Phase049 【ロケ地】川崎市麻生区細山/細山界隈PartⅤ

045001 045002
S045002
上左:『透明ドリちゃん』第1話より
上右:『透明ドリちゃん』第24話より
下:2013年12月
掲載した映画像は、『透明ドリちゃん』で、青山ミドリ(演/柿崎澄子)と虎男(演/安藤聖一)姉弟が暮らす、父・竜夫(演/佐藤充)が経営する「青山動物病院」。
ロケに使用されたのは、動物病院ならぬ、当時、細山で開業されていた「嶋田医院」。

・・・と言うわけで、今回は、『東映生田スタジオ』最後の制作作品・『透明ドリちゃん』でレギュラー使用された、今は無き「嶋田医院」とその周辺を取り上げてみたいと思う。

049023 S049022
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2017年6月
049001 S049001
左:『透明ドリちゃん』第17話より
右:2014年9月
スロープ部分に往時の名残が感じられる。
後掲する映画像でも明らかなように、当時はそこから家屋の間に立派な庭が広がっていた。
現在、その部分には新たな家屋が建てられており、また一見同じようにも見えるが、よく見ると、奥の家屋も既に改修されているのが分かる。

049002 S049002
左:『透明ドリちゃん』第1話より
右:2013年12月
『透明ドリちゃん』第1話「パパ! 私を叱って」開巻部に映し出された、「青山動物病院」東側の風景。
傾いた電信柱の奥に見える住宅が現存しているのが分かる。
約四十年前、国道124号線を挟んだ細山1丁目の緑も、今は昔・・・。

049003 S049005
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
049004 S049004
左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2014年9月
049005 S049003
左:『透明ドリちゃん』第25話より
右:2014年9月
劇中「青山動物病院」前を西側から捉えたアングル。
夏の撮影では、かなり辛いものが・・・。

049006 049007
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:『透明ドリちゃん』第17話より
049008 049009
左:『透明ドリちゃん』第20話より
右:『透明ドリちゃん』第25話より
S049008
上:2014年9月
掲載した映画像は、何れも敷地内からスロープ方面を捉えたアングル。
当時、道路を挟んだ南側にあったのは、1968年9月開業の「スーパーゆりストア読売ランド店」。
同店は既に存在せず、その跡地には、「イトーピア百合ヶ丘参番館」という立派なマンションが建っている。
尚、当時、「スーパーゆりストア読売ランド店」の南側には、個人邸宅を挟んで、「雑貨 カドヤ商店」「米山精肉店」「菓子 下平商店」「中華 㐂楽苑」と、他にも数軒の商店が並んでいた(但し、時期によって異なる)。

049020 S049018
左:『どっこい大作』第13話より
右:2016年8月
049021 S049019
左:『どっこい大作』第27話より
右:2013年12月
049022 S049021
左:『どっこい大作』第27話より
右:2013年12月
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」、及び第27話「世界一に負けぬ日本一!!」では、並びの最南端にあった「中華 㐂楽苑」の外観が使用されている。

049013 S049013
左:『透明ドリちゃん』第13話より
右:2014年9月
『透明ドリちゃん』第13話「パパと対決 ガンバス大王」で、通行中のサラリーマンを演じたのは、畠山麦。
『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャー・大岩大太役が有名だが、上掲した『どっこい大作』での白木役など、他の『東映生田スタジオ』作品でのレギュラー、及びゲスト出演も多い。
背後の擁壁に沿って左(南側)へ進むと、『細山神明社』に辿り着く。

049014 S049014
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
049015 S049015
左:『透明ドリちゃん』第4話より
右:2014年9月
「青山動物病院」前の道路、西側を捉えたアングル。
歩道が整備されたことにより、車道が当時よりも狭まっているのが分かる。

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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2014年9月
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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2014年9月
ドリちゃんのボーイフレンド・白川大介(演/安藤一人)と祖母の菊子(演/曽我町子)が暮らす家として使用された個人邸宅。
板門柱、ステップ部分に往時の名残が感じられる。

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左:『透明ドリちゃん』第5話より
右:2017年6月
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左:『透明ドリちゃん』第5話より(映①)
右:2014年9月
その西側にある擁壁沿いのアングル。
映画像①の背後にある区画は、この後、大幅に整備された模様で、往時とはかなり違った様相を呈している。

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左:『透明ドリちゃん』第2話より
右:2017年6月
区画整備以前、その一区画に建っていたのが、『ビューティーサロン なかがわ』。
『透明ドリちゃん』第2話「ふたりだけの秘密」で、ドリちゃんのクラスメイト・中川ユウイチくん(演/ 中野宣之)の実家(外観のみ)として使用された。

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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
『透明ドリちゃん』第8話「タローとジロー」で映し出されたのは、近くにある「三井細山自治会館」。

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左:『透明ドリちゃん』第8話より
右:2016年8月
上掲した「三井細山自治会館」近くの道路。
一部、擁壁が現存しているのが分かる。

049027 S049028
左:『イナズマン』第3話より
右:2016年8月
場所は、元「嶋田医院」前の坂道を西側へ上ったところ。
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」では、藤波ルミ(演/ 斉藤浩子)が坂道を駆け上がるシーンが撮影された。
実は、この具体的な場所が分からなかったのだが、尊敬する同志のお一人・モリリンさんが解明された次第。
その根拠などは、モリリンさんが開設されている『まんじフラワーショップ』(2015/1/5)に詳しいので、是非ご参照頂きたい。


(映画像掲載作品)放映順
『どっこい大作』第13話「ぶちわれラーメンドンブリ!!」(1973/4/2放送)
『どっこい大作』第27話「世界一に負けぬ日本一!!」(1973/7/16放送)
『イナズマン』第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」(1973/10/16放送)
『透明ドリちゃん』第1話「パパ! 私を叱って」(1978/1/7放送)
『透明ドリちゃん』第2話「ふたりだけの秘密」(1978/1/14放送)
『透明ドリちゃん』第4話「小さな生命(いのち)だから」(1978/1/28放送)
『透明ドリちゃん』第5話「愛されて困ります」(1978/2/4放送)
『透明ドリちゃん』第8話「タローとジロー」(1978/2/25放送)
『透明ドリちゃん』第13話「パパと対決 ガンバス大王」(1978/4/1放送)
『透明ドリちゃん』第17話「金色に光る犬」(1978/4/29放送)
『透明ドリちゃん』第20話「お母さんの不思議」(1978/5/20放送)
『透明ドリちゃん』第24話「青山家最大の難事件」(1978/6/24放送)
『透明ドリちゃん』第25話「さようなら妖精たちよ」(1978/7/1放送)


Phase049 End


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Phase048 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/多摩美界隈⑬PartⅢ

048001 S048001
左:『仮面ライダーアマゾン』第17話より
右:2015年12月
場所は、Phase046、及びPhase047で取り上げたT字路の西側。
『仮面ライダーアマゾン』第17話「富士山大爆発?東京フライパン作戦!」では、地面の温度が急上昇したことによりパニックに陥る人々の姿が描かれた。

048003 048004
S048003
上2枚:『超神ビビューン』第24話より
下:2015年5月
上掲した電信柱の脇を曲がる菅一郎(演/坂田敏彦、左)と渡部剛(演/打田康比古、右)。
『多摩美界隈』における『超神ビビューン』のロケは、とにかく走るシーンが多い。
因みに、奥に見えるのは、Phase030【多摩美界隈⑪】で取り上げた住宅である。

048002 S048002
左:『仮面ライダーアマゾン』第18話より(映①)
右:2012年11月
048005 S048004
左:『仮面ライダーアマゾン』第18話より
右:2015年12月
『仮面ライダーアマゾン』第18話「ゼロの恐怖!大地震作戦!!」で映し出された『多摩美界隈』某所。
映画像①に写る着物を着た女性が、Phase047に掲載した映画像①でも確認出来る。
共に、市井の人々がパニックに陥るシーンで、折田至監督による前後エピソードの同時撮影と思われる。

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048007 S048007
048008 S048008
左全て:『仮面ライダーアマゾン』第18話より(中左:映②)
右全て:2015年12月
おやっさん(演/小林昭二)らも、大地震に右往左往。
映画像②で、りつ子(演/松岡まり子)の背後に写る雨とい周辺が往時の名残を感じさせる。

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左2枚:『仮面ライダーアマゾン』第18話より
右2枚:2015年12月
おやっさんの背後に見えるのは、Phase046、及びPhase047で取り上げたT字路西側の擁壁。


(映画像掲載作品)放映順
『仮面ライダーアマゾン』第17話「富士山大爆発?東京フライパン作戦!」(1975/2/8放送)
『仮面ライダーアマゾン』第18話「ゼロの恐怖!大地震作戦!!」(1975/2/15放送)
『超神ビビューン』第24話「妖怪も恐がる?大魔王ガルバー出現!!」(1976/12/28放送)


Phase048 End


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Phase047 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/多摩美界隈⑬PartⅡ

(編集前記)
Phase046で取り上げた『マンションニューランド』近くにあるT字路の続きから始めたいと思う。


047003
上:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
047004
上:『仮面ライダーアマゾン』第9話より
S047001
上:2009年10月
『仮面ライダーアマゾン』第5話「地底からきた変なヤツ!!」、及び第9話「ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ!」の2エピソードで使用された、パンによるT字路西側の風景。
上部には空き地が広がっていたものの、擁壁に刳り抜かれたガレージは、当時から存在していたことが分かる。
開発・造成の段階で、このような形状で区画整備され、ガレージ付きの土地として売り出されたのだろうか。

047005 047006
S047002
上左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
上右:『仮面ライダーストロンガー』第9話より
下:2015年12月
ガレージ前には、〝おやっさん〟こと立花藤兵衛(演/小林昭二)も登場。
擁壁も含めて、往時とは形状が異なっている。

047007 047008
S047003
上左:『仮面ライダーアマゾン』第17話より(映①)
上右:『仮面ライダーストロンガー』第9話より
下:2011年2月
擁壁の形状の違いは南側を見ても明らかで、当時は、東西向き合うように階段も設置されていた。
この擁壁沿いでは、『仮面ライダーアマゾン』第17話「富士山大爆発?東京フライパン作戦!」において、地面の温度が急上昇したことにパニックに陥る人々の姿が描かれた。

047009 S047004
左:『アクマイザー3』第3話より
右:2009年10月
047010 S047005
左:『アクマイザー3』第15話より
右:2009年10月
このT字路周辺は、『アクマイザー3』でも、第3話「なぜだ?!ガブラが消えた」、及び第15話「なぜだ?!一平がテングになった」の2エピソードで使用されている。

047011 047012
左:『ロボット刑事』第14話より
右:『仮面ライダーアマゾン』第16話より
047013 047014
左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
右:『アクマイザー3』第15話より
S047006
上:2009年10月
S047007 S047008
左:2009年10月
右:2015年12月
経時的に屋根瓦の改修、ガレージの増設はあったが、T字路南側眼下に建つ住宅は、数年前まで現存していた。
2012年に取り壊され、現在は、「アザーレ多摩美」という賃貸アパートに姿を変えている。
よく見ると、掲載した『ロボット刑事』第14話の映画像で、Kの背後に写っている家屋が現存しているのが分かる(現在は、ピンク色の壁をした住宅で、Phase021の【多摩美界隈⑧】で取り上げた個人邸宅)。

047015 S047009
左:『超人バロム・1』第20話より
右:2012年4月
『超人バロム・1』第20話「魔人サソリルゲが地上を征服する!!」では、木戸家の家として使用された個人邸宅(Phase020【多摩美界隈⑤】参照)前から、T字路西側の空地に立つサソリルゲを捉えたアングルが確認出来る。
前述、T字路南側眼下に建つ住宅の解体工事中、掲載した映画像と同様の眺望を可能にした。

047016 S047010
左:『超人バロム・1』第25話より
右:2012年11月
上掲した、サソリルゲが立つ擁壁の真下辺りから東側を捉えたアングル。


(映画像掲載作品)放映順
『超人バロム・1』第20話「魔人サソリルゲが地上を征服する!!」(1972/8/13放送)
『超人バロム・1』第25話「魔人ホネゲルゲの白骨が風にうめく!」(1972/9/17放送)
『ロボット刑事』第14話「光る眼の恐怖!!」(1973/7/5放送)
『仮面ライダーアマゾン』第5話「地底からきた変なヤツ!!」(1974/11/16放送)
『仮面ライダーアマゾン』第9話「ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ!」(1974/12/14放送)
『仮面ライダーアマゾン』第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」(1975/2/1放送)
『仮面ライダーアマゾン』第17話「富士山大爆発?東京フライパン作戦!」(1975/2/8放送)
『仮面ライダーストロンガー』第9話「悪魔の音楽隊がやって来た!!」(1975/5/31放送)
『アクマイザー3』第3話「なぜだ?!ガブラが消えた」(1975/10/21放送)
『アクマイザー3』第15話「なぜだ?!一平がテングになった」(1976/1/13放送)


Phase047 End


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Phase046 【ロケ地】川崎市麻生区多摩美/多摩美界隈⑬PartⅠ

(編集前記)
今回は、久し振りに『多摩美界隈』を取り上げてみたいと思う。
場所は、名ロケ地『マンションニューランド』近く。

046004 S046012
左:『超神ビビューン』第26話より
右:2015年12月
『超神ビビューン』第26話「妖怪城に地獄が?!見たぞガルバーの正体」で映し出された、『マンションニューランド』前から続くカーブ付近。
当時とは電信柱の位置が異なっており、おそらくは住宅が建ち、そのガレージの関係と思われる。

046002 S046010
左:『超人バロム・1』第20話より
右:2010年9月
このカーブ付近では、『超人バロム・1』第20話「魔人サソリルゲが地上を征服する!!」において、サソリ人間に包囲された猛(演/飯塚仁樹)を救うべく、木戸家へと向かう健太郎(演/高野浩幸)のシーンが撮影された。
アングルは、後述するT字路から。
尚、写真に写る白壁は、眼下に位置する「妙延寺」のもの。

046003 S046011
左:『超人バロム・1』第25話より
右:2009年11月
『超人バロム・1』第25話「魔人ホネゲルゲの白骨が風にうめく!」で映し出された同路地。
アングルは、上掲した映画像と同じく、後述するT字路から。

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左:『超人バロム・1』第25話より
右:2009年11月
『超人バロム・1』第25話「魔人ホネゲルゲの白骨が風にうめく!」を皮切り(厳密には、第20話「魔人サソリルゲが地上を征服する!!」)に、『東映生田スタジオ』数作品で使用されたT字路。
中でも、モグラ獣人が出没する地点として、西側の空き地が多用された関係から、『仮面ライダーアマゾン』での印象が強い。
『超人バロム・1』第25話では、人質交換条件をバロム・1に示す骸骨の姿が描かれた。

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左:『超人バロム・1』第25話より
右:2015年12月
『超人バロム・1』第25話で、その骸骨と対峙するバロム・1。
既に改修されている西側の擁壁が、当時は大谷石で作られていたことが分かる。

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左:『ロボット刑事』第14話より
右:2015年12月
『ロボット刑事』第14話「光る眼の恐怖!!」におけるKとガンリキマンの緒戦は、このT字路で行われた。
戦闘シーンだけあって、多くのカットが多くのアングルで撮影されているが、掲載した映画像は、大木進(演/西郡英利)が、ガンリキマンの殺人光線で視覚回路を破壊されたKを心配するカット。

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上左:『ロボット刑事』第14話より(映①)
上右:『仮面ライダーアマゾン』第16話より
下:2009年10月
掲載した『ロボット刑事』第14話の映画像を見ると、T字路の西側(擁壁に囲まれた部分)が空地であったことがよく分かる。
現在、このカメラ位置にも立派な邸宅が建っており、同じアングルでの撮影は不可能。
『仮面ライダーアマゾン』第16話「ガランダーの東京日の海作戦!!」では、岡村りつ子(演/松岡まり子)がガランダーの黒ジューシャに拉致されるシーンが、ほぼ同アングルで撮影されている。

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上左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
上右:『仮面ライダーアマゾン』第9話より
下:2009年10月
当時、T字路の東側が、丘陵の空き地だったことが分かる。
前掲した『ロボット刑事』第14話、『仮面ライダーアマゾン』第16話の映画像は、この丘上から撮影されている。

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左:『仮面ライダーストロンガー』第9話より
右:2011年2月
『仮面ライダーストロンガー』第9話「悪魔の音楽隊がやって来た!!」でも、まだ空き地だった頃のT字路東側の様子が記録されている。
背後に見えるのは、『マンションニューランド』。

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S046022
上左:『ロボット刑事』第14話より
上右:『仮面ライダーアマゾン』第15話より
下:2009年11月
掲載した2枚の映画像は、『ロボット刑事』第14話で、Kと対峙するガンリキマンと、『仮面ライダーアマゾン』第15話「出たぞ!恐怖のゼロ大帝!!」で、坂道を駆け降りるマサヒコ(演/松田洋治)。
実際の撮影は、未だ空き地だったT字路西側の擁壁上から。

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左:『ロボット刑事』第14話より
右:2009年10月
アングルは、T字路の北側を捉えたもの。
西側中程に設けられたガレージは既に存在していたが、奥に見える住宅は未だ建っていなかったことが分かる。

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左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
右:2009年10月
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左:『仮面ライダーアマゾン』第16話より
右:2015年12月
前掲した第15話以外にも、『仮面ライダーアマゾン』では第5話、及び第16話の2エピソードにおいても、T字路の北側を捉えたアングルが確認出来る。

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上2枚:『ロボット刑事』第14話より
『ロボット刑事』第14話におけるKとガンリキマンとの戦闘シーンは、T字路西側の空き地でも撮影されている。
右に掲載した映画像の右上に見えるのは、『マンションニューランド』。
このアングルで捉えたものは珍しく、『東映生田スタジオ』作品ではおそらくこれが唯一と思われる。

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上左:『仮面ライダーアマゾン』第5話より
上右:『仮面ライダーアマゾン』第9話より
下左:『仮面ライダーアマゾン』第10話より
下右:『仮面ライダーアマゾン』第15話より
前述したように、このT字路西側の空き地にはモグラ獣人が度々出没した。


(映画像掲載作品)放映順
『超人バロム・1』第20話「魔人サソリルゲが地上を征服する!!」(1972/8/13放送)
『超人バロム・1』第25話「魔人ホネゲルゲの白骨が風にうめく!」(1972/9/17放送)
『ロボット刑事』第14話「光る眼の恐怖!!」(1973/7/5放送)
『仮面ライダーアマゾン』第5話「地底からきた変なヤツ!!」(1974/11/16放送)
『仮面ライダーアマゾン』第9話「ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ!」(1974/12/14放送)
『仮面ライダーアマゾン』第10話「黒ネコ獣人 保育園をねらう!!」(1974/12/21放送)
『仮面ライダーアマゾン』第15話「出たぞ!恐怖のゼロ大帝!!」(1975/1/25放送)
『仮面ライダーアマゾン』第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」(1975/2/1放送)
『仮面ライダーストロンガー』第9話「悪魔の音楽隊がやって来た!!」(1975/5/31放送)
『超神ビビューン』第26話「妖怪城に地獄が?!見たぞガルバーの正体」(1977/1/11放送)


Phase046 End


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〇ロケ地紹介などで掲載する写真の中には、経年の結果、撮影時とは更に変貌を遂げている箇所があります(参考までに撮影年月を記載します)。



当ブログは、管理人個人の趣味の範疇にあり、作品の配給元とは一切関係なく、利益を得ること、著作権を侵害する意図は一切ございません。
比較などのために引用する画像の権利は、全て原権利者に帰属します。

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Phase045 『東映生田スタジオ』⑧ 【(C)第1ステージ】PartⅡ

群馬県川場村、嬬恋、会津磐梯産の蕎麦粉を丸抜きのまま仕入れ、石臼で自家製粉、その日に使用する分だけを手打ちする。
鰹の本節、枯節に鯖節を少々加えて深みを出した出汁で作るつゆは、厳選した生醤油や約70ものミネラルを含んだ天然塩を使い、化学調味料は一切使用しない。
「せいろ」と「田舎そば」の二種が基本で、共に二八そば。
値段は、「せいろ」750円、「天せいろ」1,800円、「ランチ」1,400円~。
営業時間は以下のとおり。
11:30~14:30(LO)
17:00~20:00(LO)(後に、夜の営業は取り止め)
定休日:火曜日・水曜日


かつて、『東映生田スタジオ』の第1ステージが君臨していた場所には、現在、「手打ちそば 櫟」(以下、「櫟」)という蕎麦屋が建っている・・・が、諸般の事情により、残念ながら2011年5月を以って無期限営業休止に突入。
あれから既に六年という歳月が流れた・・・。


【(C)第1ステージ】PartⅡ


白いコテージ風の洒落た外観で、木の温もり溢れる店内は、いつも落ち着いた雰囲気が漂っていた。
そこで、店主の箕輪広実さんより伺った『東映生田スタジオ』に纏わるお話は、公に出版されている関連書籍では知る由もなかった新鮮で、貴重なものばかり。
当ブログ開設には、後に出会った多くの方々からのご助言や薦めもあったが、やはり箕輪さんとの出会いがなければ、実現していなかったばかりか、そうした多くの出会いもまたなかったかもしれない。
箕輪さん、そして「櫟」との出会いは、愚生にとってあまりにも大きかった。

ポイントを絞って振り返りたいと思う。

S046001
上:2007年12月

①「檪」が、『東映生田スタジオ』跡地に建っている
②箕輪さんが、間接的に『東映生田スタジオ』の関係者である
③蕎麦が美味しい

①について・・・
前述したように、「檪」が建っている場所(駐車スペース含む)には、かつて、『東映生田スタジオ』の第1ステージが君臨していた。
つまり、同店は、『東映生田スタジオ』第1ステージの現在の姿ということである。

②について・・・
箕輪さんとの出会いは、2005年3月まで遡る。
初めての来店であったにも関わらず、息子と愚生は、店員の方に、当時、解明出来ていなかった『仮面ライダー』のロケ地についてお尋ねしたのだが・・・、返ってきた返答は、全く見当がつかないというもの。
やがて店内の混雑が緩和された頃、厨房から明らかに店主と分かる方が出て来られ、「いやぁ、懐かしいですねぇ。ちょうど一年くらい前にも、当時のスタッフの方が、スタジオ跡地や制作に関係した場所の写真を撮りたいからと、訪ねて来られたことがあったのでが・・・。わざわざ△△県からですか?」
これが、箕輪さんとの出会いだった(因みに、愚生が神奈川県に引っ越してきたのは四年ほど前)。
屈託のない笑顔と穏やかな口調、物腰柔らかい対応と愛らしい目、瞬時に愚生ら親子はその人柄に惹かれてしまった。
この時は、他のお客さんもいらっしゃったため、それ以上のやり取りはなかったが、その年の暮れクリスマス・イヴに再び訪問。
他のお客さんが帰られるのを見計らい声を掛けてみると、なんと愚生らのことを覚えてくださったではないか!
夜の仕込みもあったであろう、にも関わらず、暫く時間を割いて、愚生らにお付き合いしてくださったのである。
『東映生田スタジオ』の前身、つまり「細山スタジオ」の創設者は、箕輪正治氏と𡈽方工作氏という地元農家のお二人で、箕輪さんは正治氏のご子息だという事実は、この時に伺った話である。
その後、神奈川県へのロケ地巡りではほぼ欠かさず訪問。
その度に、公には決して語られることのない貴重なお話を数多くご教授頂き、今でも非常にお世話になっている次第である。

③について・・・
これは、もう理屈抜きで美味しい!
中でも一押しは、「せいろ」。
仄かな香りが気持ちを落ち着かせ、茹で加減、冷水でのしめ具合も文句のつけようがない。
「コシがある蕎麦でなく、水のようにすっと入って、後でまた食べたくなるそばを目指しています」(談/箕輪氏)
蕎麦汁は、酸味、辛味、甘味が複雑に絡み合い、口に含んだ瞬間、なんとも形容し難い深い味わいが、延髄の裏側にまで広がっていく。
そして、「天せいろ」に添えられた車海老と季節の野菜数種の天ぷら。
これもまた美味しい!
その味は、マスコミで頻繁に取り上げられる天ぷら専門店も脱帽間違いなし。
主役の「せいろ」を引き立てる役柄でありながら、さり気なく、それでいてしっかりとその存在感をアピールしている。

S046002
上:2010年12月
これが、箕輪さんの魂が込められた「天せいろ」。
妥協無き渾身の作品である。

序に、デザート。
お勧めは、「蕎麦のシフォンケーキ」。
一見、地味とも思えるシフォンケーキの横に、汚れを知らない純白の生クリームが鎮座する姿が、何処か微笑ましい。
勿論、美味で、ケーキなど甘いものは滅多に口にしない愚生でさえ、この時ばかりは甘党に変身する。

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左:2007年12月
右:2010年9月
左が、「蕎麦のシフォンケーキ」。
一見、シンプルだが、香り、味と非常に気品がある。
右は、店内の様子。
写真に写るのは、物腰の柔らかさが好印象を与える、弟子のK君。
動きに一切の無駄が感じられない彼の仕事ぶりは、ついつい見惚れてしまう。


『小田急線/読売ランド前駅』からクネクネと路地裏を抜け、なだらかな坂道を歩いて行けば、その行き止まりとなる谷あいに「檪」は建っている。
店内は、いつ行っても満席。
場所柄、『よみうりランド』からの帰途に立ち寄る方、或いはハイキングの途中に立ち寄る方もいらっしゃるが、わざわざ遠方から車で来られる、上品な年配のお客さんも多い。
そして、あちらこちらから聞こえる「美味しいわねぇ~」の声。
・・・確かに美味しい。
それは間違いない。
しかし、そんな声を聞く度に、正直、何処か複雑な気持ちになってしまうのもまた事実。
温泉に秘湯があるように、我々にとって、「檪」はまさに秘店と言ったところ。
気にいっているからこそ、人には知られたくない、人間が本能として抱くジェラシーのような感覚を覚えてしまうのである。

また、麻生区や多摩区を中心としたロケ地巡りでは、「櫟」での昼食を決めて、前後のスケジュールを企てることも少なくない。
ただでさえ、『東映生田スタジオ』第1ステージが建っていた場所、そこにこの美味しい「せいろ」。
訪問しないわけがない。
在りし日の『東映生田スタジオ』を想像しながら食する「せいろ」・・・、暫し時間が経つのを忘れてしまう空間、それが「檪」である。

・・・それが「櫟」であった。

S046005 S046006
左:2007年12月
右:2011年6月
左に掲載した写真は、当時、防護壁の南に設置されていた「檪」の案内板。
「あの(無期限営業休止)後も営業時間の確認や予約の電話が後を絶たず、結局、電話番号を変えました」と、箕輪さんは苦しい胸の内を語ってくださった。
実際、約半年後となる2011年10月、店の前で話をしていた時でさえ、横浜ナンバーの車が来店。
ご夫婦で来られたその方に、閉店した旨を伝える箕輪さんの顔を私は直視することが出来なかった・・・。
右は、閉店を伝える張り紙。

S046008
上:2012年12月
「「櫟」の天せいろ、もう一回食べたいなぁ」
時折、思い出したように息子は言う。
幼少期に数回しか食べたことがないにも関わらず。
以前、この話を箕輪さんに伝えたところ、こう仰っていた。
「そう言ってくださる方が遠く△△県にいらっしゃるだけでも、十年近くやった甲斐がありました」

愚生も息子と一緒である。
もう一度、あの店で、あの「せいろ」を味わいたいと願ってやまない。
必ずや「櫟」は復活する。
K君も帰ってくる。
そう信じて疑わない。

(編集後記)
記事の一部に、敢えて過去形の表現を用いていません。
ご容赦ください。


Phase045 End


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