Phase144 【ロケ地】川崎市麻生区王禅寺東/王禅寺東界隈①

『東映生田スタジオ』作品で使用された、麻生区王禅寺西にあるロケ地と言えば―との書き出しで、Phase140は記した。
西を記せば東も記さねば、というわけで、今回は麻生区王禅寺東に点在するロケ地を取り上げたいと思う。

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左:『仮面ライダー』第79話より
右:2014年12月
144007 S144011
左:『仮面ライダー』第79話より
右:2014年12月
まず掲載するのは、『仮面ライダー』第79話「地獄大使!! 恐怖の正体?」のラスト・シーン。
本郷猛(演/藤岡弘)は、「王禅寺東1丁目」交差点方面から南に向かって走行し、「日吉北側」交差点を通過、この直後に〝つづく〟のテロップが映し出される。
いずれも実際は、もう少し道路中央で撮影されている。

144003 S144001
左:『ロボット刑事』第11話より
右:2013年12月
『ロボット刑事』第11話「バドー基地の秘密!!」で、新條刑事(演/千葉治郎)がバドー工作員に引きずられるシーンは、複数の箇所で撮影されている
こちらはその一つで、「日吉北側」交差点を右折し、「王禅寺公園前」交差点方面へと走行するカット。

144008 S144012
左:『ロボット刑事』第11話より
右:2009年11月
続いてバドー工作員は、『王禅寺北第1公園』の南側を走行する。
鉄棒で繋がれた石柱群が、『王禅寺北第1公園』。

144009 S144014
左:『超神ビビューン』第13話より
右:2018年5月
その『王禅寺北第1公園』では、『超神ビビューン』第13話「ハニワが歩いた?怪奇な足跡」において、ビビューンらとハニワーンの戦闘シーンが撮影された。
掲載した映画像は、園内から外(北西角)を捉えたアングル。

144011 S144015
左:『超神ビビューン』第13話より
右:2017年11月
S144016 S144017
左:2017年11月
右:2018年5月
当時と比べると、園内にある遊具が多少異なっている。
滑り台は当時からあったものの、今よりも僅かに西側に設置されており、更には向きが90度違っていた模様。
また、2018年春先にも改修工事が行われているが、少なくとも2017年11月の段階では、色は異なるものの、支柱と階段部分は往時のものが継続して使用されていたことが分かる。

144012 S144018
左:『超神ビビューン』第13話より
右:2017年11月
半月型の雲梯は、現在の鉄棒がある辺りに設置されていた。
また、こちらも向きが90度異なっていたのが分かる。
尚、劇中、バシャーンが頭頂部に立つ箱ブランコは、既に撤去され存在しない。

144015 S144020
左:『ロボット刑事』第8話より
右:2009年11月
次に取り上げるのは、『ロボット刑事』第8話「雷が殺した?!」。
「王禅寺公園北側」交差点方面から走ってきたジョーカーは、「王禅寺公園前」を左折する。

144017 S144023
左:『ロボット刑事』第8話より(映①)
右:2009年11月
すると、目の前に怪しい影が・・・。

144018 S144026
左:左:『ロボット刑事』第8話より
右:2009年11月
その正体は、カミナリマン。
この後、車中でKと新條はサンダービームを浴びてしまう。
宅地造成が終了して間もない頃で、一軒一軒は立派な邸宅であるものの、未だ疎らだったことがよく分かる。

144021 S144028
左:『仮面ライダー』第78話より
右:2013年12月
上掲映画像①でカミナリマンの横に写るのは、東京ガス㈱の「王禅寺整圧器室」。
『仮面ライダー』第78話「恐怖ウニドグマ+ゆうれい怪人」では、B1F地点に向かう滝和也(演/千葉治郎)らのシーンが、映画像①とは逆アングルで描かれた。

144022 S144029
左:『仮面ライダー』第78話より
右:2008年12月
炎に遮られ、前に進めない滝ら。
俯瞰アングルで撮影されているが、現在は住宅が建っているため同様の撮影は不可能。
二つのマンホールの位置が同じである。

144023 S144031
左:『仮面ライダー』第84話より
右:2010年12月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第84話「危うしライダー!イソギンジャガーの地獄罠」で、少年ライダー隊員の一人が、赤と黄色のラリー車を発見するシーン。

144024 S144032
左:『仮面ライダー』第84話より
右:2010年12月
「あっ、赤と黄色のラリー車だ!」

144025 S144035
左:『仮面ライダー』第84話より
右:2010年12月
草が生えていた場所には既に立派な住宅が建っているため、道路から撮影した写真を掲載する。
奥に見えるのは、前述した東京ガス㈱の「王禅寺整圧器室」。
尚、立花藤兵衛(演/小林昭二)によれば、突き当りを右折すると、128号線を千葉方面に向かうらしい・・・。


(編集後記)
撮り直し、撮り足し・・・行きたくて仕方ありません。
徒歩、大阪メトロ、新幹線、JR横浜線、小田急小田原線、小田急バス、徒歩・・・、遠すぎます。

王禅寺東界隈にはまだまだ多くのロケ地が点在します。
それらは、王禅寺東界隈②(場合によっては③も)で取り上げたいと思います。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第78話「恐怖ウニドグマ+ゆうれい怪人」(1972/9/23放送)
『仮面ライダー』第79話「地獄大使!! 恐怖の正体?」(1972/9/30放送)
『仮面ライダー』第84話「危うしライダー!イソギンジャガーの地獄罠」(1972/11/4放送)
『ロボット刑事』第8話「雷が殺した?!」(1973/5/24放送)
『ロボット刑事』第11話「バドー基地の秘密!!」(1973/6/14放送)
『超神ビビューン』第13話「ハニワが歩いた?怪奇な足跡」(1976/10/12放送)


Phase144 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase143 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/マンションニューランド③

S143001
上:2009年11月
『仮面ライダー』第26話、『仮面ライダーV3』第13話で使用された、マンション前南側からのアングル。
ここから後ろを振り向くと・・・。

143001 S143002
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2007年12月
143007 S143009
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2010年9月
その『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」で、ゾル大佐(演/宮口二朗)が一文字(演/佐々木剛)と滝(千葉治郎)の前から逃走を図るシーンが描かれたアングルとなる。

143008 S143011
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2007年12月
ジープに乗り、逃走するゾル大佐。
南側にあった丘陵は既に跡形も無く消え、立派な住宅群に姿を変えている。

143009 S143012
左:『超人バロム・1』第22話より
右:2012年7月
『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」でも、ほぼ同じアングルを見ることが出来る。
掲載した映画像は、バロム・1が、ヒャクメルゲに乗っ取られたタクシーを追跡するシーン。

143010 S143013
左:『仮面ライダー』第21話より
右:2015年9月
143012 S143015
左:『仮面ライダーX』第33話より
右:2015年9月
『仮面ライダー』第21話「ドクガンダー大阪城の対決!」、および『仮面ライダーX』第33話「恐怖!キングダークの復しゅう!!」では、『マンションニューランド』の階段前僅かに北側から南側を捉えた同様のアングルを確認することが出来る。
掲載した『仮面ライダー』第21話の映画像は、阪神理科大学・吉岡助教授(演/鶴見丈二)の娘・みき(演/池田浩子)を拉致するため、ショッカーの一味が吉岡邸にやって来たシーン。

143013 S143016
左:『アクマイザー3』第3話より
右:2015年9月
同様のアングルは、『アクマイザー3』第3話「なぜだ?! ガブラが消えた」でも見ることが出来る。
アクマ族の魔の手から子供たちを救ったにも関わらず、その容姿から逆に化け物扱いされたガブラは傷心、その場から立ち去るシーンが、マンション北東にあるY字路交差点辺りから撮影された。

143014 S143017
左:『どっこい大作』第32話より
右:2015年9月
『どっこい大作』で、『マンションニューランド』前が使用されたのは、意外にもこれが唯一のカット。
当時、草木で覆われていたマンションの対面となる場所は、眼下にある「妙延寺」の外壁と一部駐車場に姿を変えている。

143015 S143021
左:『仮面ライダー』第21話より
右:2009年10月
143016 S143023
左:『仮面ライダー』第21話より
右:2011年10月
『仮面ライダー』第21話では、吉岡邸を見張るため、マリ(演/山本リンダ)とユリ(演/沖わか子)が、ちり紙交換屋に扮してトラックでやって来るシーンも撮影されている。

143017 S143027
左:『超人バロム・1』第26話より
右:2010年4月
143018 S143029
左:『仮面ライダーV3』第13話より
右:2010年4月
こちらは、『マンションニューランド』南側にあるスロープ部分。
つまり、『仮面ライダー』第26話で、ゾル大佐が逃走用のジープを隠していた場所である(但し、当エピソードにおけるカットは、運転するゾル大佐のアップのみで、背景は殆んど確認出来ない)。
同所では、『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」において、バロム・1とハネゲルゲとの戦闘シーンの一部が夜間撮影で行われている。
また、『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」でも、同所が確認出来る。
両映像を見る限り、当時は今よりも南北に幅があり、少なくとも車二台分の駐車スペースが確保されていた模様。
おそらく、南側に建つ住宅のガレージ部分も、当時の駐車スペースの一部だったと思われる。

143019 S143030
左:『仮面ライダーV3』第17話より
右:2010年4月
143020 S143031
左:『仮面ライダーV3』第17話より
右:2011年2月
『仮面ライダーV3』第17話における住民罹患シーンの撮影が、このスロープ部分でも行われている。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」(1971/9/25放送)
『仮面ライダー』第21話「ドクガンダー大阪城の対決!」(1971/8/21放送)
『超人バロム・1』第22話「魔人ヒャクメルゲが目をくりぬく」(1972/8/27放送)
『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」(1972/9/24放送)
『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」(1973/5/12放送)
『仮面ライダーV3』第17話「デビルスプレーは死神の武器」(1973/6/9放送)
『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」(1973/8/20放送)
『仮面ライダーX』第33話「恐怖!キングダークの復しゅう!!」(1974/9/28放送)
『アクマイザー3』第3話「なぜだ?! ガブラが消えた」(1975/10/21放送)


Phase143 End


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Phase142 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/マンションニューランド②

(編集前記)
S141041
上:2007年12月
『東映生田スタジオ』作品のロケ地を語る上で、決して外すことの出来ない『マンションニューランド』。
・・・ですので、続けます。


142001 S142001
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2011年10月
『仮面ライダー』第2話「恐怖蝙蝠男」におけるライダー1号と蝙蝠男の戦闘シーンは、その大半が『東映生田スタジオ』でのセット撮影で行われているが(第2ステージと推測)、一部、『マンションニューランド』屋上でも行われている。
但し、撮影は階段前から煽りのアングルのみ。

142007 142002
左:『仮面ライダー』第21話より
右:『仮面ライダー』第26話より
142003 142004
左:『仮面ライダー』第43話より
右:『仮面ライダー』第52話より
142005 142006
左:『仮面ライダー』第64話より
右:『仮面ライダー』第85話より
S142003
上:2007年12月
『マンションニューランド』正面を北東側から捉えたアングル(数部屋含む、前の道路含まず)は、『東映生田スタジオ』作品の中でも『仮面ライダー』での使用頻度が突出している。
設定は、以下のとおり。
第21話「ドクガンダー大阪城の対決!」・・・吉岡助教授(演/鶴見丈二)邸向かいのマンション(単なる背景としての映り込み)。
第26話「恐怖のあり地獄」・・・一文字隼人(演/佐々木剛)の自宅マンション。
第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」・・・エミ(演/高見エミリー)の自宅マンション。
第52話「おれの名は怪鳥人ギルガラスだ!」・・・五郎(演/三浦康晴)の友人・美子(演/相沢史子)の自宅マンション。
第64話「怪人セミミンガ みな殺しのうた!」・・・本郷猛(演/藤岡弘)の自宅マンション。
第85話「ヘドロ怪人 恐怖の殺人スモッグ」・・・本郷猛の自宅マンション。
本来ならば、僅かなアングルの違いでも、各々対比写真を掲載すべきところだが、ここでは、未だあれ(『仮面ライダー』第68話における、或る意味、重要なシーンでアップに映るあれ)が残る2007年12月に撮影した写真一枚で代用したいと思う。
尚、あれについては別途、取り上げる予定。

142008 S142005
左:『超人バロム・1』1第26話より
右:2009年10月
「数部屋含む、前の道路含まず」という条件で、正面を北東側から捉えたアングルで絞ると、他の『東映生田スタジオ』作品では、『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」で、シゲル(演/高尾将嘉)と会話をする松五郎(演/砂川啓介)のカットぐらいである。

142009 S142007
左:『仮面ライダー』第31話より
右:2007年12月
『マンションニューランド』の北東側はY字路となっている。
『東映生田スタジオ』作品では、東側(下り坂)の道路上にカメラを設けてのアングルが、多くの作品、多くのエピソードで確認することが出来る。
『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」では、五郎の友人・井崎武夫(演/佐久田修)が住むマンションの設定で使用され、朝の登校シーンが描かれた(但し、昼間、および夜間シーンのロケは、別のマンション(団地)で行われている)。
因みに、右端に写る男の子は、背後を行ったり来たりと、何気にかなりの存在感を示している。

142010 S142008
左:『超人バロム・1』第18話より
右:2009年11月
掲載した映画像は、『超人バロム・1』第18話「魔人アンモナイルゲがパパをおそう」で、バロム・1に連絡をしようと坂道を駆ける道雄(演/岡浩也)。

142011 S142009
左:『イナズマン』第3話より
右:2010年4月
142012 S142010
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第7話より
右:2016年4月
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」、および『秘密戦隊ゴレンジャー』第7話「ピンクの月光!オオカミ部隊」では、ほぼ同じアングルが記録されている。
注目すべきは、各々掲載した写真・・・、前述『仮面ライダー』第68話の重要なシーンで映るあれは、既に存在しない。

142013 S142011
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第62話より
右:2011年10月
また『秘密戦隊ゴレンジャー』では、第62話「白い怪奇!死神館の罠」において、海城剛(演/誠直也)が『マンションニューランド』の前をレッドマシーンで走行するシーンも撮影されている。

142014 S142012
左:『仮面ライダー』第68話より
右:2011年10月
『仮面ライダー』第68話「死神博士 恐怖の正体?」では、『マンションニューランド』の北東Y字路から、ガードレールを手前に撮影されたアングルが記録されている。
掲載した映画像は、本郷と滝(演/千葉治郎)が、死神博士(演/天本英世)から立花藤兵衛(演/小林昭二)を人質にしたことを無線で知らされるシーン。
ガードレールは、既に新しいものに改修されている。

142016 S142013
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2009年10月
142017 S142014
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2011年11月
こちらは、階段南側にある駐車場前から階段方向を捉えたアングル。
色褪せや汚れ、一部決壊している箇所はあるものの、石垣様式の擁壁は、往時の佇まいをそのままに残している。
ここでは、『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」において、ゾル大佐(演/宮口二朗)が、一文字と滝の前に初めて姿を露呈するシーンが撮影された。

142019 S142017
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2011年11月
滝に変装していたゾル大佐が、その正体を見せるカット。
背後の擁壁にある部分的欠損が一致している。

142020 S142018
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2011年10月
142021 S142019
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2007年12月
同エピソードにおいて、戦闘シーンが撮影された駐車場周辺の様子。
・・・が、真っ先にキックを決める滝の足に目が行くかもしれない。
事実、一文字隼人を演じた佐々木剛は、著書「一文字隼人 仮面ライダー2号伝説」(白夜書房/1998年)の中で、「ライダーに関して言うと、藤岡君の立ち回りだっておれの立ち回りだって、ほんと治郎チャンに比べたら、すごくカッコ悪いですよ。治郎チャンの軽快さとスピードには、絶対勝てないんだから」(原文まま)と、滝和也を演じた千葉治郎を評価している。

142022 S142021
左:『仮面ライダーV3』第13話より
右:2011年2月
『仮面ライダー』第2話「恐怖蝙蝠男」を皮切りに、『東映生田スタジオ』作品では頻繁にロケ地として利用された『マンションニューランド』。
しかし、その多くは北東側から撮影されたもので、階段以南からのアングルは、前掲『仮面ライダー』第26話以外となれば、この『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」ぐらいである。

142023 S142024
左:『仮面ライダーV3』第13話より
右:2010年4月
掲載した映画像は、上掲『仮面ライダーV3』第13話の一連で、マンションから出てきた吉村秀夫(演/練木二郎)を、彼の行動を見張っていた立花藤兵衛の車中から捉えたアングル。


(主参考文献)
「一文字隼人 仮面ライダー2号伝説」(著/佐々木剛 白夜書房/1998年)

(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第2話「恐怖蝙蝠男」(1971/4/10放送)
『仮面ライダー』第21話「ドクガンダー大阪城の対決!」(1971/8/21放送)
『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」(1971/9/25放送)
『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」(1971/10/30放送)
『仮面ライダー』第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」(1972/1/22放送)
『仮面ライダー』第52話「おれの名は怪鳥人ギルガラスだ!」(1972/3/25放送)
『仮面ライダー』第64話「怪人セミミンガ みな殺しのうた!」(1972/6/17放送)
『仮面ライダー』第68話「死神博士 恐怖の正体?」(1972/7/15放送)
『超人バロム・1』第18話「魔人アンモナイルゲがパパをおそう」(1972/7/30放送)
『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」(1972/9/24放送)
『仮面ライダー』第85話「ヘドロ怪人 恐怖の殺人スモッグ」(1972/11/11放送)
『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」(1973/5/12放送)
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」(1973/10/16放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第7話「ピンクの月光!オオカミ部隊」(1975/5/24放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第62話「白い怪奇!死神館の罠」(1976/9/25放送)


Phase142 End


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〇当ブログ中、一部を除き、関係者の名は当時のものを記載し、敬称は省略させて頂きます。
〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase141 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/マンションニューランド①

(編集前記)
S141010
上:2004年4月
『東映生田スタジオ』作品のロケ地を語る上で、決して外すことの出来ない『マンションニューランド』。
・・・なのですが、まとめるのを怠っておりました。
というわけで、またまた新たな場所を一つ、取り上げていこうと思います。


141003 S141008
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2016年4月
その全容が初めて映し出されたのは、『仮面ライダー』第2話「恐怖蝙蝠男」。
ショッカーの人体実験場と化したマンションを探る本郷猛(演/藤岡弘)のもとへ、立花藤兵衛(演/小林昭二)が向かうカットである。
尚、『マンションニューランド』は、1970年5月の完成。
つまり、映像に記録されているのは、まだ築一年も満たない真新しい姿である。

141004 S141012
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2011年11月
141005 S141014
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2011年11月
『仮面ライダー』第2話開巻部、蝙蝠男(劇中呼称/人間蝙蝠)による第一の犠牲者・山野美穂(演/小林千枝)の帰宅シーンが、『マンションニューランド』のエントランスに通じる階段周辺で撮影された。
その階段、及び擁壁部分の日焼けや汚れは、四十年という時(上掲写真撮影時)の流れを忠実に物語っている。
掲載した映画像は、山野美穂が仕事仲間(演/堀川貴美子)と別れた直後、姿無き声に怯え、慌ててマンション内へと駆け込むカット。

141006 S141016
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2011年11月
「不思議な死に方をしたあのモデルが、もしショッカーの一員だとすれば、必ず手掛かりがあるはずだ」
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第2話で、山野美穂の身辺を調査するため、彼女の自宅マンションに乗り込む本郷のカット。前の道路から煽りのアングルで撮影された。
尚、部屋でのシーンは、全て『東映生田スタジオ』内でのセット撮影。

141007 S141019
左:『仮面ライダー』第68話より
右:2007年12月
141008 S141021
左:『仮面ライダー』第68話より
右:2011年10月
『仮面ライダー』第68話「死神博士 恐怖の正体?」では、本郷の自宅マンションという設定で、前の階段部分が使用された。
掲載した映画像は、マンションから出て来た本郷と滝(演/千葉治郎)のカット。
当エピソードを始め、主人公らの自宅マンションという設定は、他の『東映生田スタジオ』作品でも度々見受けられるが、各作品、各エピソードによって異なり、『仮面ライダー』だけを取り上げてみても、劇中を通しての一貫性は見られない。
そして、その設定から、当然の如くショッカー、及びゲルショッカーに襲撃されるシークエンスが度々描かれることとなった。

141009 S141022
左:『ジャッカー電撃隊』第8話より
右:2011年11月
階段、およびエントランス部分は、『ジャッカー電撃隊』第8話「6ターゲット!! 爆発する花」でも使用されている。

141010 S141023
左:『仮面ライダー』第2話より
右:2007年12月
『仮面ライダー』第2話では、本郷猛がベランダから落下しながら仮面ライダーに変身、階段脇の道路に着地した後、屋上へとジャンプするシーンも撮影された。
当エピソードを皮切りに、『仮面ライダー』は勿論、他の『東映生田スタジオ』作品でも、『マンションニューランド』(その周辺も含めて)は、ロケ地として重宝されることとなる。

141011 S141026
左:『仮面ライダー』第43話より
右:2011年6月
141012 S141027
左:『仮面ライダー』第43話より
右:2011年10月
『仮面ライダー』第43話「怪鳥人プラノドン」では、エミ(演/高見エミリー)の自宅マンションという設定で、前の階段部分が使用された。
掲載した映画像は、プラノドンにコントロールされたエミがマンション前に出て来るカット。

141013 S141031
左:『仮面ライダーV3』第17話より
右:2011年11月
この階段は、『仮面ライダーV3』第17話「デビルスプレーは死神の武器」でも使用されている。
スプレーネズミの細菌兵器デビルスプレーによる住民罹患シーンの一部が撮影された。

141014 S141034
左:『仮面ライダー』第88話より
右:2010年4月
『仮面ライダー』第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」でも、本郷の自宅マンションという設定で使用され、階段南側の手摺りを手前に、彼の帰宅シーンが撮影されている。
当時、薄い灰色だった階段の手摺りは、焦げ茶色に再塗装済み。
尚、実際の撮影は、もう少し背後左側、且つ僅かに下からのアングルで行われた模様。

141015 S141035
左:『仮面ライダー』第66話より
右:2011年6月
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」では滝和也の自宅マンションという設定で使用され、階段下から煽りのアングルでエントランス部分が撮影された。
現在、入口の屋根の両脇に設けられた支柱の手前に、補強用の支柱が増設されているのが分かる。
こちらも実際は、もう少し下からのアングルで撮影された模様。

141016 S141037
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2010年4月
141017 S141038
左:『仮面ライダー』第26話より
右:2009年10月
『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」では、一文字隼人(演/佐々木剛)の自宅マンションという設定で使用された。
掲載した映画像は、滝に変装したゾル大佐(演/宮口二朗)と対峙する一文字のカット。
よく見ると、エントランスの屋根に刻まれた僅かな傷(一文字の上部辺り、正面側)が、今も残っているのが分かる。

141019 S141042
左:『仮面ライダーV3』第13話より
右:2007年12月
『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」では、風見志郎(演/宮内洋)の後輩・吉村秀夫(演/練木二郎)の住むマンションとして使用された。
「デストロンと関係があるかもしれない」
志郎から連絡を受けた立花藤兵衛は、マンション脇で彼の行動を見張るが・・・。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第2話「恐怖蝙蝠男」(1971/4/10放送)
『仮面ライダー』第26話「恐怖のあり地獄」(1971/9/25放送)
『仮面ライダー』第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」(1972/1/22放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『仮面ライダー』第68話「死神博士 恐怖の正体?」(1972/7/15放送)
『仮面ライダー』第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」(1972/12/2放送)
『仮面ライダーV3』第13話「恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?」(1973/5/12放送)
『仮面ライダーV3』第17話「デビルスプレーは死神の武器」(1973/6/9放送)
『ジャッカー電撃隊』第8話「6ターゲット!! 爆発する花」(1977/5/28放送)


Phase141 End


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Phase140 【ロケ地】川崎市麻生区王禅寺西/王禅寺西界隈①

『東映生田スタジオ』作品で使用された、麻生区王禅寺西にあるロケ地と言えば―。
やはり『王禅寺公園』を浮かべる方が多いのではないだろうか。
そちらについては独立させて取り上げることとし、今回は、王禅寺西に点在するロケ地をat radumに考証してみたい。
尚、『王禅寺公園』の南東を走る道路など、他にも幾箇所については、別途、取り上げる予定である。
また今回は、〝王禅寺西〟というだけで、具体的場所を敢えて明示しないでおこうと思う。

まずは、『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」から―。

140001 S140001
左:『超人バロム・1』第27話より
右:2017年12月
突如、悲鳴が聞こえ、そのもとへと向かう猛(演/飯塚仁樹)と健太郎(演/高野浩幸)。
すると途中、友人のオサム(演/沢村正一)と遭遇。
彼は、慌てた様子で階段を駆け上がって行った・・・。
当時、その階段上に建っていたのは「協和醗酵 百合ヶ丘アパート」。
残念ながら既に姿を消しているが、当ブロック東端に、映画像に写る擁壁の一部が現存している。

140002 S140002
左:『超人バロム・1』第27話より
右:2017年12月
その現場へとやって来た猛と健太郎。
背後に写るのは、「協和醗酵 百合ヶ丘アパート」の東側に建っていた「日本道路公団 百合ヶ丘寮」。
こちらについても、残念ながら現存しない。
尚、電信柱に掲示された「王禅寺2625」は、旧住所である。

140003 S140004
左:『超人バロム・1』第27話より
右:2017年12月
直後、カメラは、二人の目線の先に向けて高速パン。
擁壁の一部は削られているものの、駐車場自体は見事に現存する。

140004 S140005
左:『超人バロム・1』第27話より
右:2017年12月
これが、二人が目の当たりにした光景。
玩具店の前で店主(演/植田灯孝)が横たわっていた・・・。
ロケに使用されたのは、某マンションの一部屋。
過去の住宅地図などによると、一時期、当マンションの1階には「ふたごのベアー」という玩具店が実際に存在したというが、それはもう少し後の話であり、当時は「川崎北地区社会人野球連盟連絡所」「百合ヶ丘へらこい会事務所」という二つの事務所が入っていたとのこと。
映像に映る陽射し除けは、確かに何かしらの店舗があったことを想像させる。
上記事務所の何れかとは思われるが、残念ながら厳密にどちらとまでは特定に至っていない。
因みに、「ふたごのベアー」は、一時期、『百合ヶ丘駅』前にある現・「C'sビル1」で営業されていたことを確認している(Phase065参照)。

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左:『超人バロム・1』第27話より
右:2017年12月
こちらは、玩具店の店主を襲った後、逃走を図るオサムのカット。
お店があった前までは辿り着けず、掲載した写真は全くアングルが異なっている。
雰囲気だけでも味わって頂ければ、幸いである。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第20話より
右:2014年9月
続いて『好き!すき!!魔女先生』第20話「恐怖の暗闇魔人」での一コマ。
このロケ地については、2017年9月16日、『小田急線/読売ランド前駅』近くの焼き鳥屋で・・・です。

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左:『ロボット刑事』第18話より
右:2018年5月
レイトーマンによって、資産家・今西家のセイイチ(演/平野 康)が殺害された。
次に当主の太助(演/清水一郎)が狙われるが・・・。
掲載した映画像は、『ロボット刑事』第18話「バドーの冷凍作戦!!」で、捜査中のKと新條(演/千葉治郎)が、今西家の車を見掛けるシーン。
左の門を有する邸宅は、残念ながらリフォームされており、既にその姿を見ることは出来ないが、Googleマップでは往時の佇まいを確認することが出来る(2018年6月現在)。
また、その奥に見える黒瓦の邸宅も、同様にその姿を消している。
中には、本当に此処か?・・・とお思いになられた方もいらっしゃるかもしれない。

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左:『ロボット刑事』第18話より
右:2018年5月
それを考証したい。
掲載した映画像は、上掲シーンの一連で、Kと新條が、今西たみえ(演/川村真樹)の運転する車の前に回り込んだカット。
左端に写る肌色の門柱と黒門が現存している(現在、門柱は白色)。
尚、奥に見える灰色の屋根瓦を有した邸宅が、前述Googleマップで確認することが出来る邸宅である。
本当に此処か?・・・まだお思いになられる方がいらっしゃるかもしれない。

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左:『仮面ライダーX』第12話より
右:2018年5月
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左:『仮面ライダーX』第12話より
右:2018年5月
実はここ、『仮面ライダーX』第12話「超能力少女をさらえ!」において、河村博士(演/綾川香)が乗る車の走行シーンにも使用されている。
門柱だけでなく、外塀も白色に再塗装されており、更にはガレージも立派な屋根付きのものにリフォームされている。
???・・・まだまだお思いになられる方がいらっしゃるかもしれない。
あとは是非、Googleマップで、灰色の屋根瓦を有した邸宅をご覧頂きたい。

140012 S140020
左:『仮面ライダーX』第12話より
右:2018年5月
その河村博士邸として使用された個人邸宅は、見事に現存する。

140013 S140024
左:『仮面ライダーX』第12話より
右:2018年5月
河村博士邸を後にするアポロガイスト(演/打田康比古)。
向きは90度異なるが、特徴的なポストも健在で嬉しい限りである。


キリがないので、今回はここまで―。


(主参考文献)
「川崎市多摩区明細地図 昭和48年度版」(経済地図社)

(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第20話「恐怖の暗闇魔人」(1972/2/13放送)
『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」(1972/10/1放送)
『ロボット刑事』第18話「バドーの冷凍作戦!!」(1973/8/2放送)
『仮面ライダーX』第12話「超能力少女をさらえ!」(1974/5/4放送)


Phase140 End


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東映生田スタジオと同作品ロケ地研究の場です。

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