド」の裏側(南側)で、奥に見えるのは「笹山橋」。

209007 S209012
左:『どっこい大作』第13話より
右:2016年4月
掲載した映画像は、『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」で、清潔社の元従業員・黒沼(演/小池正史)から未払い分の給料を請求され、途方に暮れる同社の長女・さえ子(演/夏純子)。
こちらも同所、同様のアングルで撮影されている。
尚、「不動産KKハウスランド」があった場所には、2000年頃より「ランド地所」が入っていたが、現在は「サロンドアベイユ」というまつ毛エクステンションとジェルネイルの専門店が入っている。
また、「小林テレビセンター」以西の場所は、2001年に「石橋ビル」という複合ビルに改修され、現在に至っている。

209008 S209016
左:『アクマイザー3』第32話より
右:2013年12月
『アクマイザー3』第32話「なぜだ?! アクマの逃亡者」で映し出された「新光書房」(右側)と「不動産KKハウスランド」の上部裏側。
航空写真を見れば一目瞭然だが、「不動産KKハウスランド」があった建物南側にはコの字型の壁が設けられているものの、往時の屋根がそのまま活かされている。

209009 S209017
左:『どっこい大作』第2話より
右:2011年6月
上掲映画像②同様、行き交う人に光荘の場所を訊ねる大作のシーン。
このカットは、「笹山橋」上で撮影されており、アングルは北西側を捉えている。
当時、鉄筋脇の建物には「喫茶モカ」が入っていたが、「婦人服キャラ」「渡辺生花」「スナックアスカ」「酒処しま」「ブティックステラ」などを経て(単独、或いは二店舗と、時期によって構成が異なる)、現在は更地となっている(「渡辺生花」や「酒処しま」は場所を変えて営業中)。
また、津久井道の北側に見える、当時、「東亜商事不動産部」と「スナック トーア」が入っていた建物は現存しており、「Hairsalon Amaze読売ランド前店」に引き継がれている(掲載した写真は、「手づくり&リサイクル アミ―」が入っていた時期のもの)。

209012 S209020
左:『どっこい大作』第13話より
右:2011年6月
当時、プラットホーム西側は今よりも短く、この「喫茶モカ」東側に「読売ランド1号踏切」が存在した(Phase097参照)。
掲載した映画像左側に写るのは、現在、「ieyasu」がある場所で、当時は「親和LPガス商会」が建っていた。

209010 S209018
左:『どっこい大作』第2話より
右:2011年7月
209011 S209019
左:『どっこい大作』第13話より
右:2012年4月
209013 S209021
左:『どっこい大作』第14話より
右:2014年9月
何れも上掲映画像②とは逆で、「笹山橋」から「原田工作所」北側出入り口の小橋を捉えたアングル。
『どっこい大作』第14話「すごい奴がまっていた!!」では、清潔社へと向かう大作の姿が描かれた。


(編集後記)
S209022
上:2016年4月
『東映生田スタジオ』跡地を始め、愚生が初めてこの地を訪れたは2004年4月。
つまり、あの日から十五年の歳月が流れました・・・。
その間、当趣味を通じて出会った全ての方々に、改めて感謝を申し上げたいと思います。
・・・そして、間もなく「細山スタジオ」生誕五十周年。


(映画像掲載作品)放映順
『どっこい大作』第2話「お米は1万3千粒」(1973/1/15放送)
『どっこい大作』第11話「呪いの味をうち砕け!!」(1973/3/19放送)
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」(1973/4/2放送)
『どっこい大作』第14話「すごい奴がまっていた!!」(1973/4/9放送)
『アクマイザー3』第32話「なぜだ?! アクマの逃亡者」(1976/5/11放送)


Phase209 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Extra Edition -50周年-


「第一回放映、昭和46年4月3日土曜日、夜7時30分。その視聴率は、僅かビデオリサーチ東京8.1%であった。だが、この数字こそ、長い間の王座を続ける金の卵だったのである。巨大な怪獣に慣れていた我が愛すべき少年少女たちは、突如出現した等身大の怪人に度肝を抜かれ、身近に感じる恐怖とスマートなサイクロン、スピーディーなアクションにすっかり魅了された」(『われらの仮面ライダー』より)

・・・というわけで、本日は、『仮面ライダー』放送開始記念日です。
あの日から四十八年が経ちました。

その約二ヶ月前、『東映生田スタジオ』が誕生していますが、その起源となる今は無き「細山スタジオ」は、本年6月で開設五十周年を迎えます(6月5日と推測しています。phase001参照)。
創設者のお一人、箕輪正治氏は、残念ながら既に故人となられていますが、𡈽方工作氏は今も大変お元気でいらっしゃいます。
昨年末、工作氏、ご子息の進一氏とお会いした際、この記念すべき年に何か出来ないものか、という話になりました。
しかしながら、これといった妙案が浮かばず、今以って思案中でございます。

そこで、何かこんなことはどうか?こういうことは出来ないか?といった企画をご教示頂きたいと思います。
些細なことでも構いません。
ご質問などでも構いません。
出来る、出来ないは別にして、何か面白い案がございましたら、是非コメント欄、或いはメールにてお寄せ頂けないでしょうか。


今以って、多くの人たちを魅了し続ける『仮面ライダー』。
その制作現場の起源となった「細山スタジオ」開設五十周年を、何かしらの企画で以ってお祝いしたいと考えておりますので、どうか宜しくお願い致します。

hide男

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Phase208 【ロケ地】川崎市多摩区西生田/小田急小田原線読売ランド前駅周辺⑭

(編集前記)
Phase203に示しましたとおり、【ZoneG】の前に【ZoneE】を取り上げたいと思います(Phase113&119参照)。
今回は、『どっこい大作』onlyです。

【ZoneE】

208001 S208002
左:『どっこい大作』第13話より
右:2011年6月
「あっ、ここかぁ」
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」において、大作(演/金子吉延)が6杯のラーメンを届けにきた場所は・・・。
アングルは、「原田工作所」敷地内から北東(「阿部医院」(当時)の北側)に架かる小橋を捉えている。
尚、第13話は、『どっこい大作』において、最初のターニング・ポイントとなったエピソードである。

208002 S208003
左:『どっこい大作』第13話より
右:2019年3月
「珍竜軒」の白木(演/畠山麦)は軽トラで事故を起こし、皆川雄三(演/牟田悌三)に大怪我を負わせてしまう。
助手席に座っていたとは言え、責任を感じた大作は、雄三が経営する清掃会社にラーメンを届けに来た・・・。
掲載した映画像は、その清掃会社「清潔社」の前に立つ大作のカット。

208003 S208005
左:『どっこい大作』第13話より(映①)
右:2016年4月(写①)
「珍竜軒」に次ぐ第二の舞台「清潔社」のロケ地に使用されたのは、当時、「コタニカメラ レコード店」の西側、「花広生花店」の南側にあった「原田重機建設」。
1990年代初頭、「リバーサイド21ビル」(現・リバーサイドマツモトビル)へのリフォームにより、現在は周辺の店舗を含めて姿を消している。
同ビル南側に設置されている物置小屋がある辺りに、「原田重機建設」は存在した。
尚、写真①に写る黄色い板壁の建物は、焼き鳥を販売していた「黄金(くがに)」跡。

208004 S208006
左:『どっこい大作』第14話より
右:2016年5月
『どっこい大作』第14話「すごい奴がまっていた!!」で、「清潔社」の前に立つ大作。
その看板には、「清掃・消毒・床硝子磨キ・管理 清潔社」と記されていた。
因みに、住所は、川崎市生田2430とある。

208012 S208017
左:『どっこい大作』第21話より
右:2019年3月
『どっこい大作』第21話「売ってたまるか男のホコリ!!」で映し出された「清潔社」入口周辺の様子。

208005 208006
左:『どっこい大作』第16話より
右:『どっこい大作』第26話より
高低差など、厳密には異なるが、同様のアングルは第16話「モップの魂を探せ!!」、および第26話「ゴメンよ!! 母ちゃん!!」でも確認することが出来る。
第16話では、大作が、古くなったモップを捨てに行くカットが撮影されているが、劇中、このことがトンでもないことに発展する。

208007 S208008
左:『どっこい大作』第19話より
右:2019年3月
「待って、父ちゃん。父ちゃん!」
掲載した映画像は、『どっこい大作』第19話「金じゃないぜ!! 心だよ!!」開巻部、「馬鹿野郎!」と啖呵を切り、「清潔社」を飛び出していった雄三を追う長女・さえ子(演/夏純子)のカット。
確たることは言えないが、映像から推測すると、当時、「コタニカメラ レコード店」などの建物南側は今の「リバーサイドマツモトビル」よりも僅かに川沿いにあり、位置関係も微妙に異なっていたように思える。
掲載した映画像右側に写るコンクリート部分は、当時の「コタニカメラ レコード店」の南東角部分であるが、現在の「黄金(くがに)」跡に被るところまであったと推測する。

208008 S208009
左:『どっこい大作』第14話より
右:2019年3月
立地上の問題もあり、劇中、南東側からのアングルが多用された。

208009 S208010
左:『どっこい大作』第15話より
右:2016年4月
『どっこい大作』第15話「磨け! 鬼の道!!」で映し出されたアングル。
当アングルは、この前エピソードとなる第14話でも全く同じものを確認することが出来る。
共に監督が田口勝彦ということからも、同時制作と推測。

208010 S208011
左:『どっこい大作』第19話より
右:2016年5月
208011 S208014
左:『どっこい大作』第25話より
右:2019年3月
『どっこい大作』第25話「157番目のラブレター!?」で、雄三が腰掛けていたガードレールも既にリフォームされている。

208014 S208020
左:『どっこい大作』第25話より
右:2017年12月
208013 S208018
左:『どっこい大作』第25話より
右:2017年12月
周辺の映り込みがなければ、犬小屋と言い、あたかも『東映生田スタジオ』を想起させる造り。

208015 S208024
左:『どっこい大作』第25話より
右:2016年4月
第25話劇中、インサートされる、南側を流れる五反田川の用水路。

208016 S208023
左:『どっこい大作』第25話より
右:2017年12月
こちらは、「清潔社」二階から東側を捉えたアングルで、雄三をおぶった大作が五反川沿いを駆けて来るカット。
掲載した写真は、小橋からのアングルで、また望遠も大きく異なる。


(映画像掲載作品)放映順
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」(1973/4/2放送)
『どっこい大作』第14話「すごい奴がまっていた!!」(1973/4/9放送)
『どっこい大作』第15話「磨け! 鬼の道!!」(1973/4/16放送)
『どっこい大作』第16話「モップの魂を探せ!!」(1973/4/30放送)
『どっこい大作』第19話「金じゃないぜ!! 心だよ!!」(1973/5/21放送)
『どっこい大作』第21話「売ってたまるか男のホコリ!!」(1973/6/4放送)
『どっこい大作』第25話「157番目のラブレター!?」(1973/7/2放送)
『どっこい大作』第26話「ゴメンよ!! 母ちゃん!!」(1973/7/9放送)


Phase208 End


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Phase207 【ロケ地】川崎市多摩区生田/生田界隈⑥

(編集前記)
今回、取り上げる箇所は、多摩区生田、同西生田、同寺尾台の境界辺りになります。
よって、カットによっては、それらが混在するものも見受けられますが、便宜上、『生田界隈』で統一致しますことをご容赦ください(明らかに異なるものは、都度記載させて頂きます)。

205001 S205001
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2010年12月
Kに追尾されていることに気付いたジリキマンは、東情報社社長の門井(演/弘松三郎)を逃すため、自ら車から飛び降り、Kを食い止めようとする。
掲載した映画像は、『ロボット刑事』第3話「時計発狂事件」において、ジリキマンが車から飛び降りた直後のカット。
場所は、『生田北大作公園』(多摩区西生田)北側にある階段を上った辺り。
尚、厳密に言うと、道路上、カメラ位置も含めて、ジリキマンが跪く辺りは多摩区西生田であり、背後の擁壁、および彼の背中側が同生田である。

205002 S205002
左:『ロボット刑事』第3話より(映①)
右:2010年12月
ジリキマンは、両腕の強力な磁石によりガードレールを吸い寄せ、Kの行く手を遮ろうとする。
現在、東側には「ライオンズマンション生田第2」が聳え立ち、遠方の形式を拝むことはもはや困難となっている。

207001 S207006
左:『ロボット刑事』第3話より(映②)
右:2018年12月
続くカット(特撮挿入あり)で、ジョーカーの飛行により、ジリキマンの罠を回避したK。

205003 S207002
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2019年3月
「ロボット刑事K、俺が相手だ!さァ、来い!」
Kに見得を切るジリキマンのカット。

207007 S207019
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2010年12月
205004 S205007
左:『ロボット刑事』第3話より(映③)
右:2018年12月
「もうこの車は動かん!」
背後から強力な磁力によりジョーカーの動きを止めたジリキマン。
映画像③では、遠方に「生田フェニックス」(Phase192参照)、また左下に、『生田北大作公園』ロケ時には頻繁に映し出される、同デザインの洒落た住宅群が確認出来る。

207002 S207011
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2018年4月
ジリキマンがKの足を止めている間に、逃亡を図る門井。
ここは、上掲一連の撮影ポイントから程近い寺尾台の一角。
擁壁の現存が確認出来る。

205005 S207005
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2019年3月
ジリキマンの強力な磁力によって身動きが取れなくなったKは、ジョーカーを上空へ。
やがて耐え切れず、ジリキマンは地上に落下する。

207003 S207013
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2018年9月
再び映し出された、逃走中の門井の車。
場所は、前掲カットの撮影ポイントから程近い、同じく多摩区寺尾台の住宅街。
背後の擁壁は、残念ながら既に似て非なるものである。

207004 S207014
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2018年9月
直後、脇道から進入してきたパトカーに前方を塞がれる門井。
門井が乗る車の右側面側にあった擁壁も、既に現存しない。

207005 S207015
左:『ロボット刑事』第3話より(映④)
右:2018年9月
207006 S207017
左:『ロボット刑事』第3話より
右:2019年3月
「門井さん、運の尽きだよ!」
パトカーから降りてきたのは、芝大造(演/高品格)と新條強の両刑事。
映画像④に写る建築中の個人邸宅は、約四十五年の時を経てリフォームという新たなステージに立っていた。
間もなく平成も終わり、令和の時代を迎えようとしているが、映像にはしっかりと昭和の風景が刻まれている。

207008 S207022
左:『ロボット刑事』第11話より
右:2019年3月
207009 S207024
左:『ロボット刑事』第11話より(映⑤)
右:2019年3月
「K、バドーの集金人を頼む・・・」
瀕死の重傷を負わされた新條は、事件の捜査をKに託す。
掲載した映画像は、『ロボット刑事』第11話「バドー基地の秘密!!」で、Kが姿を消したバドー集金人の足取りを追うシーン。
場所は、上掲映画像②に写る造成地で、アングルはそれとは逆を捉えている。
背後に写る電信柱は、十年ほど前に僅かに南東側へ移設されている。

207010
上:『ロボット刑事』大24話より(改 映⑥)
S207025 S207026
上2枚:2010年12月
『ロボット刑事』第24話「バクライマン 焦熱作戦!!」において、三立火災保険株式会社の丸山社長(演/東大二朗)が、護衛の警官に化けていたバドー工作員№5(演/山口暁)に追われるシーンも、この造成地で撮影されている。
上掲映画像②からも明らかなように、造成地は二段構成で、掲載した映画像は、上段からのパン撮影(から手前に向けて撮影されている)。
下段については、平坦化された後、住宅とその駐車場に整備されているが、上段は、現在も往時の地形が維持されている。
但し、草木に覆われており(部分的には畑も作られている)、同位置からの撮影は控えたいと思う。

207012 S207028
左:『仮面ライダーV3』第27話より
右:2010年12月
207013 S207029
左:『仮面ライダーV3』第27話より(映⑦)
右:2010年12月
同所は、『仮面ライダーV3』第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」においても使用されており、毒ガス・ギラードガンマーを積んだデストロンのトラックの走行シーンが、同じく上段から撮影されている(前述した理由により撮影掲載は控えたい)。
尚、映画像⑦に写る電信柱は、往時よりも僅かに西側に移設されている。

207014 S207030
左:『仮面ライダーV3』第27話より(映⑧)
右:2019年3月
207015 S207031
左:『仮面ライダーV3』第27話より(映⑨)
右:2019年3月
映画像⑧には、上掲映画像③にも写る、同デザインの洒落た住宅群が確認出来る。
また、映画像⑨に写る遠方の造成地は、住宅が建ち並ぶ以前の多摩区栗谷の風景である。


207016 207017
左:『ロボット刑事』第11話より
右:『ロボット刑事』第24話より
尚、『ロボット刑事』第11話で子供たちが野球に興じるシーン、および『同』第24話で、丸山社長がバドー工作員№5に追い詰められるシーンは、この上段で撮影されている。


(編集後記)
今回は、ここまでにしたいと思います。
・・・いやいや、当Phaseで取り上げるべきシーンやカットが他にもあるだろう!と異議を唱えられる方がいらっしゃるかもしれません。
仰るとおりで、本来ならば、映画像①に写る箇所に関連したものが、『東映生田スタジオ』作品の中には他にも幾つか存在します。
しかしながら、少々長くなりましたので、そちらはまた別の機会に考証したいと思います。
ご容赦ください。

また、先日、今回取り上げました寺尾台にお住いの方より大変興味深い情報を頂きました。
少なくとも愚生にとりましては未知の内容ですので、確認出来次第、またご報告させて頂きたいと思います。
情報をお寄せ頂きました方には、この場を借りて心より御礼申し上げます。
有難うございました。


(映画像掲載作品)放映順
『ロボット刑事』第3話「時計発狂事件」(1973/4/19放送)
『ロボット刑事』第11話「バドー基地の秘密!!」(1973/6/14放送)
『仮面ライダーV3』第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」(1973/8/18放送)
『ロボット刑事』大24話「バクライマン 焦熱作戦!!」(1973/9/13放送)


Phase207 End


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Phase206 【ロケ地】川崎市宮前区土橋/「宮下橋」周辺


205006 S205009
左:『イナズマン』第18話より
右:2010年4月
ある日、向かいのマンションの一室で女性が殺されるのを目撃した譲治(演/梅地徳彦)。
彼は、道中に出会った渡五郎(演/伴直弥)と現場へ急行するが・・・。
掲載した映画像は、『イナズマン』第18話「友情のイナズマ落し!!」で、件の現場を後にした二人のシーン。
彼らは、東名高速道路・東名川崎IC近くの側道、「宮下橋」の東側を歩いている。

206001 S206004
左:『イナズマン』第18話より
右:2018年12月
別れを告げた五郎に、「待って」と声をかける譲治。
遠方に、元石川郵政宿舎の給水塔が確認出来る。

205007 S205010
左:『イナズマン』第18話より
右:2010年4月
すると、突然、譲治は頭を抱えてもがき出した・・・。
往時にはなかった防音・防護壁の増設が、一目瞭然。

205008 S205011
左:『イナズマン』第5話より
右:2018年12月
同所は、同じく『イナズマン』の第5話「大空中戦!かみつくライジンゴー!!」でも使用されている。
カゼバンバラの仕業により、頭に怪我を負ったダンプの運転手・伸一(演/藤沢陽二郎)。
掲載した映画像は、病院からの帰り道、彼が弟の伸次と無言で歩くシーン。

205009 S205012
左:『イナズマン』第5話より
右:2018年12月
偶然であろうが、当エピソードで伸次を演じたのは、第5話で譲治を演じた梅地徳彦。
防音・防護壁の増設により、現在、高速道路以西の風景は殆んど拝むことが出来ない(一部見える箇所あり)。

205010 S205016
左:『イナズマン』第5話より
右:2018年12月
205011 S205017
左:『イナズマン』第5話より
右:2010年4月
思い悩む伸一に、優しく声をかける伸次。
何でも、頭金を払ったばかりのダンプの修理に50万円も掛かるという。
このシーンは、「宮下橋」東寄りで南向きに撮影されている。

205013 S206009
左:『イナズマン』第5話より
右:2019年3月
すると、突然、風が吹き始め、道路脇から松葉杖をついた怪しげな男(演/守屋俊志)が近づいてきた。
「宮下橋」東寄りからのアングルで、北西側は、未だ緑が残されていた現在の宮前区南平台にあたる。

206003 S206010
左:『イナズマン』第5話より
右:2019年3月
「君もライジンゴーの被害を受けたのかね?」
開口一番、その男は、自身の怪我の原因はライジンゴーにぶつけられたためだと言い放つ。
「宮下橋」東寄り、土橋6丁目方面を捉えたアングル。

206004 S206011
左:『イナズマン』第5話より
右:2019年3月
言葉巧みな男の術中に嵌り、二人は、事故の原因は渡五郎だと信じ込んでしまった。
同所より、土橋5丁目を捉えたアングル。

206005 S206012
左:『イナズマン』第5話より
右:2019年3月
206006 S206014
左:『イナズマン』第5話より
右:2010年4月
再び風が吹く中、笑みを浮かべた男は草むらの影に姿を消す・・・、その正体はカゼバンバラであった。
橋の欄干上には、新たに転落防止用のフェンスが増設されている。

205012 S206015
左:『イナズマン』第5話より
右:2019年3月
当シーン中程に挿入されるカット。
アングルは「宮下橋」の北側、下り車線を捉えている。

206007 S206020
左:『イナズマン』第5話より
右:2010年4月
206008 S206025
左:『イナズマン』第5話より
右:2018年12月
ラスト・シーンでは、暗躍する新人類帝国の象徴として、「宮下橋」に立つファントム兵士が映し出された。
アングルは、同じく橋の北側を捉えており、背後に市営南平第二団地が確認出来る。


(映画像掲載作品)放映順
『イナズマン』第5話「大空中戦!かみつくライジンゴー!!」(1973/10/30放送)
『イナズマン』第18話「友情のイナズマ落し!!」(1974/1/29放送)


Phase206 End


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