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Phase201 【ロケ地】川崎市麻生区高石/川崎市立西生田中学校周辺

(編集前記)
掲載作品製作年、および同一作品、同一エピソードにおいても、掲載する順序が前後する点をご容赦頂きたいと思います。

201001 201003
S201003
上2枚:『アクマイザー3』第2話より
下:2015年9月
「あの娘だ」
「よーし、次はこれだ!」
今回は、麻生区高石にある『川崎市立西生田中学校』(以下、『西生田中学校』)周辺を取り上げたいと思う。
まず掲載したのは、『アクマイザー3』第2話「なぜ死んだ?! ザビタンの母」開巻部。
そのサブ・タイトルが映し出される直前、連続怪事件挿話の一部として、『西生田中学校』校門付近が映し出された。
一目瞭然、今も往時の佇まいをそのままに留めている。

201005 S201005
左:『アクマイザー3』第27話より
右:2015年9月
また同所は、同作品第27話「なぜだ?! ザビタンが吹っ飛んだ」において、光彦(演/小塙謙二)らが通う城南小学校としても使用されており、大久保博士(演/轟謙二)の息子・マサル(演/田中和洋)の下校シーンが撮影された。
往時と比べると、門柱の上部が欠落している。

201006 201007
S201006
上2枚:『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話より
下:2016年8月
掲載した映画像は、『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話「黒い恐怖!殺しの毒牙」において、Mr.スコット(演/トニー・セテラ)の護衛の命令を受け、彼を尾行するキレンジャー・大岩大太(演/畠山麦)とモモレンジャー・ペギー松山(演/小牧りさ)のカット。
撮影は『西生田中学校』南側の道路で行われている(上掲映画像は校門方向を捉えたアングル)が、当時は、同校南西側の住宅街、およびそこへ至る坂道が存在していなかったことが分かる。
尚、当シーン冒頭、Mr.スコットの目線アングルで、校庭内の様子が映し出されるが、おそらくは実際の授業風景が記録されているものと思われる(ここでは省略する)。

201008 S201007
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話より
右:2016年8月
大岩らの背後から近付いてきた車には、黒十字軍のゾルダーが乗っており、Mr.スコットの射殺を企てる。
間一髪、それに気づいた二人は、彼の護衛に成功するが・・・。
背後に見えるプールは、今も同所に設置されている。

201009 S201009
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話より
右:2016年8月
こちらは、Mr.スコットの背後から近づく黒十字軍の車。
右側に見える住宅の北側外塀が現存している。

201010 S201010
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話より
右:2016年8月
大岩とペギーに助けられたMr.スコットであったが、通り掛かったタクシーに乗り込み、何故か二人の前から姿を消す。
Mr.スコットの足元に写る擁壁は、少なくとも2016年8月の段階では現存していたが、既にその姿を消している(当時、土地自体は駐車場であったが、現在は洒落た白亜の住宅が建てられている)。
そして、タクシーの脇に見える小道では・・・。

201012 S201011
左:『アクマイザー3』第27話より
右:2015年9月
上掲『アクマイザー3』第27話の一連で、光彦とマサルの下校シーンが撮影された。
前述したように、左に写る駐車場も既に姿を消している。


『西生田中学校』の創立は、1970年。
「細山スタジオ」が開設された翌年、「大映生田スタジオ」において、『女三四郎』(1970年/東京12チャンネル)が製作された年である。


(映画像掲載作品)放映順
『秘密戦隊ゴレンジャー』第8話「黒い恐怖!殺しの毒牙」(1975/5/31放送)
『アクマイザー3』第2話「なぜ死んだ?! ザビタンの母」(1975/10/14放送)
『アクマイザー3』第27話「なぜだ?! ザビタンが吹っ飛んだ」(1976/4/6放送)


Phase201 End


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〇当ブログの記事、図版、画像などを無断で複写、複製、転載、データ化することはご遠慮願います(諸般の事情により、一部、画像処理を施してあります)。
〇当ブログ中、一部を除き、関係者の名は当時のものを記載し、敬称は省略させて頂きます。
〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



当ブログは、管理人個人の趣味の範疇にあり、作品の配給元とは一切関係なく、利益を得ること、著作権を侵害する意図は一切ございません。
比較などのために引用する画像の権利は、全て原権利者に帰属します。
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Phase200 【ロケ地】川崎市多摩区生田/小田急小田原線生田駅周辺

(編集前記)
「生きてますか~!?」
そんなメールも頂きました。
少しの間、更新が滞りましたが、一段落つきました(理由は、本業の方です)ので、再開したいと思います。


200001 S200001
左:『どっこい大作』第3話より(映①)
右:2018年1月
200002 S200002
左:『どっこい大作』第3話より
右:2018年1月
肉屋を営む大垣(演/名古屋章)に、肉の貸与を断られた大作(演/金子吉延)(Phase166参照)。
その帰路、彼は、踏切脇に一匹の子猫を見掛ける・・・。
『どっこい大作』第3話「成せば成る?!」における当シーンは、『小田急小田原線生田駅』(以下、『生田駅』)南側にあった駐車場(現・「生田駅」南口バスロータリー歩道橋階段下)で撮影されている。
映画像①で、大作の背後に写るのは、今も往時の姿を残す「みなと電気商会」(現・「ミナト電機商会」)。

200003
上:『どっこい大作』第3話より
S200004
上:2018年1月
200004 S200007
左:『どっこい大作』第3話より
右:2018年1月
「お前、何かいい考えな~い?にゃ~いの?そうか、そうか」
背後に写るのは、何れも既に此処にはない「酒 里香」「双葉すし」「魚料理かにや」。

200005 S200008
左:『どっこい大作』第2話予告編より
右:2018年1月
因みに、第1話「ほえろ火の玉!!」終了後、第2話「お米は1万3千粒」予告編において、当該NGシーンが使用されている。
本編では、掲載した映画像のように、大作が子猫を抱えあげるカットは存在しない。
無論、第2話にも、当該シーンは存在しない。
尚、この砂利の駐車場になる前、当地には「マユズミ電気工事店」が建っていたという。

200006 S200014
左:『イナズマン』第9話より
右:2016年8月
200007 S200015
左:『イナズマン』第9話より
右:2016年8月
200008 S200016
左:『イナズマン』第9話より(映②)
右:2016年8月
掲載した映画像は、『イナズマン』第9話「光るカビは夜歩く!!」で、渡五郎(演/伴直弥)が、村山絵里(演/前村麻由美)の監禁場所を捜索するシーン。

当シーンは、『生田大橋』周辺(Phase191参照)他でも撮影されているが、実のところ、この場所だけが長らく解明出来ないでいた。
そこで、随分と前の話になるが、『ロケ地まち案内-東映大泉作品ロケ地検証紹介サイト-』主宰のモリリンさんにご相談したところ・・・、何と驚きの即答!
氏曰く、映画像②奥に写るのは、『生田駅』の跨線橋とのこと。
・・・〝凄い!〟以外の言葉が見つからなかったのを今でもはっきりと覚えている。

200009 S200017
左:『イナズマン』第9話より
右:2016年8月
すると、五郎が目にしたお店は、「喫茶ルナー」。
同店は残念ながら既に現存せず、某コンビニエンスストアに姿を変えている。

200010 S200019
左:『イナズマン』第9話より
右:2016年8月
同店を見つめる五郎のカット。
背後に写る石段が現存する。

ここで、もう一度、『生田駅』の方へ戻ってみたい。

S200022
上:2010年4月
かつて、「生田1号踏切」北側にあった、『生田浄水場』の場所を示す案内柱(背後の店も既に現存せず)。
この矢印に沿って、向かった場所では・・・。

200011 S200020
左:『どっこい大作』第13話より
右:2016年5月
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」で、大作が、珍竜軒の麺とタレを売り込みに東奔西走するシーンの一部が撮影された。
既に改修されているが、今も郵便ポストと公衆電話ボックスが同所に設置されている。
電信柱の広告は、今は無き「奥村医院」のもの。

200012 S200023
左:『どっこい大作』第13話より
右:2018年1月
同シーンでは、逆アングルも撮影されており、背後の住宅が現存しているのが分かる。


(編集後記)
取り敢えずは生きている証ということで、少しですが、今回はここまでにしたいと思います。

・・・が、気がつけば、Phase200。
これも、𡈽方工作氏、𡈽方進一氏、箕輪広実氏を始め、本当に多くの方々のご支援、ご鞭撻の賜物だと思っております。
改めて、皆さま方には心より感謝申し上げます。

また、今回、『イナズマン』第9話のロケ地をご教示頂きましたモリリンさんには、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
有難うございました。

ところで、今月か来月には、また神奈川へ参りたいと思います。
と申しますか、行きたくてたまりません!
この際・・・、両月とも行きますか!


(映画像掲載作品)放映順
『どっこい大作』第2話「お米は1万3千粒」予告編(1973/1/8放送)
『どっこい大作』第3話「成せば成る?!」(1973/1/22放送)
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」(1973/4/2放送)
『イナズマン』第9話「光るカビは夜歩く!!」(1973/11/27放送)


Phase200 End


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Phase199 【ロケ地】川崎市多摩区三田/アスカ名店街周辺③

今回は、Phase194&195に続いて、アスカ名店街を取り上げたいと思う。

196001 S196001
左:『仮面ライダーV3』第3話より
右:2018年11月
最初に、「セントラルスポーツショップ」(その実、少年仮面ライダー隊本部)店頭を北東側から捉えたアングルを考察したい。
既述したが、ロケに使用された『スポーツ用品の店 セントラル』(以下、『セントラル』)は、現在の「ネオグリーンヒルズ」北東角に存在した。

196002 S196004
左:『仮面ライダーV3』第18話より
右:2018年11月
『仮面ライダーV3』第18話「悪魔の裏切り あやうしV3!」で、市村明雄(演/堀部隆一)と高瀬ユリ子(演/堀越光恵)が、結婚の報告に立花藤兵衛(演/小林昭二)らのもとを訪れるラスト・シーン。

196003 S196007
左:『仮面ライダーV3』第36話より
右:2008年12月
掲載した写真右に写る白い支柱は、2008年の段階では横断歩道の標識であったが、現在は信号機に姿を変えている。

196004
上:『仮面ライダーV3』第30話より
S196008
上:2018年11月
S196012
上:『セントラル』周辺概略図③(1973年当時)
『仮面ライダーV3』第30話「ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?」に記録された『セントラル』以南の街並み。
まず目に飛び込むのは、南隣の「なすのや」に掲げられた「パンダパン」の看板。
上野動物公園でカンカンとランランが一般公開され、日本中にパンダ・ブームが沸き起こったのは、この前年、1972年の出来事である。

196006 S199004
左:『仮面ライダー』第25話より(映①)
右:2016年11月
『東映生田スタジオ』作品でアスカ商店街が最初に映し出されたのは、『仮面ライダー』第25話「キノコモルグを倒せ!」。
キノコモルグの胞子に院内感染した患者の一人(演/大杉雄太郎)が、車で病院を脱出。
その運転シーンが、『西三田団地』内で撮影された。
車は蛇行を繰り返し、徐々に霞む患者視点でのカットの一部に、上掲「鳥雅商店 三田営業所」(手前)~「なすのや」(奥)を確認することが出来る。

196007 S199005
左:『どっこい大作』第34話より
右:2016年11月
上掲映画像①でグレーのオーニングを有する店舗は、「フランス菓子 シャトレー」(以下、「シャトレー」)。
同店は、『どっこい大作』第34話「ありがとう! カニさん!!」において、「ロンドンパン」という設定で使用された。
前述したように、映画像①で同店手前に写るのは「鳥雅商店 三田営業所」(以下、「鳥雅商店」)だが、『どっこい大作』第34話製作時には、そのオーニングがトリコロールからオレンジ色に変更されているのが分かる。

196008 S199006
左:『どっこい大作』第34話より
右:2016年11月
そもそもこの一帯の建物が「ネオグリーンヒルズ」に姿を変えているため、単純に比較はし難いと思われるが、現在、「かおり治療院」が入っている辺りに「シャトレー」は存在した。
因みに、同店は、「ネオグリーンヒルズ」が建った後も、現在の「agreable Sala」が入る場所で営業をされていたが、残念ながら2015年3月3日を以って閉店、ケーキ作りを終えられている。

199001 S199008
左:『どっこい大作』第34話より
右:2016年11月
「ロンドンパンを食べてロンドンへ行こう!!」
「ハッピーパン」は、開店したばかりの「ロンドンパン」に客を取られる始末。
しかもそのオーナーは、二階堂甚平(演/志村喬)だという・・・。
掲載した映画像に、「天ぷら 天幸」の看板が確認出来る。
因みに、厳密に言うと、現在の一階店舗部分は、往時と違い一段低い位置に出入り口がある構造となっている。

199002 S199009
左:『どっこい大作』第34話より
右:2016年11月
・・・「パンダパン」。

199003 S199012
左:『どっこい大作』第34話より
右:2016年11月
「ロンドンパン」の店長・川西(演/加藤 春哉)に絡むよし(うえずみのる)。
止めに入った大作(演/金子吉延)は、逆によしに突き飛ばされてしまう。

尚、この第34話を始め、『どっこい大作』では数エピソードにおいて道路の反対側も映し出されるが、そちらについては、何れ『西三田団地』として取り上げる予定。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第25話「キノコモルグを倒せ!」(1971/9/18放送)
『仮面ライダーV3』第3話「死刑台のV3」(1973/3/3放送)
『仮面ライダーV3』第18話「悪魔の裏切り あやうしV3!」(1973/6/16放送)
『どっこい大作』第34話「ありがとう! カニさん!!」(1973/9/3放送)
『仮面ライダーV3』第30話「ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?」(1973/9/8放送)
『仮面ライダーV3』第36話「空の魔人 ツバサ軍団」(1973/10/20放送)


Phase199 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase198 『東映生田スタジオ』㉘【(M)遊歩道①】PartⅡ

Phase197で記したように、そこで掲載した映画像①~⑤の辺りについて、もう少し見てみたいと思う。

198001 198002
上2枚:『仮面ライダー』第62話より(右:左のアップ)
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」開巻部、一組のカップル(演/男女とも不明)が夜道を散歩するシーン。
まずは、この足元に写るマンホールに注目してみたい。

197001 197002
左:『仮面ライダー』第24話より(映①)
右:『仮面ライダー』第66話より(映②)
同マンホールは、Phase197にも掲載した『仮面ライダー』第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」、および第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」でも確認することが出来る。
場所は、Phase196で取り上げた(L)階段②の僅かに上手。
しかしながら、アスファルトで舗装され後、且つ2013年以前にここへ足を運ばれた方の中には、こう感じられた方も多いのではないだろうか。
同所周辺に、マンホールは無い(無かった)と・・・。
ところが・・・。
因みに、映画像②でサイギャングの足元に写るのは、(L)階段②の石枠(スタジオ側)である。

S198005 S198003
S198001
上3枚:2013年12月
2013年から始まった、大幅な改修工事(多摩美地区下水枝線第1号工事を含む)の際、そこに件のマンホールが出現(掲載した写真に写る左側二枚の看板の間)。
それ以前、何度足を運んでも、確かにその痕跡すら見つけることは出来なかった。
つまり、当マンホールは既にその役割を終え、長らく旧アスファルトに覆われていたと推測する。
それが、既設のアスファルトが根こそぎ剥がされた段階で、露となったのである。

しかし、それも束の間。
翌2014年夏には、再び埋められる(撤去された可能性もあり)運命となった・・・。
現在、新設された「健康の森掲示板」の僅か上手に二つのマンホールが確認出来るが、何れも件のマンホールでないことは言うまでもない。

因みに・・・。

198014
上:『秘密戦隊ゴレンジャー』第41話より
掲載した映画像は、『秘密戦隊ゴレンジャー』第41話「黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防戦」 において、鉄人仮面テムジン将軍が、新型固形燃料Z800による地底ロケットの威力を黒十字総統に説明する際、その象徴として映し出される、焦熱地獄と化した地上の様子。
この直前、同じく逃げ惑う人々の様子が、現・『多摩美公園』北東側出入り口周辺でも撮影されており、当カットはこの(M)遊歩道①で間違いないと思われるが、残念ながら具体的箇所が把握出来ていない(角度などを考慮すると、手前に写るマンホールは上掲したものとは異なる)。
尚、鉄人仮面テムジン将軍によると、この地底ロケットを打ち込むのに一番いい場所は、日本広しと言えども、皆生温泉しかないとのこと。

198004 S198007
左:『仮面ライダー』第62話より
右:2006年5月
198005 S198009
左:『仮面ライダー』第66話より(映③)
右:2009年11月
198006 S198010
左:『仮面ライダー』第68話より
右:2015年12月
掲載した映画像は、微妙にアングルは異なるが、何れもほぼ同所で撮影されている(草むらの遊歩道脇)。
2013年の改修工事によって、遊歩道は緑地帯の一部を飲み込む形で拡張された。

198007 S198011
左:『仮面ライダー』第66話より(映④)
右:2012年4月
掲載したのは、上掲映画像③の一連で、ライダーがジャンプをする直前のカット。
この頃は、第3ステージは未だ建てられていない。
ここで、映画像④右上部をアップにしてみると・・・。

198008 S198012
左:『仮面ライダー』第66話より
右:2012年4月
雑草の生えていない平地があるのが分かる。
これは、当時、『東映生田スタジオ』の北側に存在した畑で、現在も僅かにその名残を感じることが出来る。

S198014 S198015
上2枚:2012年4月(左:写① 右:写②)
写真①に写るのは、その畑跡に立ち、往時の様子をご教示してくださる箕輪広実氏。
氏によると、かつては現在の「多摩美公園」東側まで畑が広がっていたという(写真②は、雑草の中に佇む、井戸水の汲み上げ場跡。Phase197で取り上げたものとは異なる)。
また、この時、以下のお話もご教授頂いた。
具体的時期は不明だが、かつて未曾有の集中豪雨が発生した際、写真①の場所を含めた高台側から鉄砲水が押し寄せ、スタジオを直撃。
最北端に位置した第3ステージは、謂わば堰止めのような役割を担ってしまい、最もダメージが大きかったという。
「あの時は、本当に凄かったですよ」
鉄砲水の勢いは凄まじく、ほぼ全施設が床上浸水。
その被害は、最南端の第2ステージにまで及んだという。

閑話休題―。
次に、『仮面ライダー』第24話を例に、草むらにおける具体的なアングルをもう少し絞ってみたいと思う。

198009 S198017
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2012年4月
198010 S198018
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2012年4月
映画像①の一連で、小泉キミ子(演/林宏子)がテニスボールを捜すカットは、草むら(現・麻生区市民健康の森)の北側を背景に撮影されている。
また同シーンで、キノコモルグが「連れて行け!」と戦闘員に指示を出すカットは、そこから僅かに上手を捉えたアングルで撮影されている。

198011 S198019
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2012年4月
キノコモルグの出現にキミ子が慄くカットは、草むらの北東側を背にしての撮影。

198012 S198023
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2012年4月
前後するが、こちらは、キミ子の前に姿を現したキノコモルグのカット。
草むらから遊歩道方向を捉えたアングルで撮影されている。

198015 S198028
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2009年12月
キミ子の友人・ヒロシ(演/中村光男)が飛び出して来たカットは、上掲映画像③とほぼ同じアングルで撮影されている。

最後に・・・。

S198024
上:「写真で見る世界シリーズ 新仮面ライダー怪人図鑑」(1972年/秋田書店)より
これは、『仮面ライダー』製作最初期、スタジオの北側で撮影されたと云われている特写の一枚。
残念ながら、具体的な場所は明らかとなっていない。
但し、この段階でスタジオ最北端にあったのは、第1ステージ。
つまり、ライダーが立つのは、後に第3ステージが建てられる場所の可能性も十分に考えられる。
尚、同所では、緑川ルリ子(演/真樹千恵子)、野原ひろみ(演/島田陽子)、およびサソリ男との絡み(初期パブリシティ・スチール)も撮影されている(ライダースーツを着た本郷のカットも有り)が、今回は、インパクトのある当スチールのみを掲載したい。
また、上掲映画像①に写る石畳のあった場所では、地獄大使の特写も撮影されているが、そちらは比較的露出度が高い。


(主参考文献)
「写真で見る世界シリーズ 新仮面ライダー怪人図鑑」(1972年/秋田書店)

(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」(1971/9/11放送)
『仮面ライダー』第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」(1972/6/3放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『仮面ライダー』第68話「死神博士 恐怖の正体?」(1972/7/15放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第41話「黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防戦」(1976/2/28放送)


Phase198 End


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Phase197 『東映生田スタジオ』㉗【(M)遊歩道①】PartⅠ


197001 S197004
左:『仮面ライダー』第24話より(映①)
右:2012年4月(写①)
197002 S197005
左:『仮面ライダー』第66話より(映②)
右:2012年4月
『東映生田スタジオ』(跡地)から現・『多摩美公園』へと続く(M)遊歩道①でも、幾多のシーンが撮影されている。
『仮面ライダー』第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」では、キノコモルグに襲われた小泉キミ子(演/林宏子)らがトラックの荷台に乗せられるシーン、『同』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」では、再生怪人軍団との戦闘シーンの一部が、後に第3ステージが建つ脇から撮影された。

197003 S197006
左:『好き!すき!!魔女先生』第12話より(映③)
右:2012年4月
同様のアングルは、『好き!すき!!魔女先生』第12話「宇宙怪人ゾルダ現わる」で、地球に降り立ったゾルダの登場シーンでも確認することが出来る。

197005 S197008
左:『仮面ライダー』第24話より
右:2012年7月
先述『仮面ライダー』第24話では、トラックの荷台部分を捉えた逆アングルも記録されている。
この後、掲載した映画像の左側に第3ステージが建てられることとなる。

197004 S197007
左:『仮面ライダー』第24話より(映④)
右:2012年4月
また同エピソードでは、スタジオ北側に広がる草むら(現・麻生区市民健康の森)でも撮影が行われているが、掲載した映画像に写る外灯の支柱は、映画像①、および③に写るものと同一である。
因みに・・・。

S197009 S197010
左:2009年11月
右:2010年9月
Phase196で記したように、往時の雰囲気を未だ感じ取ることの出来た景観も、大幅な改修工事が行われた2013年を境に、随分と趣を異にしている。
箕輪広実氏によると、写真①に写る支柱は既に往時のものではなかったというが、この遊歩道沿いには、今も往時の支柱が数本現存している(但し、同氏によると、外灯それ自体は全て改修されているとのこと)。

S197012
上:2011年6月
S197013
上:2013年12月
これは、上掲映画像①~③の撮影ポイントから少し引きのアングル。
2013年末、初夏と真冬の違いだけでは済まされない、驚愕の光景が・・・。

197006 S197011
左:『仮面ライダー』第62話より
右:2012年4月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」開巻部、カップル(演/男女とも不明)が夜道を散歩するシーンで、映画像④の上手を捉えたアングル。

197007 S197014
左:『仮面ライダー』第62話より(映⑤)
右:2015年5月
直後、二人はハリネズラスに殺人針で白骨化されてしまう・・・。
改修工事によって、根本的な形状、配置が大きく変貌を遂げた遊歩道。
ところで・・・。

197008 S197017
左:『仮面ライダー』第62話より(映⑤改)
右:2008年12月
映画像⑤の左上をアップにしてみると、外灯の右下、暗闇に浮かぶ白い物体が確認出来る。

S197018 S197019
S197020
上左:2006年5月
上右:2007年12月
下:2009年10月
遊歩道中程に残されていた、井戸水の汲み上げ場跡。
これが、暗闇に浮かぶ物体の正体である。

197009 S197021
左:『仮面ライダーアマゾン』第7話より
右:2012年3月
『仮面ライダーアマゾン』第7話「とける!とける!恐怖のヘビ獣人!?」における、有馬所長(演/高城淳一)の助手・井崎(演/岩井松二郎)がヘビ獣人に襲われるシーンでも、ほんの一瞬ではあるが(目を凝らさないと分からない程)、この井戸水の汲み上げ場跡を確認することが出来る。

197010 S197024
左:「石ノ森正太郎 変身ヒーロー写真集1971-1975」(2005年/ジェネオン エンタテイメント)より
右:2012年3月
掲載したのは、その『仮面ライダーアマゾン』に登場したモグラ獣人の特写。
よく見ると、左端中央に、件の井戸水の汲み上げ場跡が写っているのが分かる。
掲載した写真のアングルはかなり甘く、やはり再撮に赴きたいところ。
・・・が、それも叶わない。
前述した改修工事の際、この遺跡は残念ながら姿を消してしまった。

197011 S197025
S197026
上左:『超神ビビューン』第26話より
上右:2015年5月
下:2009年10月
『超神ビビューン』第26話「妖怪城に地獄が?!見たぞガルバーの正体」では、井戸水の汲み上げ場跡北側からのアングルが確認出来る。
往時との違いは一目瞭然。
拡張ばかりでなく、段差も排除され、現在は緩やかなスロープ状となっている。
石畳はアスファルトに舗装され(部分的にはコンクリートの箇所有り)、外灯も増設され、確実に歩きやすくなってはいたが、2013年までは、往時の鬱蒼とした雰囲気を未だ十分に感じ取ることが出来たのだが・・・。

197012 S197027
左:『超神ビビューン』第26話より
右:2015年5月
かつて、段差があった場所の僅かに上手部分。
この場所をもう少し進めば、現・『多摩美公園』へと辿り着く。

197013 S197028
左:『超神ビビューン』第26話より
右:2007年12月
数年前までは、往時の雰囲気を感じ取ることが出来たのだが、この景観も既に拝むことは叶わない。

S197030
上:2007年12月
既記したように、この上手にある原っぱ(現・『多摩美公園』)でも、数々のシーンが撮影された。
この遊歩道は、スタジオとその原っぱを結ぶ連絡路であり、関係者らが歩いていた光景に思いを馳せると、自然と感慨深いものが込み上げてくる・・・。

尚、言うまでもなく、当遊歩道も『東映生田スタジオ』の施設ではない。
次Phaseでは、(M)遊歩道①PartⅡとして、映画像①~⑤の辺りについて、もう少し見てみたいと思う。


(主参考文献)
「石ノ森正太郎 変身ヒーロー写真集1971-1975」(2005年/ジェネオン エンタテイメント)

(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」(1971/9/11放送)
『好き!すき!!魔女先生』第12話「宇宙怪人ゾルダ現わる」(1971/12/19放送)
『仮面ライダー』第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」(1972/6/3放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『仮面ライダーアマゾン』第7話「とける!とける!恐怖のヘビ獣人!?」(1974/11/30放送)
『超神ビビューン』第26話「妖怪城に地獄が?!見たぞガルバーの正体」(1977/1/11放送)


Phase197 End


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