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Phase111 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅨ

(編集前記)
今回は、予てより未解明ロケ地の懸案事項(と申しましても、ORESAMAさん(別称:EROOYAJIさん)を始め、一部仲間内の話ですが・・・)の一つであった一箇所のみを取り上げたいと思います。
それは、『どっこい大作』第27話「世界一に負けぬ日本一!!」で、「第二珍竜軒」として使用された建物。
果たして、何処か?

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左:『どっこい大作』第27話より(映①)
右:2018年2月
「第二珍竜軒」のファースト・カット。
まずは、赤地に白字で記された「珍竜軒チェーン店 第二珍竜軒」の巨大な看板が映し出される。

111004 111005
上2枚:『どっこい大作』第27話より(左:映②)
続いて、店内より現れる勝子(演/府川房代)と白木(演/畠山麦)。
彼女は、以前、珍竜軒で働いていた大作(演/金子吉延)を街で見掛けたと告げる。
ここで注目すべきは、映画像②。
暖簾に「第二珍竜軒」と縦に書かれた紙が貼られているのが分かる。
制作上、「珍竜軒チェーン店 第二珍竜軒」の巨大な看板を準備したにも関わらず、敢えて暖簾にこれを貼付する意味があったのだろうか?
おそらく、ここには、実際の店舗名が記されており、それを隠すために用意されたのではないだろうか。
つまり、この暖簾自体は実際に使用されていた物で、この建物自体、実在の中華料理店だったと考えられないだろうか。
更に一瞬ではあるが、暖簾には電話番号も記されているのが確認出来る。
然るに、この電話番号を辿れば、その正体が判明するはず。
で、その結果・・・。

111007
上:『どっこい大作』第27話より(映③)
S111009
上:2018年2月
当時の住宅明細地図には電番号も掲載されており、現在の西生田、細山、高石、生田と当たりをつけ、その一つ一つを調査。
結果、細山地区の頁に「753 横綱 (96)7534 飲食」という記載を発見。
その「細山753」を地図で辿ってみると、「中華料理 横綱」と記されていた。
間違いない、暖簾に貼付されていた紙の下には、「横綱」と書かれていたはず。
「第二珍竜軒」の正体は、「中華料理 横綱」だったのである。

「細山753」は旧住所で、現在のそれと照らし合わせてみると・・・、残念ながら現存せず、東側にあった数軒の邸宅と共に、「ノーブ・スクエア」という洒落たマンションへと変貌を遂げていた(1997年築)。
当時、「中華料理 横綱」は、当マンションの西側に存在したのである。
尚、映画像①右上に写る看板を見ると、〝横〟の左側、きへんと思われる文字が。

因みに、この後、本作は新たな展開に突入する。


(編集後記)
今回は、ある意味、速報的な感じになったかもしれません。
一箇所のみで、至極簡易な内容であった点はご容赦ください。

また、先日、神川県に里帰り(?)した際、『どっこい大作』に精通されているORESAMAさんを始め、MGGさん、yart先生さん、モリリンさんに飲み会の場を設けて頂きました。
皆さんには、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
楽しい時間を有難うございました(企画をして頂いたyart先生さん、有難うございました)。


(主参考文献)
「多摩区明細地図 川崎市 昭和48年度版」(経済地図社)

(映画像掲載作品)
『どこい大作』第27話「世界一に負けぬ日本一!!」(1973/7/16放送)


Phase111 End


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