Phase074 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/富士塚商店街

Phase073で記したように、『百合丘第二団地』は残念ながら既に姿を消し、現在は「UR都市機構百合ヶ丘みずき街」、及び「パークシティ新百合ヶ丘」となっている。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第6話より(映①)
右:2011年6月
『百合丘第二団地』は、101号棟から131号棟までの三十一棟で構成されており(110号棟は集会所)、その最北端、『百合ヶ丘第二公園』の東側にあったのが、130号棟と131号棟である。
他の棟とは異なり、この二棟だけは、一階が商店、二階が住居という造りになっており、「富士塚名店街」と呼ばれていたという。
131号棟は、食料品、お酒などを取り扱っていた「生田ストアー」(後に、「生田ストアー」と「生田食料品店」に改編)で、現在は、かつて101号棟が建っていた場所で営業継続中。
つまり、Phase073に掲載した「スリーエフ百合丘三丁目店」である。
現に、その入口には、「スリーエフ百合丘三丁目店」の下に、「(有)生田ストアー」の文字も併記されている。
一方の130号棟は、複数の店舗で構成されており、時期によって異なるが、1971年には以下のお店が入っていた。
・藤井商店(金物・雑貨)
・百合ヶ丘薬店
・鮮魚定温冷蔵 百合丘支店
・千曲青果
そして、『好き!すき!!魔女先生』第6話「僕の弟はロボットだ!」において、ケイタローが逃げ惑うシーンの一部が、この130号棟周辺で撮影された。

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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第6話より(右:映②)
撮影に用いられたのは、その最南端に位置していた「千曲青果」。
映像は、店内からのアングルのみで、残念ながら外観は記録されていない。
映画像①を始め、上掲した映画像は、全て店内から南側を捉えたもの。
当時、そこに建っていたのは個人邸宅であったが、現在は、動物病院とクリーニング店となっている。

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上:2014年9月
『百合丘第二団地』130号棟の現在の姿。
尚、映画像②の右端に、水色と青色のツートンカラーをした日差し除けが写っているのが分かる。
これは、当時、131号棟の南側に建っていた「日之出マーケット」。
「上原商店」「丸栄テレビ電化」「履物洋品 ふじや」「中華そば白養軒」「クリーニング アメリカンクリーナース」「とんかつ かつ吉」「新井米店」「三味堂」「大和精肉店」「八百武青果店」「鮮魚 魚久商店」「美登利寿司」といった店舗で構成されていた(時期によって異なる)が、こちらも現存せず。
跡地には「藤和シティホームズ百合丘公園」というマンションが建っている。
因みに、映画『彼女と彼』(1963年/ATG・岩波映画)には、『百合ヶ丘第二公園』から捉えられた当時の「日之出マーケット」の姿が記録されているので、機会があれば是非ご覧頂きたいと思う。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第6話より
右:2017年8月
その後、ケイタローは、東側の出入り口から逃走していく。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第6話より
右:2009年8月
掲載した映画像は、同エピソードにおいて、ケイタローがアルバイトで稼いだお金で、信夫(演/佐久田修)がパンを買いにいくシーン。
映像でのカットは掲載した映画像のみだが、前述130号棟の近くに実在したパン屋さんがロケに使用された。

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上:2009年8月
これが、そのパン屋さん、『百合丘ベーカリー』。
高齢のご夫婦が経営されていたというが、閉店してから既に久しいようである。
当店を回顧する際、殆んどの方がこう仰っている、「ここのクリームパンの味が忘れられない」と。

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上:2011年6月
『百合丘ベーカリー』以外にも、「すぎ美容室」「やまと屋呉服店」「まぶち商店」「伊藤牛乳店」「増田牛乳店」「横山豆腐店」「松葉浴場」「丸山バーバー」「宇田川屋豆腐店」といった商店(時期によって異なる。「松葉浴場」など一部は現存)、そして前述した『富士塚名店街』、「日之出マーケット」を含め、この一帯は「富士塚商店街」と呼ばれ、当時は、『百合丘第二団地』に住む人々を中心に大いに賑わったという。
店舗数は減ったものの、今もその名を残している。


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左:『ロボット刑事』第3話より
右:2015年4月
『ロボット刑事』第3話「時計発狂事件」で、ジリキマンに襲われた、たけし(演/松葉寛祐)の父(演/北川陽一郎)が入院していたのは、『富士塚商店街』近くにある某医院。
南側は往時のままだということが分かるが、正面玄関も含めて北側は大きくリフォームされている。

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左:『ロボット刑事』第3話より
右:2017年8月
父親の容態に、悲しみと悔しさ、そして怒りを覚えたたけしは、思わず病室を飛び出してしまう。
背後に見えるのは、こちらも今は無き『百合丘第一団地』18号棟の擁壁部分。

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左:『ロボット刑事』第3話より
右:2009年8月
正面玄関前では、夜間撮影も行われている。

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左:『ロボット刑事』第3話より
右:2017年8月
たけしを励ますK。
医院の南側で撮影された
遠方に見えるのは、「井上商店 百合ヶ丘寮」。
その背後に隠れるように写っているのは、今も健在する「百合ヶ丘マンション」。


(映画像掲載作品)放映順
『好き!すき!!魔女先生』第6話「僕の弟はロボットだ!」(1971/11/7放送)
『ロボット刑事』第3話「時計発狂事件」(1973/4/19放送)


Phase074 End


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Phase073 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合ヶ丘第二公園

今回は、『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」の撮影に使用された、麻生区百合丘3丁目にある『百合ヶ丘第二公園』(公園入口にある碑には『百合ヶ丘第二児童公園』と刻まれているが、ここでは『百合ヶ丘第二公園』と表記する)を取り上げたいと思う。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より(映①)
右:2017年8月(写①)
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上:『好き!すき!!魔女先生』第5話より(映②:映画像①上部アップ)
『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」で、ヒロミ(演/広瀬隆子)がハモニカの練習(曲は、「Old Black Joe」)をしていたのが、『百合ヶ丘第二公園』。
奥に見える「高石調圧水槽」(現・「百合ヶ丘配水塔」)を中心に、周辺建物との位置関係を鑑みると、おそらく掲載した写真が同アングルと思われる。
但し、一目瞭然、同所にベンチが見当たらない・・・が。

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左:2009年8月
右:2017年8月
そこから東へ、僅かに行った場所に、明らかに往時からあったと思われるベンチが現存。
周囲に同様のベンチは見当たらない。
では、撮影ポイントはここだったのか?
そこで、このベンチを映画像①と同じようなアングルで捉えてみると・・・、確かに映画像①と似ている。
しかし、よくよく見てみると、「高石調圧水槽」が画面に入らず、遥か右方向へとズレてしまうのである。
勿論、望遠などの違いはあるだろうが、それにしても違い過ぎる。

ここで、一度ペンディング。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2009年8月
月先生(演/菊容子)の背後に見えるのは、公園西側入口にある藤棚のようなもので、見事に現存する。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2009年8月
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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より(映③)
右:2017年8月
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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
2009年8月の取材時、ブランコの囲いは既に改修されていたが、再塗装されていたものの、滑り台は往時のままであった。
近年、経時的劣化に伴うものか、或いは安全基準の改定に伴うものかは定かでないが、似て非なるもの、滑り台も既に改修されている。
因みに、映画像③には、「第一白百合荘」(右奥)と、所謂スターハウスの形状をした「森永乳業百合ヶ丘アパート」B棟(左奥)が確認出来る。

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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
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上:2017年8月
では、もう一度、ベンチの位置について考察してみたいと思う。
少なくとも撮影ポイントは、一段高い場所だったことは疑う余地がない。
そこで、掲載した映画像に写る鉄棒に着目してみると、やはり冒頭に掲載した写真①が撮影ポイントだったことが分かる。
但し、鉄棒は明らかに改修されており、また往時と同所に設けられているとは限らない。
しかし、この位置にあったと仮定すれば、「高石調圧水槽」の位置も見事に合致するのである。
つまり、往時のベンチは現存するものの、僅かに東側へ移動されたということになる。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2014年12月
茶色の外壁をした住宅が現存しているのが分かる。

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左:2011年6月
右:2014年9月
左に掲載したのは、かつて「高石調圧水槽」と呼ばれた、現・「百合ヶ丘配水塔」。
また、映画像②に写る、番号を付した建物は、当時の『百合丘第二団地』。
現在は、「UR都市機構百合ヶ丘みずき街」、及び「パークシティ新百合ヶ丘」となっているが、右に掲載したのは、101号棟跡地に建つ「スリーエフ百合丘三丁目店」。

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上:2017年8月
『百合ヶ丘第二公園』の隅に咲く百合の花・・・、当エピソード、泣ける話である。

尚、『百合丘第二団地』については、改めて考察したいと思う。


(映画像掲載作品)
『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」(1971/10/31放送)


Phase073 End


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Phase072 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/柳通りPartⅣ


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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年8月
『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」で、カズオ(演/黒田英彦)が新聞を配達する一軒。
撮影に使用された個人邸宅は既に現存せず、歯科医院などが入るテナントビルとなっている。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年8月
その洋館然とした邸宅の門部分。
因みに、表札は実際のものがそのまま使用されている。

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左:『イナズマン』第22話より(映①)
右:2017年8月
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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年8月
カズオが新聞を配達するもう一軒の邸宅は、見事に現存する。
映画像①の公衆電話ボックスがある場所は、『百合ヶ丘第二児童公園』。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2010年4月
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左:『イナズマン』第22話より
右:2010年4月
件の住宅前を北側から捉えたアングル。
掲載した映画像は、直前、病原菌が付着しているツチバンバラの埴輪に触れたため、手が痺れ出すカズオのシーン。
その脇にあるブロック塀に掲げられた「川崎市百合が丘3-27 かねこ時計店 寄贈」の看板が見事に現存する。
因みに、その「かねこ時計店」は、かつて駅南口ロータリーにある「川崎市信用金庫百合ヶ丘支店」の南側にあった。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
倒れ込んだカズオに駆け寄る、上掲した洋館然とした住宅の主婦(演/青山恵美)。
同じく南側を捉えている。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
そこへ偶然にも通りかかる渡五郎(演/伴直弥)。
背後奥に僅かに見えるのは、今は無き「大同生命 相模寮」。
『喜劇 駅前団地』(1961年/東宝・東京映画)では、「暁天堂戸倉病院」として使用された建物である。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
ライジンゴーから降り、カズオに駆け寄る五郎。
背後の擁壁が現存している。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
主婦と五郎は、カズオを病院へ連れて行くことにする。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年8月
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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年8月
病院へと向かう3人。
ライジンゴーは、「弘法の松」交差点方面と進んでいる。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
映像では、苦しむカズオの様子を捉え、次に走行中のライジンゴー車中からのアングルに切り替わる。
撮影は、「弘法の松」交差点から東の方向に延びる坂道で行われており、最初に映し出されるのは、園芸品を販売していた「まつむら」。
建物は現存しているものの、既に営業はされていない模様。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2017年7月
続いて、路上に停められた「まつむら」の軽トラックと「岡電機商会」が映し出される。

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左:『イナズマン』第22話より
右:2016年8月
最後に確認出来るのは、かつての「的場ビル」にあったレストラン「ポニー」。
当時は、歩道が未だなかったことが分かる。
この後、映像では、『稲城台病院』(東京都稲城市)でのシーンとなる。


(映画像掲載作品)
『イナズマン』第22話「歩く土人形 恐怖の大地割れ!!」(1974/3/5放送)


Phase072 End


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Phase071 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/柳通りPartⅢ

Phase067に続き、麻生区百合丘にある柳通りを南上したいと思う。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
掲載した映画像は、『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」で、月先生(演/菊容子)とヒロミ(演/広瀬隆子)がタクシーに乗り、テレビ局へと向かうシーン。
撮影は柳通りで行われており、最初に映し出されるのは、「富士見屋酒店」と「三ツ輪星マーケット」(「三ツ輪星ストア」と表記される場合もあり)。
因みに・・・。

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左:2011年6月
右:2015年4月
現在、「富士見屋酒店」は、「禅寺丸本舗」という和菓子店となっている。
また、同店を取り囲むように建っていた「三ツ輪星マーケット」(「坂巻ラジオ店」「眞壁屋食品部」「宮野青果店」「相洲屋精肉店」「一二三薬店」「宮野菓子店」「お茶・㐂楽園」からなる複合店舗)も現存せず、今はコインパーキングとなっているが、少し前までは、「サンフレッシュ」というスーパーだった時期もある。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
リアガラスに映し出されたのは、当時の『百合丘第一団地』23号棟への入口付近。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
かつて『百合丘第一団地』23号棟が建っていた辺りには、現在、「UR都市機構サンラフレ百合ヶ丘」11号棟が建っている。

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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
下:2015年4月
続いて映し出されるのは、『百合丘第一団地』24号棟、『同』25号棟。
現在の「UR都市機構サンラフレ百合ヶ丘」11号棟と12号棟の間に設けられた芝、及び駐車場の場所に建っていた。
尚、写真に写るバス停は、今も往時の名を残す「第一団地前」。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
映像では、棟番号が唯一映し出される『百合丘第一団地』26号棟。
『喜劇 駅前団地』(1961年/東宝・東京映画)は、この現・「第2児童公園北側」交差点から駅方向を捉えたアングルで終了する。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
次に映像に映し出されるのは、「第2児童公園北側」交差点南側にあった「久保石油 百合ヶ丘給油所」。
現在は、脳神経外科のクリニックとなっている。

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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
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上2枚:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
S071015
上:2014年9月
続けて四つの店舗が映し出される。
左上より、「八百新商店」「鳥宏」「全薬堂」「小田急クリーニング」。
この後、「八百新商店」は「近藤ミシン商会」に、「小田急クリーニング」は「大谷クリーニング」へと改称されたものの、最近まで往時の佇まいを残していた。
しかし、残念ながら「全薬堂」「大谷クリーニング」は既になく、「鳥宏」もリフォームされ、往時の建物を残すのは「八百新商会」を引き継いだ「近藤ミシン商会」のみとなっている。
尚、当時の四店舗は、『百合丘第一団地』19号棟、或いは「第2児童公園北側」交差点東側に健在する個人邸宅などと共に、映画「クレージだよ奇想天外」(1966年/東宝)にも記録されており、百合丘の歴史を知る上でも大変貴重な映像と言えるだろう。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
「小田急クリーニング」の南側にあったのが、「第一白百合荘」と「第二白百合荘」。
三菱ルームエアコンの看板が設置されようとしていたのは、その擁壁部分。
現在、この場所には立派なマンションが建っている。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
上掲したT字路南側にあったのは、「すどう医院」。
現在は、「麻生キリスト教会」となっている。

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左:『好き!すき!!魔女先生』第5話より
右:2017年8月
当該シーン最後に映し出されたのは、『百合ヶ丘第二児童公園』西側入口とベンチ上の藤棚のようなもの。


(主参考文献)
『喜劇 駅前団地』(1961年/東宝・東京映画)
「クレージだよ奇想天外」(1966年/東宝)


(映画像掲載作品)
『好き!すき!!魔女先生』第5話「いじっぱりハモニカさん」(1971/10/31放送)


Phase071 End


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Phase070 【ロケ地】川崎市麻生区百合丘/百合ヶ丘第三公園

再び、百合丘を取り上げることに・・・。
前回のPhase069は、少々過多となったため、今回は、1作品1エピソードを取り上げ、コンパクトにまとめたいと思う。


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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2014年12月
『東映生田スタジオ』作品における『百合ヶ丘第三公園』使用例は、『アクマイザー3』第15話「なぜだ?! 一平がテングになった」が唯一と思われる。
掲載した映画像は、公園南側にある階段の煽りアングルで、ザビタンらが、島一平(演/千葉治郎)らの再会を見届けるシーン。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2014年12月
同シーンの俯瞰アングル。
尚、階段中央に設けられていた薄緑色の手摺りは、取材時には現存していたが、現在は残念ながら撤去されている。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2014年12月
島一平の元に駆け寄る弟の光彦(演/小塙謙士)と渚ジュン(演/早田みゆき)。
実際の映像は、階段上部からのズーム&パンで撮影されている。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2017年7月
ミニテングラーにされていた島一平(演/千葉治郎)が元の姿に戻り、光彦らとの再会を喜ぶシーン。
背後に、「百合丘ゴルフクラブ」が見える。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2014年12月
再会を喜び、一平は言う。
「よしっ、今日はおごっちゃおー!」
『百合ヶ丘第三公園』は、斜面に作られているため、段々畑のような造りになっている。
奥に見える階段を下りると、広場へと行きつく。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2014年12月
「おいっ、二人とも何やってんだ!締め切りの時間だよ、締め切りの!」
忠告にやって来たのは、一平とジュンが勤める東都タイムズ編集長・秋田源作(演/岩城和男)。
撮影は、前述階段を下りた場所となるT字路で行われている。

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左:『アクマイザー3』第15話より
右:2017年7月
三人の背後に見えるのは、かつての『百合丘第一団地』10号棟。
現在、その跡地には、「UR都市機構サンラフレ百合ヶ丘」5号棟が建っている。


今回、取り上げた『百合ヶ丘第三公園』は、Phase061でも触れた『彼女と彼』(1963年/ATG・岩波映画)でも使用されている。
但し、映像に記録されているのは、整備される前の状態で、隔世の感を禁じ得ない。
是非、ご覧頂きたいと思う。


(映画像掲載作品)
『アクマイザー3』第15話「なぜだ?! 一平がテングになった」(1976/1/13放送)


Phase070 End


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プロフィール

hide男

Author:hide男
東映生田スタジオと同作品ロケ地研究の場です。

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