Phase108 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/弘法松PartⅠ

「これはもう郷土の誇りであり、近郊近在に其の名を知られた有名な雄松で、神奈川県の天然記念物でした。百合丘が出来るまでの此の辺は山と畑と田圃ばかりで、人家は全くなかった鄙びた山里で弘法松のあたりはめったに人影もなく、時折り農夫が行き来する位のものでした。ですから此の松の下の山路に差し掛ると天辺の方で何時もゴーッと松籟が鳴って居り、あたりは山と谷ばかりで一瞬ゾーッと身の毛がよだち、追いはぎでも出やしないかとそぞろに警戒心が湧いたものです」(「郷土史 ゆりが丘」(著/大塚新平 1972年/大塚書店)より)

麻生区百合丘2丁目にある「弘法松公園」の一角に、かつて、その雄松は存在した。
まだ『小田急線/読売ランド前駅』が「西生田駅」だった頃、ホームに付近の名所として、「弘法の松、南西四粁」と標識が建てられたため、以降、一般に〝弘法の松〟と言われるようになったが、〝弘法松〟と〝の〟を間に入れないのが本来の呼び名。
地元で生まれ、地元で育った人の中には、例え一字でも間に加わったことに、聊か義憤を感じる人も少なくないという。

そして、今から約半世紀近く前、先人たちの思い入れ深いこの場所で、子供たちをテレビに釘付けにした数々の戦闘シーンや感動的シーンが描かれた。
「弘法松公園」・・・、当ブログでは、更に拘りを持って、〝公園〟を外した『弘法松』で統一したいと思う。


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左:『仮面ライダー』第88話より
右:2008年12月
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左:『仮面ライダー』第88話より
右:2015年4月
『弘法松』南西側に設置されている階段。
ここでも数多くのシーンが撮影されているが、中でも『仮面ライダー』第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」におけるライダー対ネコヤモリの戦闘シーンは、非常に印象深い。
現在、階段西側にあった擁壁はフェンスに変わり、空き地だった場所には立派な個人邸宅が建っている。
また、当時も錆びの目立つ手摺りであったが、既に形状の異なる白亜のものに改修されており、残念ながら現存しない。

この階段のある西側については、改めて取り上げることとし、まずは公園東側から考証を進めてみたいと思う・・・が。

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左:『仮面ライダーアマゾン』第13話より
右:2017年11月
掲載した映画像は、『仮面ライダーアマゾン』第13話「迫る!十面鬼!危うしアマゾン!!」で、突如、上空に現れた十面鬼を見上げる市井の人々のカット。
こちらは、当時、『弘法松』の東側、「文化放送社宅」QR1の南側に隣接していた児童公園。
背後に見えるのは、「全日本空輸社宅」の所謂スターハウスである。
現在、公園跡地は、「ドゥーエ新百合ヶ丘」というマンションの一部となっている。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
こちらは、Phase085で既出した場所であるが、『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」で、渡五郎(演/伴直弥)が調査に向かうシーン(当エピソードでは、和夫(演/黒田英彦)が新聞配達をしているシーンでも使用されている)。
左の擁壁が『弘法松』で、映画像奥に見えるのは今は無き『百合丘第一団地』33号棟。
前掲した児童公園は、このカメラ位置の右側にあった。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
上掲映画像の一連で、カメラの前を横切るライジンゴー。
背後に見えるのは、『弘法松』東側の広場へと繋がる階段である。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
ライジンゴーを追ってカメラはパン。
当時は、奥まった箇所に、ブロックで作られた焼却炉のようなものがあったが、現在は手前の位置に「麻生環境大気測定所」が設置されている。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
和夫は、この脇道を東側にある広場まで自転車で進んでいく。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2015年4月
東側の広場から更に階段を上った小山からの眺望。
下部に僅かに見えるのが東側の広場で、大作(演/金子吉延)は、公園南東側を向いていることとなる。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
ある日、珍竜軒にラーメン10杯の注文が入り、早速、出前に向かった大作であったが・・・。
『どっこい大作』第9話「頭の上のハエをたたけ!!」で、大作と保(演/美樹克彦)が取っ組み合いをしたのは、頂上部にあるテーブルとベンチ周辺。
ここで、すぐさま『喜劇 駅前団地』(1961年/東宝・東京映画)のあるシーンを思い浮かべられた方もいるだろう。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
それは、一郎(演/久保賢)が昼寝をしているところへ、九作(演/坂本九)らがやって来るというシーン。
彼が昼寝をしていたのは、大作の膝元に見えるベンチのちょうど対面側。
背後に建ち並ぶのは、今は無き『百合丘第一団地』である。

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左:2009年8月
右:2015年4月
因みに、『喜劇 駅前団地』を観てみると、ベンチは確かに四つ存在しているのだが、ご覧のとおり、現在は一つのみ(現存しているものが、上掲映画像に写る天板)。
残りの三つの天板については、近くの階段のステップに二つ使用され、一つは草むらに・・・。
『どっこい大作』第9話制作時も、アングルが限られているため断定は出来ないが、既に幾つかの天板が消失しているようである。
また、ここには標高118.15㍍の三等三角点があり、映像ではその映り込みも確認出来る。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
三等三角点のある頂上部から広場へのパン映像。
大作と保との間に見える大木の幹が現存している。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2015年4月
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左:『どっこい大作』第9話より
右:2015年4月
続いて広場での取っ組み合い。
背後には、在りし日の「文化放送社宅」QR1とQR2が確認出来る。
因みに、映画『彼女と彼』(1963年/ATG・岩波映画)で、左幸子演じる石川直子が伊古奈(演/山下菊二)と腰掛けていたのは、向かって左側のベンチだが、背後の柵と共に既に改修されている。
そして、御大登場・・・。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
「ここは、ワシに任せろ!」
大作の言う〝ジジイ〟こと、志村喬演じる二階堂甚平。
彼の背後が、テーブルや三等三角点のある小山。
映画『クレージー作戦 先手必勝』(1963年/東宝)で、山野夫人(演/沢村貞子)ら団地マダムが演説をしていたのもここである。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
『東映生田スタジオ』作品における使用頻度は、圧倒的に公園西側エリアが多い。
実際に訪れる人も同様で、こちらの東側で人と出会うことは至極稀である。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2009年8月
当時、小山に繋がる石段脇にあった電気ボックスは既に存在しない。
また一目瞭然、夏場は緑に覆われ、昼間でも薄暗く感じられる時がある。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
大作が降りようとしているのは、上掲『イナズマン』第22話でライジンゴーが横切った階段。
掲載した映画像に写るものを始め、この広場には、後に植樹されたであろう大木が数本存在する。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
こちらは公園北側にある林道で、木々の合い間に「日本ヒューム管百合ヶ丘社宅」が確認出来る。

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左:『どっこい大作』第9話より
右:2016年5月
上掲映画像と同じく、保を追う大作のシークエンス。
こちらは園内中程の南北を走る林道で撮影されている。


(主参考文献)
「郷土史 ゆりが丘」(著/大塚新平 1972年/大塚書店)


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」(1972/12/2放送)
『どっこい大作』第9話「頭の上のハエをたたけ!!」(1973/3/5放送)
『仮面ライダーアマゾン』第13話「迫る!十面鬼!危うしアマゾン!!」(1974/1/11放送)
『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」(1974/3/5放送)


Phase108 End


お願い&お断り
〇当ブログの記事、図版、画像などを無断で複写、複製、転載、データ化することはご遠慮願います(諸般の事情により、一部、画像処理を施してあります)。
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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。
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Phase085 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合丘第一団地

(編集前記)
9月10日以来、純粋なロケ地考証が滞っておりました。
というわけで、今回は、今は無き『百合丘第一団地』を取り上げたいと思います。
『東映生田スタジオ』スタッフルームの続きは?
申し訳ございません、・・・今暫くお待ちくださいませ。


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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
掲載した映画像は、『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」で、パイロットになることを夢見る少年・和夫(演/黒田英彦)が新聞配達をしているシーン。
場所は、『弘法松』の東側で、アングルは北側を捉えている。
奥に見えるのは、『百合丘第一団地』の中で最も南端にあった33号棟。
現在は、「川崎市役所 健康福祉局百合丘老人いこいの家」となっている。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2008年12月
『イナズマン』第22話では、渡五郎(演/伴直弥)が調査に向かうシーンでも使用されている。
尚、白い車が停まっているのは、「文化放送社宅」QR1棟の敷地。
『喜劇 駅前団地』(1961年/東宝・東京映画)における『弘法松』でのシーンで、外壁に記された〝QR1〟という文字が頗る印象的だが、『東映生田スタジオ』作品で言えば、『どっこい大作』第9話「頭の上のハエをたたけ!!」でも確認することが出来る(当シーンは、『弘法松』で改めて取りげる予定)。

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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話より
右:2014年9月
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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話より
右:2015年4月
『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」では、黒十字軍の追手(演/中屋敷鉄也ほか)がペギー松山(演/小牧リサ)を捜索するシーンが、『弘法松』北側の道路で撮影されている。
各々映画像右側に写るのは『百合丘第一団地』31号棟で、遠方に見えるのは、手前より「川崎百合ヶ丘郵政宿舎」、『百合丘第一団地』34号棟である。

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上2枚:2011年6月
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上:2015年4月(写①)
2011年6月の段階では辛うじて現存していた「川崎百合ヶ丘郵政宿舎」であるが、現在は、掲載した写真のように跡形もなく消え去り、更地となっている。
尚、映画『彼女と彼』(1963年/ATG・岩波映画)では、「川崎百合ヶ丘郵政宿舎」が建つ以前の状態、つまり、更地である現在の状態に近い様子が記録されており、ここを子供たちと駆ける故・左幸子の姿を観ることが出来る。
中には、写真①をご覧になられた瞬間、『喜劇 駅前団地』で、桜井(演/フランキー堺)がブレーキの故障した車を運転するシーンを思い浮かべた方がいらっしゃるかもしれない。
因みに、現在、『百合丘第一団地』31号棟、及び34号棟の跡地には、「市営サンラフレ百合ヶ丘」24号棟、及び「UR都市機構サンラフレ百合ヶ丘」19号棟が建っている。

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上2枚:『超神ビビューン』第20話より
下:2015年4月
この道は、『超神ビビューン』第20話「妖怪を呼べる?危いあそび!?」において、三太(演/田遠実)の友人らが下校するシーンでも使用されている。
掲載した映画像に、今は無き「川崎百合ヶ丘郵政宿舎」が確認出来る。
ここで四人は、三太を見掛けた・・・。

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左:『超神ビビューン』第20話より
右:2016年5月
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左:『超神ビビューン』第20話より
右:2016年5月
彼らの背後は、『弘法松』。
前述『喜劇 駅前団地』では、彼らが立つ場所を故・坂本九演じる九作が自転車で駆け抜けていくシーンが撮影されている。
ここから後ろを振り向くと・・・。

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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話より
右:2014年9月
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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話より
右:2016年5月
『カトリック百合ヶ丘教会』が建っている。
前述『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」で、黒十字軍の追手から逃れるため、花嫁に成りすましたペギー松山(演/小牧リサ)が駆けて行くシーンが撮影された。
よく見ると、北側は、当時の建物がを踏襲されているのが分かる。
因みに、前述『喜劇 駅前団地』で九作が駆け抜けていくシーンでは、当教会は未だ建っておらず、そこには、放課後、真っ先に行きたくなるような見事な空き地が広がっている。

今は無き『百合丘第一団地』・・・、『百合丘第二団地』とは異なり、『東映生田スタジオ』作品における使用は、思いのほか少ない。
しかしながら、そこには、居住経験のない愚生にでさえ、何処か懐かしく、何処か切なくさせてくれる風景が収められている。


(編集後記)
記事中、現在、「弘法松公園」として整備されている場所を、敢えて『弘法松』と記しております。
先人方の思い、そして愚生なりの拘りを以ってのことですが、この点につきましては、『弘法松』考証時に詳細を示そうと思います。


(映画像掲載作品)放映順
『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」(1974/3/5放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」(1976/7/31放送)
『超神ビビューン』第20話「妖怪を呼べる?危いあそび!?」(1976/11/30放送)


Phase085 End


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Phase080 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合丘第二団地PartⅢ

(編集前記)
厳密に言いますと、『百合丘第二団地』ではないのですが、一部映り込みもありますので、敢えてそのPartⅢとして取り上げたいと思います。


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上:2008年12月
この個人邸宅は?
瞬時に、前Phaseで予告した、『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」に登場した宮本厳哲(演/進藤英太郎)邸が閃いた方は、かなりの強者。

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上:『ロボット刑事』第7話より
やはり、『ロボット刑事』で度々登場した芝刑事(演/高品格)邸を思い出された方の方が多いに違いない。

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左:『ロボット刑事』第1話より
右:2008年12月
掲載した映画像は、第1話「バドーの殺人セールスマン」において、芝刑事(演/高品格)を迎えに来たK。
このカットはEDにも使用されたため、記憶に留めている方も多いのではないだろうか。
但し、一目瞭然、2008年の取材時、既に外塀はなくなり、駐車スペースと改修されていた。
更に・・・。

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左:『ロボット刑事』第1話より
右:2014年12月
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左:『ロボット刑事』第3話より
右:2014年12月
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左:『ロボット刑事』第7話より
右:2014年12月
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左:『ロボット刑事』第22話より
右:2014年12月
2014年12月に再訪してみると、住宅毎、建て替えが。
因みに、第1話で、迎えに来たKに対し、芝刑事はこのようなセリフを吐く。
「この家に近付くな!大事な嫁入り前の娘がいるんだ。近所の噂にのぼったら迷惑だ!」

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左:『ロボット刑事』第1話EDより
右:2017年8月
芝邸前から南東方向を捉えたロー・アングル。

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上左:『どっこい大作』第32話より
上右:『ロボット刑事』第22話より
下:2014年12月
同じく芝邸前から南東方向を捉えたアングル。
『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」では、大作(演/金子吉延)が宮本厳哲を連れ出し、『ロボット刑事』第22話「恐悪ミサイルマン バドーの正体!!」では、バドーの工作員が芝刑事の次女・由美(演/加賀由美子)を拉致するシーンが描かれた。
因みに・・・。

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上2枚:2008年12月
外塀の東側部分は、2008年の段階でも現存していた。
尚、映像で確認出来る玄関口は、全面改修される直前まで存在していたと思われる。
そして、今・・・。

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左:『ロボット刑事』第7話より
右:2017年8月
芝邸は、手前2棟、奥に2棟、同じデザインの洒落た住宅4棟へと姿を変えている。

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左:『ロボット刑事』第22話EDより
右:2017年8月
芝邸前から北西側を捉えたアングル。

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左:『ロボット刑事』第22話より
右:2014年12月
同じく芝邸前から北西側を捉えたアングル。
『ロボット刑事』第22話で、由美を拉致したバドーの車が立ち去るカットが撮影された。
当時、フェンスの向こう側(北側)には、『百合丘第二団地』107号棟が建っていた。

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左:『ロボット刑事』第22話より
右:2008年12月
その現場を目撃した新條刑事(演/千葉治郎)。
掲載した写真の角度が甘いが、映し出されたのは、芝邸二軒北隣の邸宅。
尚、新條刑事が出てきたのは、当時、芝邸の三軒隣にあった「緑荘」の入口である。

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左:『ロボット刑事』第24話より
右:2008年12月
080016 S080025
左:『どっこい大作』第32話より
右:2017年8月
同じく北西側を捉えたアングル。
『ロボット刑事』第24話「バクライマン 焦熱作戦!!」では、芝邸一軒北隣の邸宅前で、Kとバクライマンの戦闘シーンが撮影された。
また、掲載した『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」の映画像を見ると、所謂スターハウスと呼ばれた「全日本空輸社宅」が写っているのが分かる。

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S080027
上2枚:『ロボット刑事』第24話より
下:2014年12月
Kとバクライマンとの戦闘シーンでは、現在の「百合丘3丁目けやき公園」(当時の住宅地図には、単に〝児童公園〟と記されているのみ)と、当時の『百合丘第二団地』107号棟が記録されている。

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上:2008年12月
2008年、未だ往時の面影を残していた芝邸。
今や、その痕跡すら残されていない。
この前の道路で、数々のシーン、カットが撮影された・・・。



(編集後記・ご報告)
いつも拙ブログをご覧頂きまして、誠に有難うございます。
既に、一部の方にはご連絡させて頂きましたが、今月末を以って愚生は神奈川県を離れることとなりました。
大阪へ参ります。

昨年2月7日、「『仮面ライダー』45周年記念オフ会」を契機に出会った、yart先生さんを始めとする素晴らしい同志、仲間の皆様方には心より感謝申し上げます。
本当に、本当にお世話になりました。
皆さんとの出会いがなければ、今こうしてブログを更新していることさえなかったと思います。

yart先生さん、MGGさん、EROOYAJIさん、モリリンさん、harryさん、Fさん、コロンボさん、また共にロケ地に立ち、オフ会では一軒で5~6時間も語り合った多くの皆さん・・・。
そして、𡈽方工作氏、進一氏、箕輪広実氏の御大方、更には『かしわや』の店主でいらっしゃった故・柏倉ミエ子さん。
更には、今後の記事に登場予定の方々・・・。
皆さんから頂いた刺激は、決して忘れることのないものばかりです。

拙ブログにつきましては、おそらくPhase999まで継続出来るだけの取材写真や資料を既に手元に有しておりますので、今後も遠く離れた地からお送りしたいと考えております。
暫くは、引っ越しなどでバタバタしますが、落ち着きましたら再開致しますので、誠に勝手を申しますが、引き続きご覧頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

まだまだレベルの低さ、甘さを痛感しておりますが、今後も、『仮面ライダー』を始めとする『東映生田スタジオ』作品のロケ地について、そして『東映生田スタジオ』そのものについて、研究を続けていきたいと考えております。

此処での素晴らしい出会いに、感謝を込めて―。

また帰ってきます。

2017年9月10日
hide男



(映画像掲載作品)放映順
『ロボット刑事』第1話「バドーの殺人セールスマン」(1973/4/5放送)
『ロボット刑事』第3話「時計発狂事件」(1973/4/19放送)
『ロボット刑事』第7話「頭上の恐怖!!」(1973/5/17放送)
『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」(1973/8/20放送)
『ロボット刑事』第22話「恐悪ミサイルマン バドーの正体!!」(1973/8/30放送)
『ロボット刑事』第24話「バクライマン 焦熱作戦!!」(1973/9/6放送)


Phase080End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase079 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合丘第二団地PartⅡ


078001 S078002
左:『ロボット刑事』第1話より
右:2008年12月
078002 S078003
左:『ロボット刑事』第1話EDより
右:2014年12月
『ロボット刑事』第1話「バドーの殺人セールスマン」において、芝刑事(演/高品格)を迎えに来たK。
僅かに異なる別テイクが、EDにも使用されている。
当時、擁壁の上には、『百合丘第二団地』の115号棟が建っていた。
現在、その跡地には、「UR都市機構百合ヶ丘みずき街」の8号棟が建っている。

078048 S078010
左:『ロボット刑事』第24話より
右:2014年12月
『ロボット刑事』第24話「バクライマン 焦熱作戦!!」で映し出された『百合丘第二団地』115号棟の擁壁。
一目瞭然、現在の歩道部分にも、当時は擁壁が存在していたことが分かる。

078051 S078016
左:『ロボット刑事』第24話より
右:2008年12月

078047 S078014
左:『ロボット刑事』第24話より
右:2008年12月
バクライマンに挑む芝、新條(演/千葉治郎)両刑事。
周辺の住宅も、ほぼ全軒と言っていい程に、リフォームされている。

078049 S078012
左:『どっこい大作』第32話より
右:2017年8月
『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」では、上掲擁壁脇にカメラを置いての撮影が行われた。

078050 S078013
左:『どっこい大作』第32話より
右:2017年8月
当エピソードでは、宮本厳哲(演/進藤英太郎)がタクシーに乗り、自宅に戻るシーンが撮影されている。

078053 S078017
左:『ロボット刑事』第24話より
右:2014年12月
擁壁は分断され、その南側は全面に渡り改修されている。
現在、「UR都市機構百合ヶ丘みずき街」7号棟へと続く歩道の部分も、往時は擁壁となっていた。
Kの横に写るフェンス内は、現在の「百合丘3丁目けやき公園」。
当時の住宅地図には、単に〝児童公園〟と記されているだけで、その名称の変遷については明らかとなっていない。

078055 S078019
左:『ロボット刑事』第7話より
右:2008年12月
078056 S078020
左:『ロボット刑事』第22話より
右:2014年12月
078057 S078021
左:『ロボット刑事』第24話より
右:2014年12月
『ロボット刑事』では、現・「百合丘3丁目けやき公園」を手前に、擁壁を捉えたアングルが多用された。
この擁壁の西側は、基本的には往時のままだが、補修されている箇所も多々見られる。

078058 S078022
左:『ロボット刑事』第7話より
右:2014年12月
078059 S078024
左:『ロボット刑事』第7話より
右:2014年12月
『ロボット刑事』第7話「頭上の恐怖!!」では、擁壁西側の道路上でも撮影が行われており、ヒコーマンとKの戦闘シーンが描かれた。
掲載した映画像で、ヒコーマンの背後に見えるのは、『百合丘第二団地』105号棟。

078060 S078025
左:『ロボット刑事』第7話より
右:2014年12月
同エピソードでは、同じく『百合丘第二団地』の106号棟も映し出されている。
尚、『百合丘第二団地』と、その跡地に建つ「UR都市機構百合ヶ丘みずき街」は、単なる建て替えではなく、棟番号(数)は勿論のこと、建物自体の構造、大きさ、配置も異なっており、完全一致はしない。


(編集後記)
次回、『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」では、宮本邸として使用されたあの邸宅を取り上げたいと思います。
また、それとは別に、一つご報告がございますので、よろしければご覧ください。


(映画像掲載作品)放映順
『ロボット刑事』第1話「バドーの殺人セールスマン」(1973/4/5放送)
『ロボット刑事』第7話「頭上の恐怖!!」(1973/5/17放送)
『どっこい大作』第32話「パンで突っこめ-パン!?」(1973/8/20放送)
『ロボット刑事』第22話「恐悪ミサイルマン バドーの正体!!」(1973/8/30放送)
『ロボット刑事』第24話「バクライマン 焦熱作戦!!」(1973/9/6放送)


Phase079 End


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Phase075 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合丘第二団地PartⅠ

075013 S075025
左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」で、ヒロミ(演/広瀬隆子)の自宅として使用されたのは、「百合ヶ丘配水塔」(当時、「高石調圧水槽」)の北西に位置していた『百合丘第二団地』117号棟。
劇中、『百合ヶ丘第二児童公園』からズーム・アップされる。

075014 S075026
左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より(映①)
右:2011年6月
075015 S075027
左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2011年6月
仕事から帰って来たヒロミの母親(演/織田英子)。
撮影は、『百合ヶ丘第二団地』内で行われており、左手前に写るのは109号棟で、真ん中には104号棟が見える。
手前の草が生えている場所は、『百合丘第五公園』。
また、遠方には、『弘法松公園』を始め、「高速道路公団社宅」のA棟、及びB棟、「文化放送社宅」のQR1とQR2、更には『百合丘第一団地』の32号棟が確認出来る。

075018 S075031
左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2011年6月
ヒロミの部屋は、117号棟の5階(部屋番号は不明)。
劇中、その部屋から帰宅中の母親を捉えた俯瞰アングルが記録されている。
掲載した写真は、高さが異なる。

075019 S075032
左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2011年6月
掲載した映画像が、在りし日の『百合丘第二団地』の117号棟。
現在は、「パークシティ新百合ヶ丘ガーデンコートウエスト」の駐車場の一部、及び「百合丘3丁目ふれあい公園」の一部となっている。

075022 S075035
左:『ロボット刑事』第7話EDより
右:2017年7月
『ロボット刑事』EDの一部には、『百合丘第二団地』が使用されている。
掲載した映画像の左に写るのは、108号棟。
ジョーカーがやって来るのは、上掲した映画像①でヒロミの母親が歩いてきた坂道である。
背後の個人邸宅が現存する。
(実際は、かなり背後より望遠での撮影と推測。何れ再撮影に赴きたいと思う)

075023 S075036
左:『ロボット刑事』第7話EDより
右:2017年7月
同じく、『ロボット刑事』第7話EDから。
場所は、前述した現在の「百合丘3丁目ふれあい公園」の東側。
映像上、この『ロボット刑事』のEDは、エピソードによって明暗が随分と異なる。
掲載した第7話などは、比較的明るい部類と言えよう。


(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」(1971/10/31放送)
『ロボット刑事』第7話「頭上の恐怖!!」(1973/5/17放送)


Phase075 End


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