Phase058 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅦ

【一本の大木】

「多摩美で「仮面ライダー」の撮影を行っていたのを知っていましたか。1970年代、今は、櫟(くぬぎ)という名前のお蕎麦屋さんのあるところに東映生田スタジオがあり、仮面ライダーの撮影が行われていました。本当に多摩美公園で仮面ライダーと怪人カマキリ男が闘っていたのです。」(原文まま)

これは、2009年12月に発行された「多摩美の自然の移り変わり 多摩美みどりの会活動記録」(多摩美みどりの会)のあとがきから抜粋したもの。
当冊子は、多摩美みどりの会の(会員諸氏に敬意を表さずにはいられない)活動記録、多摩美周辺で見られる山野草の記録などが記された素晴らしい一冊で、『多摩美公園』とその周辺を知る上では欠かせないバイブル的書物と言えよう。
機会があれば、是非ご覧頂きたいと思う。

S058001
上:「多摩美の自然の移り変わり 多摩美みどりの会活動記録」より(写①)
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上:2007年12月
上に掲載した写真①は、前述冊子より転載したもので、1970年頃に撮影されたと云われている。
現在、遊具などが設置されている場所を含め、東側約1/4の部分にまで畑が広がっていたことが分かる。
現在とは勿論、『仮面ライダー』制作時と比べても、その違いは一目瞭然。

058002 S058005
左:『どっこい大作』第49話より(映①)
右:2016年4月
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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話より(映②)
右:2010年12月
同様に、公園北側から階段のある南側を捉えたアングルは、どっこい大作』第49話「君に何ができるか?」と『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話「黄色い空襲!アトランティスの悪夢」で確認することが出来る。

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左:『仮面ライダー』第34話より
右:2007年12月
前掲したモノクロ写真の右端に、〝く〟の字型に湾曲した一本の大木が写っている。
今ではその痕跡すら残っていないが、畑が姿を消した後も暫くは存在していたことが、掲載した『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」の映画像を見るとよく分かる。

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上2枚『仮面ライダー』第56話より
『仮面ライダー』第56話「アマゾンの毒蝶ギリーラ」では、この大木の前で大量のセメントを用いた大爆破が敢行されている。
当時、何故、この大木一本だけが存在していたかは定かでないが、火薬を用いていることから御神木でなかったことは確かである。

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左:『仮面ライダー』第66話より
右:2017年3月
現在、公園南側には、東側から西側にかけてアスファルト道が続く。

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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2016年4月
『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」で映し出された大木。

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左:『超人バロム・1』第26話より
右:『超人バロム・1』第28話より
『超人バロム・1』第28話「魔人クビゲルゲが窓からのぞく!!」でも火薬が用いられている。

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上2枚:『仮面ライダーV3』第25話より
『仮面ライダーV3』第25話「怪奇!! デストロンレインジャー部隊」では、デストロンのレインジャー部隊が訓練する近江山の一部として当公園が使用され、件の大木が映し出される(左上に住宅の映り込みがあり、アングルは北→南)。

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左:『変身忍者 嵐』第4話より
右:『変身忍者 嵐』第32話より
058015 058016
上2枚:『変身忍者 嵐』第33話より
『東映生田スタジオ』から歩いて二、三分という利便性だけでなく、〝原っぱにある一本の大木〟は、時代劇という性格上、カット割りがし易かったためか、『変身忍者 嵐』でも多用された。
背景の一部ではなく、自然が用意してくれた大道具、恰好のオープン・セットだったと言えよう。
尚、この大木は、映画像②を見る限り、少なくとも『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話が制作された1975年・夏には既に伐採されていたことが分かる。
因みに、最後に確認出来るのは、現段階では、1973年10月2日から放送が開始された『イナズマン』の初期特写スチールである(映画像①では、映像上、切れているのか、本当に切られた後なのかが判断し難い)。


S058003
上:2017年3月
時を経て・・・。


(主参考文献)
「多摩美の自然の移り変わり 多摩美みどりの会活動記録」(2009年/多摩美みどりの会)


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」(1971/11/20放送)
『仮面ライダー』第56話「アマゾンの毒蝶ギリーラ」(1972/4/22放送)
『変身忍者 嵐』第4話「怪奇・卍!カマイタチ!!」(1972/4/28放送)
『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」(1972/5/28放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」(1972/9/24放送)
『超人バロム・1』第28話「魔人クビゲルゲが窓からのぞく!!」(1972/10/8放送)
『変身忍者 嵐』第32話「妖怪三十一面相!!」(1972/11/10放送)
『変身忍者 嵐』第33話「ヒマラヤの死神!!」(1972/11/17放送)
『仮面ライダーV3』第25話「怪奇!! デストロンレインジャー部隊」(1973/8/4放送)
『どっこい大作』第49話「君に何ができるか?」(1973/12/17放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話「黄色い空襲!アトランティスの悪夢」(1975/9/13放送)


Phase058 End


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Phase057 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅥ

【南側階段周辺②】

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左:『仮面ライダー』第66話より
右:2010年4月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」で、ショッカーに追われる加藤(演/島映二)なる男の護衛に当たっていた滝(演/千葉治郎)が、毒トカゲ男とハリネズラスに殴打されたシーン。
その際、加藤が滝を庇うカットで、一瞬ではあるが、当時、階段前から『東映生田スタジオ』へと続いていた石畳が映し出される。

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左:『超人バロム・1』第15話より
右:2014年9月
『超人バロム・1』第15話「魔人ミノゲルゲが君の町をねらう!!」におけるミノゲルゲの断末魔。
アングルは、階段東側にある擁壁脇から南東入口方向を捉えたもので、その石畳が確認出来る。
やがて目の粗い石板状のものに改修、更には拡張された後、現在はアスファルト道に変貌を遂げている。
掲載した写真は、アスファルトの基礎工事期のもの。

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左:『仮面ライダーX』第13話より
右:2010年12月
『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」で、ユリシーズの攻撃から逃れる神敬介(演/速水亮)。
時期として、目の粗い石板状のものに改修され、まだ間もない頃と思われる。

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左:『仮面ライダー』第34話より(映①)
右:2010年4月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」において、過去にショッカー首領に遭ったことがあるという門前絹子(演/水上竜子)が、ガマギラーに襲われるカット。
アングルは、公園内から南東入口方面を捉えたもの(映画像右側に、階段がある)。

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上2枚:『仮面ライダー』第34話予告編より(右は左のアップ)
因みに、当エピソードの予告編には、大野剣友会と思しき人物が二人、階段前に座っている(台本を読んでいるように見える)NGテイクが使用されている。
予告編は、本編には使用されていない映像ばかりか、明らかにNGと思われるものも少なくない。
これは、『仮面ライダー』に限った話ではなく、『東映生田スタジオ』作品では比較的多いように思われる(『変身忍者 嵐』は凄いの一語)。
何れ機会を設け、そうした貴重な映像の特集も組めたらと考えている。

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左:『仮面ライダー』第34話より
右:2010年4月
その門前絹子の救出に駆けつけた一文字隼人(演/佐々木剛)とユリ(演/沖わか子)のカット。
アングルは、南側の階段正面辺りから南東入口方面を捉えている。

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上左:『仮面ライダー』第34話より
上右:『仮面ライダー』第66話より
下:2010年4月
遠近、左右、厳密には異なるが、掲載した映画像は、どちらも階段前から公園東側を捉えたアングル。
ここに写る街灯は、映画像①に写るものとは違い、一つ東側のものである。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
右:2012年7月
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左:『イナズマン』第13話より
右:2012年7月
この街灯は、『好き!すき!!魔女先生』第3話「私を食べないで」、『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」でも確認出来るが、何れも公園中程から南東を捉えたアングル。

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左:『超人バロム・1』第26話より
右:2008年12月
『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く!!」における、〝松伯父〟こと、猛(演/飯塚仁樹)の伯父・木戸松五郎(演/砂川啓介)のトレーニング・シーンでは、俯瞰アングルで捉えられた階段が確認出来る。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
右:2008年12月
『好き!すき!!魔女先生』第3話で映し出された、階段西側を公園内から捉えたアングル。
擁壁上に建つ住宅は、既に改築されている。

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左:『仮面ライダーX』第13話より
右:2009年11月
階段西側にも大木が並び、『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」における、Xライダーとユリシーズとの戦闘シーンの一部で確認することが出来る。
後年、階段脇に、草刈り機やチェーンソーなど、公園、及び周辺の森林の整備に用いる道具が入った、数棟の物置小屋が設置されていたが、2013年の改修時にこちらも撤去、現在は、公園南西側に新たなものが置かれている。

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左:『仮面ライダーアマゾン』第1話より
右:2015年9月
『仮面ライダーアマゾン』第1話「人か野獣か?!密林から来た凄い奴!」開巻部、十面鬼ゴルゴスの反乱によって、バゴー(演/明石潮)の部族は壊滅する。
このロケ地が『多摩美公園』だということは容易に想像がつくが、映像では、演出上、手前に炎が焚かれているため、具体的な場所の特定は困難。
しかし、その際、講談社によって撮られた特写スチールによって、階段脇から公園西側を捉えたアングルだということが分かる。


(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第3話「私を食べないで」(1971/10/17放送)
『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」(1971/11/20放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『超人バロム・1』第15話「魔人ミノゲルゲが君の町をねらう!!」(1972/7/9放送)
『超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く!!」(1972/9/24放送)
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」(1973/12/25放送)
『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」(1974/5/11放送)
『仮面ライダーアマゾン』第1話「人か野獣か?!密林から来た凄い奴!」(1974/10/19放送)


Phase057 End


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Phase056 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅤ

056014
上:『超人バロム・1』第9話より
S056029
上:2009年11月
『多摩美公園』南側には、多摩美2丁目の住宅街へと続くちょっとした階段が設けられている。
今回は、この階段周辺を取り上げたいと思う。
掲載した映画像は、『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」で、クモゲルゲが一般市民を次々とドルゲ洞に拉致するシーンの一部。

【南側階段周辺①】

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左:『仮面ライダー』第34話より
右:2007年12月
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左:『仮面ライダー』第66話より
右:2009年11月
『仮面ライダー』では、第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」と第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」の2エピソードで使用され、何れも、滝(演/千葉治郎)が駆け下りている。
第66話は、公園内に俯瞰台を置いての撮影。

056003 056004
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上2枚:『仮面ライダー』第66話より
下:2007年12月
『仮面ライダー』制作当時、この階段の上部、つまり『多摩美公園』の南側には、既に多くの住宅が建っていた。
あれから半世紀近くが経ち、往時と比べると、ステップ幅の拡張、手摺りの設置、更には階段下部のスロープと、バリアフリーが意図されたことは明らかである。
植え込みだった部分(第34話で草が生えている部分、第66話では土の部分)はコンクリートに覆われ、側溝も含めて三方がフェンスで囲まれている。

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左:『超神ビビューン』第26話より
右:2010年9月
但し、『超神ビビューン』第26話制作時には、ステップ幅は拡張されていないものの、手摺りは設置されていたことが分かる(現在のものとは異なる)。

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上左:2004年4月
上中:2008年12月
上右:2009年11月
下左:2013年12月
下中:2014年9月
下右:2016年4月
ここ数年、階段下部は、常に微妙な変化を遂げてきたが、ようやく落ち着いたようである。

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上2枚:2015年11月
階段上部の様子。
車の進入、或いは転落防止のために設置されたと思われる二本の支柱は、赤色に再塗装されているが、絶妙な屈曲具合は往時のまま。
またよく見ると、支柱の一部が剥げ落ち、当時のものと思われる白色の塗料が浮き彫りに。
その用途とは無関係に、『仮面ライダー』制作当時を示すモニュメントとして、いつまでも残して欲しいものである。

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S056018
上2枚:『仮面ライダーX』第13話より
下:2008年12月
掲載した映画像は、『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」で、ユリシーズとの再戦に挑む神敬介(演/速水亮)。
当時、階段西側の側溝が露出しており、非常に危険だったことが分かる。

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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話より
右:2010年12月
『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話「黄色い空襲!アトランティスの悪夢」で映し出された階段前。
往時のステップ幅との違いがよく分かる。

056007 056008
左:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
右:『超人バロム・1』第29話より
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左:『仮面ライダーX』第13話より
右:2015年11月
映像での初出は、『好き!すき!!魔女先生』第3話「私を食べないで」。
林田ツトム(演/梅沢雅康)が、昆虫を餌にする花を持っていることを、竜村正夫(演/藤江善幸)に自慢するカット。
尚、各映画像に写る、斜めに設置された黒い柵は、階段上の住宅に現存する。

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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2010年4月
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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2010年9月
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上:2015年9月
掲載した映画像は、『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」において、絵画教室を開く菊村タツヤ(演/杉浦真三雄)がドルゲに拉致されるシーン。
アングルは、公園南東入口脇から階段方向を捉えたもの・・・。

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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2010年4月
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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2011年6月
同じく『超人バロム・1』第9話において、菊村タツヤがドルゲのアントマンに拉致されるシーン。
アングルは、公園東側から階段方向を捉えたもの。

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左:『超人バロム・1』第9話より
右:2010年4月
その菊村タツヤが地中のドルゲ洞へ拉致される現場を目撃した教え子のマツミ(演/吉野比弓)。
彼女がその現場で座り込んだのは公園東側で、アングルは南側を捉えている。


(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第3話「私を食べないで」(1971/10/17放送)
『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」(1971/11/20放送)
『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」(1972/5/28放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『超人バロム・1』第29話「魔人ウロコルゲがドルゲ菌をバラまく!!」(1972/10/15放送)
『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」(1974/5/11放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話「黄色い空襲!アトランティスの悪夢」(1975/9/13放送)
『超神ビビューン』第26話「妖怪城に地獄が?! 見たぞガルバーの正体」(1977/1/11放送)


Phase056 End


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Phase055 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅣ

今回は、現『多摩美公園』の東側取り上げたいと思う。

【東側】

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左:『仮面ライダー』第5話より
右:2015年5月
現・『多摩美公園』初出となった『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」における戦闘シーンでは、カット、アングルが目まぐるしく切り換わる。
掲載した映画像は、公園北東側入り口より僅かに南側を捉えたアングル。

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左:『仮面ライダー』第31話より
右:2015年11月
掲載した映画像は、『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アルガバリ」で、井崎(演/大下哲也)を襲ったアリガバリのカット。
上掲した第5話の映画像より、更にカメラを南に向けたアングル。

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左:『イナズマン』第13話より
右:2010年12月
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」で、アブラバンバラと対峙する渡五郎(演/伴直弥)。
現在、ジャングルジムが設置されている方向を捉えたアングルで撮影された。

【東映生田スタジオ 第1ステージ&第3ステージ】

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左:『仮面ライダー』第5話より
右:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
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左:『仮面ライダー』第43話より
右:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
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上:2015年11月
掲載した映画像は、何れも公園東側を捉えたアングルで、背後に写る灰色の建物は『東映生田スタジオ』の第1ステージ。
その最北部に位置していたのは、最終的には第3ステージだが、この時期には未だ存在していなかった。

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左:『仮面ライダーX』第13話より
右:『アクマイザー3』第24話より
同じく公園東側を捉えたアングルだが、こちらに写る建物は、後に増設されたその第3ステージである。

【旧「読売ジャイアンツ寮」方面】

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左:『仮面ライダー』第5話より
右:『仮面ライダー』第66話より
掲載した映画像には、共通して丘陵の上に聳え建つ白い建物が確認出来る。
これは、「読売巨人軍」(当時、「東京読売巨人軍」)の施設「読売ジャイアンツ寮」の改修前の姿。

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上左:『好き!すき!!魔女先生』第3話より
上右:『仮面ライダーアマゾン』第7話より
下:『イナズマン』第12話予告編より
当施設は、他の『東映生田スタジオ』作品にも映し出されている。
掲載した『イナズマン』第12話「母の仇バンバ対イナズマン」予告編における、アクマバンバラと対峙するイナズマンのカットは、本編ではオミットされた。

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上:『国土交通省・航空写真』(1974年)より
住所は、多摩区菅仙谷3丁目にあたる。
掲載した国土交通省による航空写真(1974年)を見ると、『多摩美公園』との位置関係がよく分かる(青い屋根の建物は、『東映生田スタジオ』の第3ステージ)。
因みに、当時、寮生活を送っていたジャイアンツの選手の中には、門限ギリギリになった際、近道にと『東映生田スタジオ』の中を通り抜けていく者も少なくなかったという。

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上:6連カード(天田印刷加工)
S005009
上:2015年11月
当時、天田印刷加工(株)から販売されていた、『変身忍者 嵐』の所謂6連カードには、旧「読売ジャイアンツ寮」と『東映生田スタジオ』の第1ステージが共に写っている特写スチールが用いられている。

(編集後記)
今回、敢えて掲載を見送った対比写真が実に多い。
掲載用の写真を選定してみると、秋~冬に撮影したものが殆んど無く、一面緑のモノばかり。
少なくとも半年待って、もう一度、撮影に赴き次第、Phase055は改稿したいと考えている。
ご容赦願いたい。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」(1971/5/1放送)
『好き!すき!!魔女先生』第3話「私を食べないで」(1971/10/17放送)
『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アルガバリ」(1971/10/30放送)
『仮面ライダー』第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」(1972/1/22放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『イナズマン』第12話「母の仇バンバ対イナズマン」予告編(第11話「バラバンバラはイナズマンの母」1973/12/18放送)
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」(1973/12/25放送)
『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」(1974/5/11放送)
『仮面ライダーアマゾン』第7話「とける!とける!恐怖のヘビ獣人!?」(1974/11/30放送)
『アクマイザー3』第24話「なぜだ?! 親馬鹿ノッペラー」(1976/3/16放送)


Phase055 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase054 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅢ


今回は、『多摩美公園』北東側入り口方面を、園内の少し離れた場所から捉えたアングルを取り上げたいと思う(一部、Phase053と同様のアングルがある点はご容赦願いたい)。

【北東側入り口方面】


054004 S054005
左:『仮面ライダー』第38話より
右:2007年12月
054005 S054016
左:『仮面ライダー』第66話より
右:2007年12月(写①)
掲載した映画像は、北東側入り口と、僅かに東側を捉えたアングル。

054001 S054018
左:『仮面ライダー』第66話より
右:2015年11月
ここ数年でも、徐々に姿を変えてきた『多摩美公園』。
写真①に写る、黄色と青色の波形した雲梯は、2010年に行われた点検の結果、支柱などが老朽化、大変危険な状態にあることが判明した。
翌年初頭に撤去され、既に現存しない・・・が。

054006 S054012
左:『大鉄人17』第9話より
右:2010年12月
在りし頃、『大鉄人17』第9話「幻の超重砲「グスタフ」」において、レッドマフラー隊・野村隊員(演/佐々木勝彦)家族の劇中写真に使用されている。

054007 S054020
左:『仮面ライダー』第66話より
右:2015年11月
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」では、当時の原っぱの様子が多くのアングルで記録されており、大変興味深い。
掲載した映画像は、公園東寄りから北東側入り口を捉えたアングル。

054009 S054021
左:『超人バロム・1』第9話より
右:2015年11月
『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」では、更に東側に寄った位置からのアングルが確認出来る。

054008 S054022
左:『超人バロム・1』第15話より
右:2015年12月
054010 S054023
左:『変身忍者 嵐』第33話より
右:2015年12月
アングルは、公園南にある階段(詳細は後Phaseで)前から北東側入り口を含めた北側を捉えたもの。
『超人バロム・1』第15話「魔人ミノゲルゲが君の町をねらう!!」の映画像は、前Phase1枚目のものと近似している。
『変身忍者 嵐』第33話「ヒマラヤの死神!!」では、死神妖怪ワーラスに操られるリタ(演/松雄悦子)を追うハヤテ達の姿が描かれた。

054011 S054026
左:『仮面ライダーストロンガー』第22話より
右:2015年11月
立花藤兵衛(演/小林昭二)らの背後が、北東側出入り口となる。

054013 S054027
左:『仮面ライダーストロンガー』第28話より
右:2015年9月
公園ほぼ中央から北東側出入り口方面をを捉えたアングル。
『仮面ライダーストロンガー』第28話「あ!ストロンガーがこなごなに、、、、、?!」では、ストロンガーと鋼鉄参謀との再戦が描かれた。

以前記したように、現在は『多摩美公園』と名付けられ、きれいに整備されてはいるが、当時は一面に草が生い茂る、単なる原っぱであった。
そのため、カットによっては具体的な場所が把握し難いことが少なくない。
しかしながら、北東側出入り口を一つの目安(基準)として考察すれば、解明出来ることもまた少なくない。

(編集後記)
当Phase掲載用の写真をCheckしていたところ、偶然!?奇跡!?運命!?と思える一枚が目に留まった。
「お!おオー!」と思わず唸ってしまったその写真は、2015年11月に撮影した一枚で、公園ほぼ中央から西側を捉えたもの。
まずは、よくご覧頂きたい。
S054028
上:2015年11月


・・・お気づきになられただろうか?北東側出入り口に立つ人物に!
当ブログをご覧頂いている方であれば、愚生と同じく「お!おオー!」と唸られた方も多いはず!
S054029
上:上掲写真アップ
そう、yart先生である。
実は、先生と初めて(はっきりと認識を持って)お会いしたのは、2016年2月7日。
先生が企画された『仮面ライダー』45周年記念オフ会であった。
つまり、この写真を撮影した時には、お互い全く面識がなかったということ。

出会う以前、取材時、気付かぬうちに擦れ違っていた可能性もはなくはないと思われるが、まさか写真に写っているとは・・・。
人の縁というものは、何と不思議なものだろうか。

あれから一年半近くが経ち、今では『仮面ライダー』を愛する仲間として、『東映生田スタジオ』を敬愛する仲間として、非常にお世話になっている次第。

今回、当写真のご確認、並びに掲載をご承諾頂いたyart先生に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
有難うございました。
これからも、ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」(1971/12/18放送)
『超人バロム・1』第9話「冷血魔人クモゲルゲ」(1972/5/28放送)
『仮面ライダー』第66話「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」(1972/7/1放送)
『超人バロム・1』第15話「魔人ミノゲルゲが君の町をねらう!!」(1972/7/9放送)
『変身忍者 嵐』第33話「ヒマラヤの死神!!」(1972/11/17放送)
『仮面ライダーストロンガー』第22話「12時00分 ライダー死刑!?」(1975/8/30放送)
『仮面ライダーストロンガー』第28話「あ!ストロンガーがこなごなに、、、、、?!」(1975/10/11放送)
『大鉄人17』第9話「幻の超重砲「グスタフ」」(1977/5/13放送)


Phase054 End


お願い&お断り
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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



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Phase053 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅡ

【北東側入り口周辺】


053001 S053001
左:『仮面ライダー』第30話より
右:2015年11月
053002 S053004
左:『仮面ライダー』第33話より
右:2010年12月
053003 053004
S053008
上左:『仮面ライダー』第31話より
上右:『仮面ライダー』第38話より
下:2015年9月
公園北東側の入口周辺。
こちらも、『仮面ライダー』では、主に2号編中期に多用された。
第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」、第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」の2エピソードでは、ほぼ同アングルが確認出来る。

053005 053006
左:『変身忍者 嵐』第33話より
右:『イナズマン』第13話より
053022 053008
左:『イナズマン』第17話より(映①)
右:『仮面ライダーアマゾン』第23話より
053009 053010
左:『仮面ライダーストロンガー』第26話より
右:『秘密戦隊ゴレンジャー』第41話より
S053013
上:2007年12月
この北東側入り口周辺は、『変身忍者 嵐』第33話「ヒマラヤの死神!!」など、他の『東映生田スタジオ』作品でも頻繁に使用された。
一目瞭然、当時は、今よりも傾斜があったことが分かる。
公園として整備された際、補整されたのではないだろうか。
ここでは、とにかく駆け抜けるシーンが多い。

053011 S053011
左:『変身忍者 嵐』第4話より
右:2015年9月
かつてはかなりの傾斜があったことがよく分かるカット(右の写真では、かなり定位置にカメラを置いている)。
現在はそれも緩くなり、更には手摺りも設けられている。
掲載した映画像は、『変身忍者 嵐』第4話「怪奇・卍!カマイタチ!!」で、化身忍者卍カマイタチと対峙するハヤテ(演/南城竜也)達。

053012 053013
S053010
上2枚:『変身忍者 嵐』第4話より(右は、左映画像のアップ)
下:2009年11月
掲載した映画像に写る大木は現存しており、よく見ると、▼型の穴が確認出来る。
根が露出しているためか、重さに耐え切れず、幹の高さがかなり低下している。

053014 053015
左:『仮面ライダーアマゾン』第18話より
右:『仮面ライダーアマゾン』第23話より
『仮面ライダーアマゾン』で映し出された、北東側入り口にある大木。
幹に刻まれた▼型穴が確認出来る(印)
第23話「にせライダー対アマゾンライダー!!」では、立花藤兵衛(演/小林昭二)が、この大木の前に停められていたジャングラーを発見するシーンが描かれた。

053016 S053015
左:『仮面ライダーアマゾン』第18話より
右:2015年9月
『仮面ライダーアマゾン』第18話「ゼロの恐怖!大地震作戦!!」では、数カットで幹に刻まれた▼型穴が記録されている(印)。

053017 S053016
左:『仮面ライダーアマゾン』第18話より
右:2015年9月
この大木の上部では、『仮面ライダーアマゾン』第18話において、アマゾン(演/岡崎徹)が傷の手当をするシーンが撮影された。

053018 S053017
左:『仮面ライダー』第23話より
右:2014年9月
『仮面ライダーアマゾン』第23話では、公園内に停められたジャングラーを北東入口小路から捉えたアングルが確認出来る。

053019 053020
左:『仮面ライダー』第34話より
右:『イナズマン』第13話より
053021
上:『仮面ライダー』第86話より
S053019
上:2015年9月
これは、公園北側沿いに北東側入口を捉えたアングル。
『仮面ライダー』第86話「怪人ワシカマギリの人間狩り」で、ワシカマギリが急襲する山小屋(別荘)のシーンは、基本的には天城高原で撮影されているが、屋内から捉えたこのカットは、『多摩美公園』北東側入り口で撮影されている。
おそらくは、カメラ前に、上下二枚の板を翳しての撮影ではないだろうか。
映画像①を見ると、同位置にススキが確認出来る。

『多摩美公園』、まだまだ続く・・・。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」(1971/10/23放送)
『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」(1971/10/30放送)
『仮面ライダー』第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(1971/11/13放送)
『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」(1971/11/20放送)
『仮面ライダー』第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」(1971/12/18放送)
『変身忍者 嵐』第4話「怪奇・卍!カマイタチ!!」(1972/4/28放送)
『変身忍者 嵐』第33話「ヒマラヤの死神!!」(1972/11/17放送)
『仮面ライダー』第86話「怪人ワシカマギリの人間狩り」(1972/11/18放送)
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」(1973/12/25放送)
『イナズマン』第17話「謎の対決!ふたりの渡五郎!!」(1974/1/22放送)
『仮面ライダーアマゾン』第18話「ゼロの恐怖!大地震作戦!!」(1975/2/15放送)
『仮面ライダーアマゾン』第23話「にせライダー対アマゾンライダー!!」(1975/3/22放送)
『仮面ライダーストロンガー』第26話「見た!! 大首領の正体!!」(1975/9/27放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第41話「黒い大逆転!鳥取砂丘の攻防戦」(1976/2/28放送)


Phase053 End


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Phase052 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/現・多摩美公園PartⅠ

『東映生田スタジオ』(跡地)の西側にある遊歩道を北西へ進んで行くと、『多摩美公園』という広場に行き着く。
現在は川崎市が管理する森林公園として整備され、敷地内にはジャングルジムなどの簡易な遊具も設置されている(1974年、まずは「多摩美児童公園」と名付けられ、整備が進められた)が、当時は雑草が生い茂る、ただ鬱蒼とした原っぱであった。

S052014
上:2007年12月

そのため、あらゆるカットに対し、現在の様子を併載することは、同様の写真の列挙となるだけでなく、位置関係を把握し難くする可能性が高い。
ここでは、可能な限りコンパクトにまとめ、且つ大まかにアングル別での考証を行いたいと思う。

【公園北側】

052001 S052009
左:『仮面ライダー』第5話より
右:2007年12月
映像の初出は、『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」で、仮面ライダー1号とかまきり男の緒戦が描かれた。
尚、関連書籍には、『仮面ライダー』第4話「人喰いサラセニアン」における夜間戦闘シーンのロケ地が『多摩美公園』、或いは「『東映生田スタジオ』の裏」と記されているものもあるが、そちらは、おそらく『寺尾台/墓地』(正式名称はない。場所は川崎市多摩区寺尾台1丁目)周辺で撮影されたものと思われる。

052002 S052005
左:『仮面ライダー』第5話より(映①)
右:2007年12月
公園北側は、ほぼ全面に渡り、抉るような形で土肌が露出している。
ここでは、『仮面ライダー』第5話で、ライダーの前に立ちはだかる戦闘員のカットが撮影された。

052005 052006
左:『仮面ライダー』第31話より
右:『仮面ライダー』第34話より
052007 052008
左:『仮面ライダー』第38話より
右:『仮面ライダー』第43話より
これら『仮面ライダー』の映画像も、同じく公園北側を捉えたアングル(カメラ位置は、公園東側)。
第31話「死斗!ありくい魔人アルガバリ」では井崎(演/大下哲也)がアリガバリに襲われるシーン、第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」では一文字隼人(演/佐々木剛)の変身シーン、第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」では一文字らの怪電波捜査シーン、第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」では五郎(演/三浦康晴)らのハイキングシーンなど、『仮面ライダー』では主に2号編中期に多用された。

052009 S052001
左:『変身忍者 嵐』第32話より
右:2007年12月
同様に、北側を捉えたアングルは、他の『東映生田スタジオ』作品でも確認することが出来る。
中でも異彩を放つのが、元関脇・高見山がゲスト出演する『変身忍者 嵐』第32話「妖怪三十一面相!!」。
ツムジ(演/松葉寛祐)が血車党下忍に追われていると、文字通り突然、高見山が登場(役名もズバリ〝高見山〟(しかもテロップ入り)、血車党下忍をねじ伏せるシーンが描かれた。
尚、同作品には、他にもファイティング原田(第31話「妖怪人形!ドーテムの呪い!!」)、元祖〝キックの鬼〟こと沢村忠(第36話「耳をふさげ!地獄の呼び声だ!!」)もゲスト出演を果たしている。

S052011
上:『変身忍者 嵐』5円引きブロマイド(丸昌)
これは、当時、丸昌から販売されていた『変身忍者 嵐』の5円引きブロマイド。
同ブロマイドには、『多摩美公園』で行われた撮影会時の特写スチールが数多く用いられている。
また、朝日ソノラマが、自社のソノシート付き図鑑「仮面ライダー怪人百科」(1972年6月30日発行)用に開催した「第5回怪人軍団撮影会」も、ここ『多摩美公園』で実施されている。
当公園は、本編の撮影のみならず、『東映生田スタジオ』作品におけるキャラクター撮影会の会場の一つとして、この後も頻繁に用いられることとなった。

052014 052013
左:『イナズマン』第13話より
右:『仮面ライダーX』第13話より
何れも公園北側を捉えたアングル。
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」では、リカ(演/遠藤薫)がアブラバンバラに襲われるシーンが、『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」では、Xライダーとユリシーズの再戦シーンがそれぞれ描かれた。

052015 052016
左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
右:『仮面ライダーアマゾン』第22話より
『仮面ライダーアマゾン』で映し出された公園北側の様子。
アマゾンライダーの性格設定上、森林然とした当公園は、撮影会のみならず本編の撮影でも実に多用された。

052018 052019
左:『仮面ライダーストロンガー』第16話より
右:『仮面ライダーストロンガー』第28話より
荒ワシ師団長の手から辛くも逃れた仮面ライダーストロンガー。
それも束の間、キャンプ中の子供達が、デルザー軍団戦闘員に襲われる光景を目の当たりにする。
彼らを救うべく孤軍奮闘する最中、更に追い討ちをかけるように、デルザー改造魔人の一人・鋼鉄参謀が現れた・・・。
『仮面ライダーストロンガー』第28話「あ!ストロンガーがこなごなに、、、、、?!」におけるこの怒涛の一連も、『多摩美公園』で撮影された。
カットによっては、覆い被さる緑によって暗闇と化した公園北側の様子が確認出来る(右の映画像では、鋼鉄参謀の背後、暗闇に浮かぶ木々が見て取れる)。

052026 052027
左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話より
右:『秘密戦隊ゴレンジャー』第71話より
『秘密戦隊ゴレンジャー』で映し出される、公園北側を捉えたアングル。
『多摩美公園』は、子供たちが野球をするには打ってつけの場所。
当時は、こうした光景が、町のあちらこちらで当たり前のようにあったのだが・・・。

S052012
上:2009年11月
S052015
上:2015年12月
公園北側全景。
雑木林を構成する木々の数は明らかに減っているものの、当時の雰囲気をまだまだ存分に感じることが出来た。
しかし、2015年に入り、それまで露出していた土肌の前一面に焦げ茶色の柵が出現し、景観が一変。
「子供たちが、飛び出している木の根っこに引っ掛かったら危ない」「上から子供たちが落ちたら危ない」と、以前より近隣に住む親御さん方から改善の要望が出されていたという。
賛否両論あるのではないだろうか・・・。

052028 052030
左:『仮面ライダー』第33話より
右:『仮面ライダー』第38話より
052031 052032
左:『仮面ライダーX』第13話より
右:『仮面ライダーアマゾン』第22話より
S052016
上:2015年5月
同じ公園北側でも、こちらはカメラをやや西側に構えたアングル。
『仮面ライダー』第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」では、若駒山という設定で使用され、黒装束の男(演/石津康彦)が村人(演/肥土尚弘)を刺殺するシーンが描かれた。

052033 S052017
左:『仮面ライダー』第33話より
右:2014年9月
『東映生田スタジオ』作品を愛する者としては、やはり柵の無い方が・・・。
土の抉れ方、露出した大木の根っこ・・・、時間を忘れて遊ぶにはまさに打ってつけの場所。
夕闇迫る中、子供たちは、こうした場所で泥だらけになって成長していくのではないだろうか・・・。
ライダーが実際に戦った場所での〝ライダーごっこ〟、こんな贅沢はないだろう・・・。

052034 S052018
左:『アクマイザー3』第24話より
右:2015年5月
『アクマイザー3』第24話「なぜだ?! 親馬鹿ノッペラー」の映画像に写る小屋はセットで、常時置かれていたものではない。

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左:『仮面ライダー』第5話より
右:2012年7月
『仮面ライダー』第5話で、戦闘員と対峙するライダー1号。
撮影は、映画像①に写る雑木林の木の上から行われたと思われる。

S052004 S052007
左:『アクマイザー3』第24話より
右:2012年7月
『アクマイザー3』第24話では、その雑木林を抜ける遊歩道からのアングルが確認出来る。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダー』第5話「怪人かまきり男」(1971/5/1放送)
『仮面ライダー』第31話「死斗!ありくい魔人アリガバリ」(1971/10/30放送)
『仮面ライダー』第33話「鋼鉄怪人アルマジロング」(1971/11/13放送)
『仮面ライダー』第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」(1971/11/20放送)
『仮面ライダー』第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」(1971/12/18放送)
『仮面ライダー』第43話「怪鳥人プラノドンの襲撃」(1972/1/22放送)
『変身忍者 嵐』第32話「妖怪三十一面相!!」(1972/11/10放送)
『イナズマン』第13話「傷ついたイナズマン」(1973/12/25放送)
『仮面ライダーX』第13話「ゴッドラダムスの大予言!」(1974/5/11放送)
『仮面ライダーアマゾン』第5話「地底からきた変なヤツ!!」(1974/11/16放送)
『仮面ライダーアマゾン』第22話「インカ人形 大東京全滅の日!?」(1975/3/15放送)
『仮面ライダーストロンガー』第16話「吸血ブブンガー 悪魔のプレゼント!」(1975/7/19放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第22話「黄色い空襲!アトランティスの悪夢」(1975/9/13放送)
『仮面ライダーストロンガー』第28話「あ!ストロンガーがこなごなに、、、、、?!」(1975/10/11放送)
『アクマイザー3』第24話「なぜだ?! 親馬鹿ノッペラー」(1976/3/16放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第71話「真赤な大決戦!! 地球移動計画」(1976/12/4放送)


Phase052 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



当ブログは、管理人個人の趣味の範疇にあり、作品の配給元とは一切関係なく、利益を得ること、著作権を侵害する意図は一切ございません。
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Phase051 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅦ

今回は、前回、冒頭に記したこのシーンから・・・。
さすがに校庭を含めた校内の写真は・・・、ご勘弁を。

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050028
上2枚:『超人バロム・1』第7話より
下:『国土交通省・航空写真』(1974年)より
『超人バロム・1』第7話「変化魔人アンゴルゲ」では、劇中「江南第一小学校」の校庭において、番長の座を賭け、山崎進(演/橋本成治)と木戸猛(演/飯塚仁樹)が野球で勝負するシーンが描かれた。
前Phaseで記したとおり、このシーンが撮影されたのは、『川崎市立西生田小学校』。
掲載した映画像に写る木造の建築物は、本校をご卒業された某氏によると、体育倉庫だったという(航空写真)。

img040
上:『にしいくた2000 校舎落成記念誌-夢と希望をのせて-』(2000年/川崎市立西生田小学校)より転載
この某氏の証言を裏付けるのが、『西生田小学校百周年記念誌 学校と郷土の歴史』(1975年/西生田小学校百周年記念委員会)に付された学校平面図。
編集・発行された1975年時の校内配置図で、校庭北東角に「体育倉庫」の文字が確認出来る。
本書には、本校についてのみならず、周辺地域の自然、文化、生活、産業などの歴史、変遷までもが詳細に取り上げられており、後世に伝えるべき完成された一冊と言えよう(取材・編集に携わられた関係諸氏に敬意を表さずにはいられない)。
尚、上に掲載したのは、落成間もない頃の旧校舎。
右端に写るのが、体育倉庫である。

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上2枚:『ロボット刑事』第9話より
当校庭では、『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」において、葉山リョウイチ(演/矢崎知紀)らが野球に興ずるシーン、及びKとコシカケマンの戦闘シーンも描かれた。
1972年5月14日放送の『超人バロム・1』第7話では認められないプレハブ校舎(航空写真)が、1973年5月31日放送の『ロボット刑事』第9話では、その木造建築物の西側に確認することが出来る。
前述、『西生田小学校百周年記念誌 学校と郷土の歴史』によると、は会議室だったという(時期によって異なるかは不明)。
児童数の増加に伴い、全国各地の学校で建てられたプレハブ校舎も、現在となってはただただ懐かしい限りである。
因みに、この二年後の1975年4月、川崎市立千代ヶ丘小学校が分離・独立している。

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上2枚:『超人バロム・1』第7話より
下:2017年5月
掲載した映画像に写るプレハブ校舎は、航空写真の
前述、『西生田小学校百周年記念誌 学校と郷土の歴史』によると、1975年の段階では家庭科室だったという。
因みに、右に掲載した映画像の左部分は、当時、校庭内を流れていた五反田川(1977年に改修)。

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上2枚:『超人バロム・1』第27話より
『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」で、美しいものに憎しみを抱く牙人間には完全になりきれず、苦悩するオサム(演/沢村正一)。
左の映画像でオサムが立っているのは、航空写真の辺り。
この南側に、同校が力を入れている気象観測用の百葉箱が設置されていた。
直後、彼は方向へと走っていく(右映画像)。

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上2枚:『ロボット刑事』第9話より
左の映画像で、Kの背後に写る二棟のプレハブのうち、左側の校舎は、上に掲載した『超人バロム・1』第7話の映画像に写るものと同一で、航空写真の
その右側(手前)は、同航空写真の
また、Kの右肩背後に写る建物は、航空写真ので、トイレだったとのこと。
一方、右の映画像で、コシカケマンの背後に写るプレハブ校舎は、航空写真の

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上2枚:『仮面ライダーX』第19話より
場所は、校庭の南側。
当時、ブランコ、懸垂シーソー、シーソー、うんてい、はんとう棒、滑り台、回旋塔、平均台、ジャングルジム、鉄棒(高低)などの遊具があったという。
左の映画像を見ると、プレハブ校舎、及びが確認出来る。

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上2枚:『アクマイザー3』第3話より
『アクマイザー3』第3話「なぜだ?! ガブラが消えた」では、グラウンド北側にあった、青い屋根のプレハブ校舎四棟が同時に映し出される。
時期としては、ちょうど創立百周年にあたり、右側より会議室、2年3組、2年4組、2年5組が入っていたという。

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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年6月
学校の南側にある道路を歩く佐野先生(演/辻村真人)。
背後に見えるのは、旧体育館(航空写真)。
映像に映し出されたのは、落成二年後の姿である。

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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年6月
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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年6月
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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年6月
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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年5月
直後、佐野先生は、ミスター・ドルゲ(演/室田日出男)の車に轢かれそうになる。
背後に写る擁壁は、『川崎市立西生田中学校』(川崎市麻生区高石)のもの。

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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年5月
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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年5月
そして、轢かれて、拉致された・・・。



1998年9月、旧校舎解体。

前述、『西生田小学校百周年記念誌 学校と郷土の歴史』に、次のような一節が記されている。
「昭和三十五年頃の西生田小学校は田と畑の中にただ鉄筋の校舎だけが立つだけでまわりには何もなかった。この全く丸ぼうずの校舎のまわりに木を植え、花だんをつくる。全職員一致しての努力が開始された。ある時は職員がリヤカーをひいて草木をあつめた。校庭には広々とした芝生ができた。またPTAも協力を惜しまなかった。職員と共に植樹作業をし、小鳥小屋を作った。」(原文まま)


(主参考文献)
『西生田小学校百周年記念誌 学校と郷土の歴史』(1975年/西生田小学校百周年記念委員会)
『にしいくた2000 校舎落成記念誌-夢と希望をのせて-』(2000年/川崎市立西生田小学校)


(映画像掲載作品)放映順
『超人バロム・1』第7話「変化魔人アンゴルゲ」(1972/5/14放送)
『超人バロム・1』第27話「魔人キバゲルゲが赤いバラに狂う!!」(1972/10/1放送)
『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」(1973/5/31放送)
『仮面ライダーX』第19話「ゆうれい館で死人がよぶ!!」(1974/6/22放送)
『アクマイザー3』第3話「なぜだ?! ガブラが消えた」(1975/10/21放送)


Phase051 End


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Phase050 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅥ

『超人バロム・1』で、木戸猛(演/飯塚仁樹)と白鳥健太郎(演/高野浩幸)が通っていたのは、「江南第一小学校」。
そのロケ地に統一性はなく、第7話「変化魔人アンゴルゲ」では、『川崎市立西生田小学校』が使用された。

まずは、小学校の脇にある歩道橋から考証を行いたいと思う。

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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第34話より
右:2016年8月
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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第34話より
右:2016年8月
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左:『秘密戦隊ゴレンジャー』第34話より
右:2016年8月
正式名称は、「県道稲城読売ランド前停車場線 川崎市麻生区細山一丁目 西生田歩道橋」。
『秘密戦隊ゴレンジャー』第34話「黄色いスパイ線!見たかYTCの威力」では、歩道橋北側において、福引で当てたアンドロイド00号を担ぐ大岩大太(演/畠山麦)の姿が描かれた。
欄干が塗り替えられているほどで、大きな違いは見られない。

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左:『どっこい大作』第17話より
右:2013年12月
『どっこい大作』第17話「先生か!! タイヤキか!?」では、歩道橋の上から東側の様子が記録されている。
時間が、まだゆっくりと刻まれていた時代と言えよう。


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左:『超人バロム・1』第7話より
右:2017年6月
『超人バロム・1』第7話「変化魔人アンゴルゲ」で映し出された旧校舎。
当校の歴史は古く、1875年(明治8年)、現在の香林寺が建つ場所に「細山分教場」(本校「生田学校」の分教場)として誕生。
その後、「第二生田小学校」「尋常第二生田小学校」「生田小学校細山分教場」「川崎市立生田小学校細山分教場」「川崎市立生田国民学校細山分教場」などの名称変更を経て、1947年(昭和22年)に『川崎市立西生田小学校』となり、1960年(昭和25年)10月、現在の場所に移転したという。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2009年11月
『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」、及び第10話「バドーのみな殺し作戦!!」では、葉山博士の息子・リョウイチ(演/矢崎知紀)が通う小学校として使用された。

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上左:『ロボット刑事』第9話より
上右:『ロボット刑事』第10話より(映①)
下:2009年11月
上記した『ロボット刑事』の2エピソードでは、正門付近が数多くのカットで撮影されている。
ある意味、旧校舎を記録した大変貴重な映像と言えよう。
因みに、映画像①左上に写るのは、Phase049に掲載した『イナズマン』第3話の映画像左に写る邸宅と思われる。

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左:『ロボット刑事』第9話より
右:2009年11月
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左:『ロボット刑事』第10話より
右:2009年11月より
正門前から歩道橋下を捉えたアングル。
映画像左脇に見えるのは、「青果 丸八」(現存せず)。

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左:『ロボット刑事』第10話より
右:2009年11月
掲載した映画像は、正門行内からのアングルで、ハリサスマンと対峙するK。
道路を挟んだ向かい側、車が置かれていた場所には、一時、「信濃路」という食事処もあったが、現在は、お好み焼き屋と、かつて「中華 㐂楽苑」の隣にあった「下平商店」が建っている。

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上左:『ロボット刑事』第9話より
上右:『ロボット刑事』第10話より
下:2009年11月
正門前北西側の様子。
掲載した映画像に写るプレハブ小屋は、「東光施設」の作業所で、現在、その跡地には立派なマンションが建っている。
尚、顔出しをしているのは、マスオさんの声でお馴染みの増岡弘。

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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第20話より
下:𡈽方氏寄贈写真より
掲載した映画像は、『好き!すき!!魔女先生』第20話「恐怖の暗闇魔人」で、丘ルミ子(演/斉藤浩子)の自宅の様子を窺うバル(声/牟田悌三)(左)と、彼の要請に飛んできた月ひかる(演/菊容子)(右)。
そして、掲載した写真の手前に写るのが、これら2シーンが撮影された家屋である。
実はここ、「細山スタジオ」創設者の一人でいらっしゃる𡈽方工作氏の旧邸宅で、『細山神明社』(Phase043参照)の西側に建っていたもの(現在、「ガーデンハイツ読売ランド前」が建っている辺り)。
𡈽方氏のご子息・進一氏によると、実際、左に掲載した夜間シーンの撮影に立ち会われたとのことで、よく憶えていらっしゃるという。
因みに、右の映画像、及び写真左には、今も往時の佇まいを残す「和田荘」も確認出来る。


(編集後記)
今回、『好き!すき!!魔女先生』第20話に関連する貴重な写真をご提供、並びに貴重なエピソードをご教授くださった𡈽方工作氏、進一氏に、ここで改めて御礼を申し上げたいと思います。
有難うございました。


(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第20話「恐怖の暗闇魔人」(1972/2/13放送)
『超人バロム・1』第7話「変化魔人アンゴルゲ」(1972/5/14放送)
『どっこい大作』第17話「先生か!! タイヤキか!?」(1973/5/7放送)
『ロボット刑事』第9話「電気椅子スパイ!!」(1973/5/31放送)
『ロボット刑事』第10話「バドーのみな殺し作戦!!」(1973/6/7放送)
『秘密戦隊ゴレンジャー』第34話「黄色いスパイ線!見たかYTCの威力」(1975/12/13放送)


Phase050 End


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Phase049 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅤ

045001 045002
S045002
上左:『透明ドリちゃん』第1話より
上右:『透明ドリちゃん』第24話より
下:2013年12月
掲載した映画像は、『透明ドリちゃん』で、青山ミドリ(演/柿崎澄子)と虎男(演/安藤聖一)姉弟が暮らす、父・竜夫(演/佐藤充)が経営する「青山動物病院」。
ロケに使用されたのは、動物病院ならぬ、当時、細山で開業されていた「嶋田医院」。

・・・と言うわけで、今回は、『東映生田スタジオ』最後の制作作品・『透明ドリちゃん』でレギュラー使用された、今は無き「嶋田医院」とその周辺を取り上げてみたいと思う。

049023 S049022
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2017年6月
049001 S049001
左:『透明ドリちゃん』第17話より
右:2014年9月
スロープ部分に往時の名残が感じられる。
後掲する映画像でも明らかなように、当時はそこから家屋の間に立派な庭が広がっていた。
現在、その部分には新たな家屋が建てられており、また一見同じようにも見えるが、よく見ると、奥の家屋も既に改修されているのが分かる。

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左:『透明ドリちゃん』第1話より
右:2013年12月
『透明ドリちゃん』第1話「パパ! 私を叱って」開巻部に映し出された、「青山動物病院」東側の風景。
傾いた電信柱の奥に見える住宅が現存しているのが分かる。
約四十年前、国道124号線を挟んだ細山1丁目の緑も、今は昔・・・。

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左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2014年9月
049005 S049003
左:『透明ドリちゃん』第25話より
右:2014年9月
劇中「青山動物病院」前を西側から捉えたアングル。
夏の撮影では、かなり辛いものが・・・。

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左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:『透明ドリちゃん』第17話より
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左:『透明ドリちゃん』第20話より
右:『透明ドリちゃん』第25話より
S049008
上:2014年9月
掲載した映画像は、何れも敷地内からスロープ方面を捉えたアングル。
当時、道路を挟んだ南側にあったのは、1968年9月開業の「スーパーゆりストア読売ランド店」。
同店は既に存在せず、その跡地には、「イトーピア百合ヶ丘参番館」という立派なマンションが建っている。
尚、当時、「スーパーゆりストア読売ランド店」の南側には、個人邸宅を挟んで、「雑貨 カドヤ商店」「米山精肉店」「菓子 下平商店」「中華 㐂楽苑」と、他にも数軒の商店が並んでいた(但し、時期によって異なる)。

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左:『どっこい大作』第13話より
右:2016年8月
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左:『どっこい大作』第27話より
右:2013年12月
049022 S049021
左:『どっこい大作』第27話より
右:2013年12月
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」、及び第27話「世界一に負けぬ日本一!!」では、並びの最南端にあった「中華 㐂楽苑」の外観が使用されている。

049013 S049013
左:『透明ドリちゃん』第13話より
右:2014年9月
『透明ドリちゃん』第13話「パパと対決 ガンバス大王」で、通行中のサラリーマンを演じたのは、畠山麦。
『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャー・大岩大太役が有名だが、上掲した『どっこい大作』での白木役など、他の『東映生田スタジオ』作品でのレギュラー、及びゲスト出演も多い。
背後の擁壁に沿って左(南側)へ進むと、『細山神明社』に辿り着く。

049014 S049014
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
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左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
「青山動物病院」前の道路、西側を捉えたアングル。
歩道が整備されたことにより、車道が当時よりも狭まっているのが分かる。

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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2014年9月
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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2014年9月
ドリちゃんのボーイフレンド・白川大介(演/安藤一人)と祖母の菊子(演/曽我町子)が暮らす家として使用された個人邸宅。
板門柱、ステップ部分に往時の名残が感じられる。

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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2017年6月
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左:『透明ドリちゃん』第5話より(映①)
右:2014年9月
その西側にある擁壁沿いのアングル。
映画像①の背後にある区画は、この後、大幅に整備された模様で、往時とはかなり違った様相を呈している。

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左:『透明ドリちゃん』第2話より
右:2017年6月
区画整備以前、その一区画に建っていたのが、『ビューティーサロン なかがわ』。
『透明ドリちゃん』第2話「ふたりだけの秘密」で、ドリちゃんのクラスメイト・中川ユウイチくん(演/ 中野宣之)の実家(外観のみ)として使用された。

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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
『透明ドリちゃん』第8話「タローとジロー」で映し出されたのは、近くにある「三井細山自治会館」。

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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
上掲した「三井細山自治会館」近くの道路。
一部、擁壁が現存しているのが分かる。

049027 S049028
左:『イナズマン』第3話より
右:2016年8月
場所は、元「嶋田医院」前の坂道を西側へ上ったところ。
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」では、藤波ルミ(演/ 斉藤浩子)が坂道を駆け上がるシーンが撮影された。
実は、この具体的な場所が分からなかったのだが、尊敬する同志のお一人・モリリンさんが解明された次第。
その根拠などは、モリリンさんが開設されている『まんじフラワーショップ』(2015/1/5)に詳しいので、是非ご参照頂きたい。


(映画像掲載作品)放映順
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」(1973/4/2放送)
『どっこい大作』第27話「世界一に負けぬ日本一!!」(1973/7/16放送)
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」(1973/10/16放送)
『透明ドリちゃん』第1話「パパ! 私を叱って」(1978/1/7放送)
『透明ドリちゃん』第2話「ふたりだけの秘密」(1978/1/14放送)
『透明ドリちゃん』第4話「小さな生命(いのち)だから」(1978/1/28放送)
『透明ドリちゃん』第5話「愛されて困ります」(1978/2/4放送)
『透明ドリちゃん』第8話「タローとジロー」(1978/2/25放送)
『透明ドリちゃん』第13話「パパと対決 ガンバス大王」(1978/4/1放送)
『透明ドリちゃん』第17話「金色に光る犬」(1978/4/29放送)
『透明ドリちゃん』第20話「お母さんの不思議」(1978/5/20放送)
『透明ドリちゃん』第24話「青山家最大の難事件」(1978/6/24放送)
『透明ドリちゃん』第25話「さようなら妖精たちよ」(1978/7/1放送)


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Author:hide男
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